ディフェンス

OLB#98″クイントン・コプルス”がマジックのようにGの内側からすり抜け、RBをそのまま捕らえてロスさせる妙技を見せます。

昨シーズンの新人王DE#91″シェルドン・リチャードソン”も、真正面からポケットを粉砕しイーライを攻め立て、好きに仕事をさせませんでした。

イーライは根性で第2Qの終了直前にTDドライブを完成させますが、それまではDLに追いかけまわされグダグダで、JETS D#が圧倒する展開。

DBでは、初っ端からイーライのロングパスをFS#39″アントニオ・アレン”が叩き落し期待させるも、後にタックルの際に、味方とヘルメット同士が激突して脳震とうを起こし 、下がります。
わざわざSからCBにコンバートした選手まで負傷するとは本当に呪われてるかのようです。

 

しかしながら、代わりにCBに入ったCB#30″ダリン・ウォールズ”がヘマはありましたが イーライのパスをINTしかけるなどいい動きを見せておりました。

逆側のCBが”LeQuan Lewis”という選手らしく、2012シーズンにカウボーイズとタンパでちょっと試合に出ただけの経験値。
いつのまにか8月12日にJETSと契約したらしく、こやつが前半終了直前にイーライのTDパスを許しました。

サックはDE#96″モハメド・ウィルカーソン”とDE#58″ジェイソン・バビン”の2回。

S#25″カルビン・プライアー”は先週ほど積極的にブリッツをしかける事は無かったのですが、4タックル1アシストと活躍。これはOLB#98″クイントン・コプルス”と並びチームトップです。

 

1stチームは良いパフォーマンスを見せたものの、今日は2ndチームがジャイアンツQB”ライアン・ナッシブ”のロングパス攻撃を止めれず、彼に3TDパスを許してます。
JETSの心配よりも、イーライ降格の危機を心配しました。

あとジャイアンツといえば、ルーキー(おそらくドラフト外)のWR”Corey Washington”がプレシーズンゲーム全てでTDパスをレシーブし、注目を集めております。

 

スペシャルチーム

今宵もビッグリターンが出ないどころか、パントをマフる始末。
かつてのJETSはSTも得点が期待できただけに、この現状は歯がゆいですね。

 

総評

先週とは逆で、今回は試合には負けたものの、1stチームの前半はNYGを圧倒。ジーノのパス精度UPとRBの活躍により、やっと普通のチーム以上の攻撃力を手に入れた感があります。

ジーノと同じスタイルのパイセンであるヴィックの加入が、ジーノの成長を急激に後押ししている事は言うまでもありません。

最近のニュースでは、一時はあれほど先発を奪う事に必至になっていたヴィックが最近は現状に満足している感じのようで、おとなしいらしいです。

とは言っても、そこらの並みのバックアップとは経験も実力も違いますので、もしもジーノが負傷した際にもO#力を維持できるのは強み。
3番手マット・シムズも この試合でTDパスを決める安定力があり、昨年までの不安しかないQB陣が見違えるようです。

 

逆にCBが、コンバートしたFS#39″アントニオ・アレン”まで脳震とうを起こして絶滅。ミリナーが帰ってきても層の薄さがヤバイです。
開幕までにCB#30″ダリン・ウォールズ”と#38″LeQuan Lewis”の急成長を祈るのみです。

 

しっかし、イーライがひどい。スクランブルの最中のボールセキュリティーが甘すぎて、HOFの時みたいにちょっと接触したらボールを落とします。
初期型のヒヨっ子イーライが帰ってきたようで、彼の選手生命があとどのくらいか気になるところです。

 

さて、次回はプレシーズン最終戦でイーグルスが相手。
2ndチーム以下がロースター生き残りをかけて、最後のアピールを行います。

そしてサンチェス vs JETS 、ヴィック vs イーグルス という異色の対決も予定。
果たして、元エースQB同士が互いに古巣相手に存在感を示せるのか、楽しみな一戦となりました。

 

:おまけ:プレシーズンで潰しあう同居人の図。
サンチェスのJETSでのキャリアもここで終わりました。

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