ディフェンス

スタートでロジャースのファンブルをカバーし、計4サックと好調。ロジャースも投げあぐねるシーンが多々あり、O#陣の活躍も手伝って最大18点差というアドバンテージ。

これは勝てると思いましたが、結局パス編重のGBのO#に敗れ去りました。

 

足を引っ張ったのが、復活した昨年ドラ1のCB#27″ディー・ミリナー”。

カバーがまともに出来ない上にWR#87″ジョーディー・ネルソン”のダブルムーブについていけず一発TDを許しました。

このシーンではFS#25″カルヴィン・プライアー”も抜かれてしまい、去年と今年のドラ1がまとめて始末されてしまうという、なんとも情けない事になりました。

そのWR#87″ジョーディー・ネルソン”のスタッツはレシーブ9回209yd獲得1TDと大爆発。予想どうり相手のエースWRとの競り合いに負けるDBの弱さを突かれた結果となりました。

 

あと残念すぎたもう1つのシーンが、ILB#52″デビッド・ハリス”がINTを奪いターンオーバーかと思いきや、プレーが始まるまでD#が一人フィールドが出れず、イリーガル・サブスティテューションの反則で無効になったシーン。
これが成立していれば、重要なO#を止めた上に確実にFGは取れていただけに悔やまれます。

 

大量リードをありながら、FGで少しずつ差を詰めて、最後には逆転したGB。
余裕の大量リードだったはずが、差を詰められるたびにD#陣もフラストレーションが溜まり、OLB#96″モハメド・ウィルカーソン”が相手のヘルメットを殴って反則を取られた後にヘラヘラ笑っているという自暴自棄となっているシーンもありました。

守備の乱れは心の乱れと申しますが、まさにその通りです。

 

スペシャルチーム

とにかくリターナーがマフる!マフった2回とも自らカバーしたからいいものの、一つ間違えば事故でした。
STチームコーチが変わって、STが精彩を欠いております。

しかしフォーク様のFGは相変わらず好調。52ydFGも問題なく決めております。

 

総評

大量リードに喜びながらも実は私は嫌な予感はしていました。

JETSが格上に勝利する時は、リードされながらも喰らいついて最後に逆転するパターンがほとんどでしたから、こんな展開は初体験に近いです。

慣れない大量リードに、選手もファンも浮き足だったんじゃないでしょうか。

 

今回もジーノは良いパフォーマンスを見せました。パスは的確で、カットされたパスはGBのD#陣がターゲットにギリギリ追いついて叩き落としたもの。
スクランブルもゾーンブリッツに空いた穴にすかさず飛び込んで1stDownを更新するなど、とにかく落ち着きがあり、回りが見えています。

それだけにデッカーが下がった後は、他のレシーバーがカバーを外せずターゲット不足に苦しみました。

 

TDが自爆タイムアウトで無効になるという、「がっかり・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされる級のがっかりを見せて負けましたが、相手はプレーオフの常連のパッカーズです。
もともと黒星に計算の試合なのに、パッカーズを窮地に追い込んで勝利を掴みかけた事をポジティブに考えて、今後の展開を期待しましょう。

それにしても、ランボーフィールドには魔物がいますわ。。

 

geno2014wk02-rs

:本日のジーノのスタッツは、パス16/32回、176yd獲得、1TD,1INT。

ランは7回26yd、1TD。

前半は良かったのですが、後半はGBのD#に阻まれました。しかしながら、あるニュースサイトでは評価はAがつくほど賞賛されてます

取り消しになったTDがもし成立していたならば、ジーノ伝説に新たな1ページが書き込まれたはずだっただけに、非常に残念です。