絶妙すぎるタイミング
先日、ドラフト1巡目で選択したTE”ダスティン・ケラー”と複数年契約を結んだニュースをお伝えしましたが、同ポジション昨シーズンの先発TE”クリス・ベイカー”がPUPリスト(Physically Unable to Perform List)に入りました。
理由は「背中に痛みがある」との事らしいですが、チームともめていた上にこのタイミングは疑惑を持たれて仕方がないでしょう。
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▼PUPリスト(Physically Unable to Perform List)とは、7月末のトレーニングキャンプ開始時にケガでプレーできない選手を入れるリストで、その分はロースター枠外とすることができます。
PUPの選手は試合にもチーム練習にも参加できま
せんが、ミーティングには参加することができます。
PUPリストのまま開幕を迎えた選手は、シーズン第6週が終わるまでロースターに戻ることができず、シーズン第6週が終わると、選手はチーム練習への
参加が可能になり、チームにはPUP選手の扱いについて3週間の猶予期間が与えられます。
その期間中に、53人ロースターに入れるか、インジャリー・リ
ザーブ(今季は出場できない)に入れるかを決めることになっています。その3週間の間は53人ロースター枠にはカウントされずにすみますが、もちろん試合
に出したければロースターに加える他ありません。
[参考:Pakers Zone]
TEを獲得し続けるJETSに対して反感を抱く”クリス・ベイカー”は、先月のミニキャンプには不服ながらも罰金があるので出席しましたが、練習中に背中をひねり一部欠席となりました。(しかし義務を放棄したとして罰金3,000ドル)
そしてPUPリスト入りとなり、チームが彼が完治したと認めるまで練習が出来ないことになります。
ベイカーがPUPリストに入っている限り、ベースサラリー(基本給)の683,000ドルを払う義務がなく、解雇してもベイカーには何も支払われません。(OH!厳しい!)
彼のエージェントはノーコメントで、契約上有利となったJETSが彼に懲罰を与えていると疑われても仕方のない状況です。
この事に関して、ベイカーは今週の木曜日にメディアにコメントを出す予定のようです。
▼その他のニュースとしてL
※NFI(Non Football Illness/Injury)リスト:
NFLと関係無い負傷等によって、試合出場が不可能な選手を登録するリストのこと)