Finary, The Super Bowl has come back to The L.A

NFL2021-2022シーズンもいよいよ最後の試合、スーパーボウルの時間がやってまいりました。

31年ぶりのプレーオフ勝利を飾り、33年ぶりにスーパーボウルの舞台に立ったシンシナティ・ベンガルズを、2年連続でホーム開催となるロサンゼルス・ラムズがSofiスタジアムで迎え撃ちます。
(しかしこの試合、ベンガルズがホーム扱い)

 

寅年の勢いでベンガルズが勝つのか?

それともホームかつ縁起のいい白ジャージの恩恵を預かってラムズが勝つのか?

これまた面白い試合になりました!

If you smell what The Super bowl is cookin’!

(スーパーボウルの妙技を味わえ!)
[※ザ・ロックの決め台詞です]

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試合の前に

私は前回の観戦会参加者に呼びかけて実験的に、ツィッターでスペース観戦会。

しかしながら、今回はNHK BSでの放送が無いので、安定して一番早いCSを基準とすると視聴環境がそろわない問題には頭を悩ませました。

かつ、参加予定者がスペースの発言者への昇格が出来ないなど、問題がいろいろ発生。(鍵アカは発言出来ない??)

来シーズンこそNHKの放送が復活し、スポーツバーで観戦会ができることを祈ります。

オープニング

元WWE王者「ザ・ロック」であり現ハリウッドのNo1スターであること「ドゥエイン・ジョンソン」がフィールドに登場!

以前のスーパーボウルにVTRでは登場しましたが、今回はハリウッドのおひざ元ロサンゼルスということで、スタジアムに姿を見せました。

[リンク:Youtube]

WWEでおなじみだった「ファイナリ~」から始まる演説に観客も大興奮で、スタジアムは大盛り上がり。

私がWWE(当時WWF)にドはまりしたきっかけでもあり、彼を見たさに一人で遠い横浜アリーナまで行って、その日のうちに夜行列車で帰ったという思い出もあります。

そして今、スーパーボウルのフィールドに現れてロック様流のマイクパフォーマンスを見せる姿には感慨深いものがありました。

第1Q

コイントスで勝ったベンガルズがディフェンスを選択し、ラムズのオフェンスから開始。

ベンガルズD#はその自信どおり、DT”トレイ・ヘンドリクソン”がラムズQB”マシュー・スタフォード”にサックを喰らわせ、パントに抑える。

 

ベンガルズのファーストドライブも4thDownとなるが、大胆にも敵陣49ydにて4th-Down – 1ydのギャンブルを敢行!

しかし!鉄板と思われたWR”ジャマール・チェイス”へのショートパスは、CB”ジェイレン・ラムジー”に阻止されてギャンブル失敗。ラムズに良フィールドポジションからのO#を与える最悪の結果に。

ベンガルズHC”ザック・テイラー”の「若さゆえに過ち」だが、ラムジーのカバーは想像以上の脅威であることを見せる。

 

ターンオーバーからのチャンスに先制したいラムズ。

レシーブ3冠王WR”クーパー・カップ”のラン・アフター・キャッチでFGレンジに切り込み、最後はWR”オデル・ベッカムJr”へのTDパスがさく裂!!

[リンク:Youtube]

天才ながらも問題児として扱われ、シーズン途中にブラウンズからラムズに移籍するやTDレシーブを量産。

この大舞台でも、魅せてくれます!

ラムズ 7-0 ベンガルズ

ベンガルズは痛い失点をするも、まだ第1Q。早くモメンタムを引き戻さねばならないが、3凡でパント。

 

しかし、ベンガルズは次のオフェンスで、RB”ジョー・ミクソン”のランに加えて、WR”ジャマール・チェイス”がラムジーのカバーを振り切って46ydのパスで一気にレッドゾーンへ切り込む!

 

このチャンスは残念ながら、ラムジーにTDレシーブを阻まれて、とりあえずFGで3点返す。

ラムズ 7-3 ベンガルズ

第2Q

ラムズO#は、WR”オデル・ベッカムJr”のロングパスで敵陣に切り込み、さらにRB”ダレル・ヘンダーソン”へのパスでレッドゾーンへ侵入。

 

ここで、エンドゾーンで空いているWR”クーパー・カップ”へのTDパスがさく裂!

 

エクスポイントは、ホールドミスでボールを蹴れず、2ポイント狙いに切り替えるも失敗。

コレが俗にいう「ロモる」です。(TωT)

ラムズ 13-3 ベンガルズ

 

後半に強いベンガルズとはいえ、ラムズがテンポよくTDを決めた展開は非常にマズい。

ランと短いパスを使い分けてコツコツとオフェンスのリズムを作りつつ「虎の紅茶」ことWR”ティー・ヒギンズ”へのパスでレッドゾーン入り。

 

ここで繰り出したベンガルズのトリックプレーは、RB”ジョー・ミクソン”のパス!これをWR”ティー・ヒギンズ”がレシーブし、TD!

[リンク:Youtube]

これが切り札の使い方よ!

ラムズ 13-10 ベンガルズ

 

前半終了まで約4分。少しでも引き離して前半を終えたいラムズに大アクシデント発生。

WR”オデル・ベッカムJr”がレシーブの際に誰にも接触していないに関わらず倒れこんで落球!

 

足を踏み込んださいの突きどころが悪くACLを負傷。

ベッカムはブラウンズ時代にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂した事があり、今回の負傷は古傷の影響によるものとみられています。

結果、この負傷によりベッカムはOUTとなり、その後フィールドに戻らず。

 

頼れるターゲットであるベッカムを失ったラムズO#への影響は大きく、スタフォードはこのドライブで投げあぐねた際にイチかバチかのようなロングパスをエンドゾーンに投じるも、DB”ジェシー・ベイツ”のインターセプトでターンオーバー。

θ_(゜∀゜ )≡ モヒョヒョヒョ ヽ(A`)ノ≡ コラァァ!! カエセヨー!!

 

タッチバックに喜ぶベンガルズD#陣・・・・

一人だけパーカーがいるぞ!?
!∑(゜ Д゜)

彼の名前はCB”バーノン・ハーグリーブス”。右足負傷のため、今日はインアクティブなのだ!

スーパーボウルとはいえ、これが許されることはなくアンスポーツマンライク・コンダクトの反則を取られて自陣20ydからのO#が自陣10ydからの開始へ罰退。

フィールドに出たい気持ちはよく分るよ~。でもチームに迷惑かけちゃイカンだろ!

 

この後はパントの蹴りあいでラムズがリードしたまま前半を終了するも、モメンタムはベンガルズに傾く。

後半ベンガルズが牙をむくのか!?あな恐ろしや。

前半終了

ラムズ 13-10 ベンガルズ

ハーフタイムショー

[リンク:Youtube]

出演:ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、メアリー・J.ブライジ、ケンドリック・ラマー、エミネム

※サプライズ・ゲスト:50セントとアンダーソン・パーク

 

まさにラッパーアベンジャーズ!
(ぶっちゃけ私はエミネムと、WWEで試合もしたスヌープ・ドッグしか知りません・・)

 

かつてのPVと同様に逆さづりで登場し沸かせた、サプライズゲストの”50セント”。

齢50歳オーバーで逆さづり!大丈夫か!?

 

“エミネム”がサプライズゲストのバンド”アンダーソン・パーク”と、映画「8マイル」でヒットした「Lose Yourself」を披露!

私は8マイルが好きな私は「待ってました」と思いつつも、「いきなり、コレってことはエミネムって一発屋?」「マイクから口離れたけど、声出てない?」などヨコシマな感情をもつ。

さらに白人ながら長時間の片膝つきポーズには、かつて人種差別運動のために国家斉唱で片膝をついてリーグから干された”コリン・キャパニック”の姿を彷彿とさせました。
(このポーズの真意は不明)

[次のページに続く]