BECK

なんくるないっさ~

みんな練習してるかな!?2週間で結婚式の余興で弾き語りをやったった講座の第3回です。

※過去の講座
・第1回
・第2回

そろそろギターにも慣れたと思うので、今回は人によっては最大の難関である歌について語りたいと思います。

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3-1:要は最後の殺し方

みなさんは自分の歌を録音して聞いた事はあるでしょうか?私はこの2週間の訓練にあたり、自分の歌を始めて録音しましたが、ヒドイのなんのって。

普通に歌うと歌詞のフレーズの最後で音を伸ばすところで、棒読みみたいな感じになるので、感情が無いというかヘタに聞こえるのです。
オードリー若林の歌がまさにそんな感じですね。

 

そこで私は昔、テレビで つんく が「最後にワウワウ言うとったらええねん!」って言っていたのを思い出しました。

そう、フレーズの最後にワウワウ言って声を震わせながら伸ばせば、格段に上手いように聞こえます。これは俗に言う「ビブラート」と言われるテクニックです。

良く分からない人は高い声で「アー」と伸ばした後に、低い声で「アー」と伸ばしてみます。この高音と低音の切り替える間隔を徐々に短くしていくと、最後には高速になり「ワウワウワウワウ」となります。
はい。これがビブラートです。

 あとは、ビブラート以外にも息をフェードアウトして殺すなど、とにかくワンフレーズの最後の殺し方が上手くなれば、歌は上手いように聞こえます。

 

3-2:鍛えるのも必要

歌は体を楽器とするので鍛えた方が自力は伸び、歌も格段に上手くなります。
なので5Kmぐらいランニングして心肺能力を鍛えましょ。
Σ(・ω・ノ)ノ!

 よくランニングの呼吸において「2回吸って2回吐く」というのがありますが、今回は「2回鼻から軽く吸って、1回を腹の底から長く吐く」というのにしましょう。
「スッ、スッ、ハァ~~」って感じで、吐く時は脱力して、もう走りながらリラックス。

自力をつけると同時に、腹から息を吐く練習になります。

 

3-3:カラオケに頼るのもアリ

カラオケが上手い人=歌が上手い とは限りませんが、音程とリズムを取る練習になります。

関ジャニの仕分け番組で出てくるバーで音程が見えるカラオケが役に立ちました。課題曲「スタンド・バイ・ミー」 のどこで音が高いか、低いかを目で見える事は重要です。
(ちなみにスタンド・バイ・ミーは高得点を取りやすいようで、自信にもつながります)

しかし!!練習のためとは言え、私は1年に1回行くか行かないかのカラオケBOXに一人で行くのが今回、一番の試練でした。

平気な人もいると思いますが、私には非常に抵抗があり、何か恥ずかしい。。しかし、これほど練習に適した環境は他に無いでしょう。

一応、ギターを持って行き「俺、楽器やってて練習のためなんだぜぇ」と無言のアピールでしのぎました。
(楽器を持ち込むのが禁止のカラオケもあるらしいので、そこは注意)

 

 3-4:複数パターンのスタンド・バイ・ミーを聞け

歌は原曲に合わせて歌うのが普通ですが、このスタンド・バイ・ミーの”ベン・E・キング”のように深みがある歌い方は当然ムリです。

加えて、原曲にはギターのみならず様々な楽器で演奏されるので、ギターだけの場合がどうなるかイメージが非常につかみにくいのです。

なので、Youtubeでいろんな人が スタンド・バイ・ミー の弾き語り動画をUPしているので、それらをいっぱい見て自分が一番やりやすいものをベースにしましょう。
・弾き語りアレンジ
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=3IHj8_tIVhE[/youtube]
・原曲
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=hwZNL7QVJjE[/youtube]
このように弾き語りになると、原曲のイメージから離れている事を知って、原曲に近づけなければならないという意識をなくしましょう。
最終的に自分だけのバージョンを作るのです。

 

 3-5:個人的な見解

まぁ、いろいろ書いておりますが、私は歌は上手くありません。
しかし、自分の声を録音して練習し、過去のものと今のものを比べると、やはり上手くなってる事を実感します。

決してプロと比較してはなりません。自分の過去と比較して少しでも上手くなっていると思ったら、それが明日につながります。

あと、口の中の動きは説明するのが難しいですが、先ほどのビブラートの練習で分かるとおり、声を作るのは口の中の丁度中間あたり。
そこで、開いても閉じても無いニュートラルなスキマから発する感じです。

 

さて、次回は最大の難関、歌とギターを同時にやる方法です。
お楽しみに。

※※歌詞は以下のサイトで見れます。
リンク:Stand by me