戦者の宴 in ハワイ
昨年はプロボウルがスーパーボウルの前に開催される事になり、これには多くが関係者が失敗すると予想。
しかし、久々の内地で開催とあって、逆にチケットが売り切れるほどの大盛況でした。
[→昨年のPRO BOWL]


今年は再びハワイ開催となりましたが、時期は据え置きのスーパーボウル前となります。
加えて、昨年の会場はスーパーボウルと同会場だったので、スーパーボウル出場チームのメンツもセレモニーに訪れましたが、今年はそれもなしです。
果たして、新旧のハイブリッドバージョンとなったプロボウルは、どうなるのでしょうか?

しっかし、ベリチックのこのカッコは似合わないなぁ。

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JETSからは3人選出されておりましたが、C”ニック・マンゴールド”は先の試合でハムストリングを痛めたため、辞退。
3年連続プロボウル出場のCB”ダレル・リーヴィス”と2年連続となるT”ドブリカショー・ファーガソン”の2名がプロボウルに出場です。

ご存知のとおり、プロボウルは不要なケガをさけるため、ブリッツなしなど、D#に制限が多くあり、O#有利の内容です。
その内容は普通の試合だったら、前半で客が帰る内容でした。詳細はダイジェストでお楽しみください。

で、われ等がJETSの面々の活躍は、リーヴィスが初っ端からカーディナルスのWR”ラリー・フィッツジェラルド”を抑えるシーンがあるものの、成績は2タックル1アシストと振るわず。
まぁ別にいいんですけどね。

怨敵パッツのメリウェザーとおそろいのジャージを着て会話する絵も、プロボウルならでは。

:こちらはファーガソン。
みなさん揺るやか~な表情なのに、なにやらカタイですな。プロボウルとはいえ、前半のふがいないAFCにお怒りなのか?

:やはりファンとして嬉しいのは、ヴィックが再びこの華やかな舞台に帰ってきた事じゃないでしょうか。
日本じゃ犯罪犯したら一発でOUTなのに、刑務所帰りでも実力があれば復帰できるチャンスが与えられるアメリカの度量が深さが見えます。

イーグルスはヴィックにフランチャイズタグを貼るようなニュースも出ており、当分のイーグルスの運命は彼に託されたようです。

:疲労骨折で辞退した”トム・ブレイディ”の代役は、なんと”マット・キャッセル”
ブレイディのシーズンアウトをきっかけにブレイクし、今回もプロボウル出場をブレイディにゴチになりました。

どこに行ってもブレイディの代役がつきまとう彼の心境はいかに?

:今回のMVPはNFL最速の足を持つ、レッドスキンズCB”ディアンジェロ・ホール”です。
D#に不利なルールにも関わらず、6タックル、1INT、1ファンブルフォースと大活躍し、珍しくD#でMVPをGETです。
MVPの商品はなんとキャデラック!!

今シーズン振るわなかったレッドスキズンでしたが、最後は良かったね。

2011/01/30 @Aloha Stadium,

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
AFC 0 7 21 13   41
NFC 14 28 3 10   55
Game Stats

[引用:NFL JAPAN]

現地30日、2年ぶりのハワイ開催となったプロボウルが行われ、序盤にターンオーバー量産と守備陣の活躍で大量リードを奪ったNFCが55対41でAFC を下した。なおNFCの55得点は、2004年のNFC(55対52)に並ぶプロボウルの最多得点タイ記録。そしてMVPは、1INT、1ファンブルリカ バーTDを挙げたNFCのコーナーバック(CB)ディアンジェロ・ホールが選出された。

NFCは、第1Qにフルバック(FB)オビー・ムヘリのTDランで先制すると、さらにランニングバック(RB)エイドリアン・ピーターソンがTDランを 挙げる。そして第2QにNFCが猛攻を仕掛ける。残り約10分半にクォーターバック(QB)マット・ライアンがアトランタ・ファルコンズの同僚タイトエン ド(TE)トニー・ゴンザレスに4ヤードTDパス成功。直後のプレイでCBホールが34ヤードファンブルリカバーTDをマークすると、さらに守備陣の INT奪取もあって2TDを追加し、前半で42対7と大差をつける。

後半に入るとNFCはAFCの粘りにあい、第3Qで21点を返され28対45と詰め寄られる。しかし、NFCは第4Q残り約4分にキッカー(K)デビッ ド・エイカーズがFGを決めると、さらに残り約3分にラインバッカー(LB)ジョン・ビーソンが49ヤードINTリターンTDを挙げ再び27点差に突き放 す。そしてAFCの反撃を2TDに抑えて逃げ切った。

NFCはMVPのホールを筆頭に、守備陣が5INTを含む計6ターンオーバーを奪って勝利の原動力になった。また、攻撃陣ではQBライアンがパス118 ヤード、2TD、1INT、RBピーターソンがラン80ヤード、1TDと活躍。他に注目の先発QBマイケル・ビックはパス10回中5回成功、59ヤード だった。

AFCは、先発QBフィリップ・リバースが192ヤード、2TDを挙げるも2INTを献上。また、QBペイトン・マニングもパス5回中2回成功、12 ヤード、1INTに終わるなど、リーグ屈指の司令塔たちのINT連発が大きな誤算。獲得ヤードでは425対429と互角だったが、ターンオーバーの差が敗 因となった。