※趣味のコーナーです

ヤングジャンプで連載中のマンガ「ジャンケットバンク」

過去にも紹介しておりますが、内容は毎回変態的なギャンブルを行い、場合によっては絶命するハードなマンガなのです。

次に来るマンガ ジャンケットバンク
久しぶりのマンガ話 こんにち渡辺謙、放談の時間です。 以前から、梅雨の時期はNFLのニュースが乏しいので「梅雨はマンガだ」という記事を書いていたのですが、久しぶりにやります。今

 

私は毎回新しいギャンブルが開始されるたびにルールを熟読して展開を予想するのですが、いまだに結末を的中させた事はありません。

この推理小説のようなマンガ、そろそろ私の予想を的中させないと気が済まないので、新ゲームが開始された今週、備忘録にルールを記録しておくことにしました。

 

単行本はこちら↓

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ライフ・イズ・オークショニア とは?

やはり著作権があるので、画像は作者「田中一行」氏のツィートだけを掲載。

あとは、私が画像を自作して説明します。

登場キャラ

今回の特徴は主役「真経津 晨(まふつ しん)」と、準主役の「御手洗 暉(みたらい あきら)」の二人は不在ww。

かつて真経津に倒された「獅子神 敬一(ししがみ けいいち)」「村雨 礼二(むらさめ れいじ)」が初のタッグを組んで、同じくタッグの敵と戦う異例のケースです。

ゲームの目的

ゲームの目的位は「ライフダイヤ」と呼ばれるハートの形をした宝石を競り落とし、集める事になります。

2組のタッグであるプレイヤーは麻雀のように卓を囲み、それぞれに「競売札」という1~4の数字が書かれた手持ちパネルが配られます。
※後にこの数字を「入札額」「チップ」と言った呼び方をします。

図にするとこんな感じです。赤と青が各タッグ、水色の数字の書いた丸が各人が持つ競売札です。

 

ゲームの流れ

1:プレイヤーは「親」を決めた左回りに手持ちの札を1枚ずつ伏せて出します。

2:全員が出したところで札をオープンにして結果発表。

3:もっとも大きな数字を出したプレイヤーが勝利者。しかし、二人以上数字が重複した場合は無効となり、それを除外した中で最大の数字を出したプレイヤーの勝利になります。
つまり、4・4・3・1 と出たら「3」が勝利者。

4:この手順を「1ラウンド」とし、使用した札を廃棄して次のラウンドへ進みます。

5:勝利したプレイヤーには電流(オークションなので金の代わりに命が対価)が流れます。
数字が大きければ電流が強くなります。
工エエェェ(´゜д゜`)ェェエエ工

 

6:どちらかが2勝するか手札が尽きるまでを「1セット」とし、「1セット」が変わるたびに手札と勝利数はリセット。

7:同チーム(タッグ)が1セット中に2勝すれば「ライフダイヤ」を1つ獲得します。

8:ダイヤを3つ集めたチームが最終的にゲームの勝利者(勝利タッグ)となります。

 

9:最後に補足。

勝利した時に流れる電流は勝利するたびに、その数値を加算。勝てば勝つほど、電流が強くなり累計が「16」を超えると絶命もありえるとのこと。
(つ∀`*)アイタ~!

 

簡単に図にすると、こうなります。

 

これを頭に入れて、勝ち筋を考えるのが私の毎回の仕事です。

追記:2022/9/15発売:ヤングジャンプNo.42号にルールの備考

ルール説明の回の次週にもルールに関しての補足がありましたので、追記いたします。

1:オークションで支払った入札額「1」につき1枚のチップとして記録。
会場に設置された各自4人の名前が書かれたチューブ=「デッドラインチューブ」に消えることなく蓄積し続ける。
→前回の説明であった電流の強さの蓄積が分かりやすく常に表示されるものです。

2:このゲームでの反則行為は「暴力」「通信機器」。そして5分以上選択に時間をかける「遅延」。

3:電流によって気を失えば失格は免れない。

4:支払額(=入札額、及び、チップ)が「15」までは激痛を味わえど意識を失うことは稀、しかし「16」を超えたならば意識が戻る事自体を祈らねばならない。
→「16」があくまでもデッドラインという位置づけの念押し。電流の耐性に個人差は無いと考えた方が良いですね。

 

※「総評」の最後に、ゲーム1ラウンド目の展開も追記します。

総評

今回のルールは、これまでのゲームと比較して運の要素が少ない読みあいが中心になります。

かつ、「ジャックポットジニー」「ブルーテンパランス」のような、裏がありそうな(実際ある)大掛かりな装置もなく、電流を流す以外なら家庭でも出来ちゃうシンプルさです。

 

タッグ同士、意思の疎通ができるという前提で推理します。

まず考えられるのが、「タッグを組んでいる仲間どうしで同じ数字を出す事はない」ということです。
つまり、3人が同じ数字を出すことにはならないので「1」の札で勝利することは無いと予想できます。

となると、タッグが勝つために手札を出す組み合わせは「2、3」「2、4」「3、4」の3パターン。
最強となる4を含むパターンを出すとなると、4が重複した場合に次に強いのは3。

 

つまり「3、4」を出し続けるのがシンプルに必勝法なのですが、ここで引っかかるのが、ジャンケットバンク特有の「絶命」ルート。

一人が4ばかり出して勝利すると4回勝利で16に到達し絶命。
タッグのどちらか一方が死んだらゲームを続行できなくなり負けと思えるので、「4」だけを使って勝利できる回数はタッグで計6回が最高になります。

そう、6回の勝利とは勝利条件である「ライフダイヤ」3つ獲得に値するわけです。

ここがポイントですね!!

 

しかし、ここで複雑にするのが、1ラウンドで使える競売札は1回のみというルール。
使用した手札は破棄なので、互いに「4、3」を2回ぶつけ合うと次は「1、2」をぶつけ合ってドロー。むむむ・・・

 

・・・・やっぱり、今回もどうすれば勝てるのか皆目見当もつかん・・
あとは、来週以降のヤンジャンを待つのみ!!
(´・ω・`)

追記:2022/9/15発売:ヤングジャンプNo.42号の1ラウンド目の展開

「総評」はあくまで最初のルール回を読んだ時点での感想です。予想するための1R目の展開をちょっとだけ追記します。
読みたくない人は、以下を読まないでください。

 

 

 

村雨は着席する前に「私が合図するまで、何があっても競り勝ちに行け」と獅子神に指示します。
ただ理由は教えません。教えると村雨の戦略がパーになるらしいのです。

 

備考ルール上、「通信機器の使用は反則」なので、この時点で「総評」に記載した「互いの意思が疎通できる」とした前提は無くなります。

かつ、1ラウンドは獅子神が指示通り「4」を出すも、他の3人は予想外の「1」を出し、最初の電流を獅子神が喰らいます。

敵の二人が「1」を出した理由は、「強さも長さも分からぬ電流を全力で受けるなんて愚行」と言っている事から、まず電流に関する調査を行ったと思われます。

最後に獅子神の味方であるはずの村雨までも「ご苦労、有益なデータが取れた」と言う始末。

果たして村雨の真意は如何に?

 

 

→私の予測は初っ端から大外れ。ただの机上のゲームで考えたら「電流の調査」を行うなんて予想できないワケです。
これがジャンケットバンクからの学び。ルールブックだけで穴を見つけようとしたらダメなのですよ。

考えを練り直して、勝ち筋の予想を再チャレンジいたします。

 

※このゲームに関する記事はこれで終わりです。毎週展開を書くわけではありません。
ネタバレサイトでは無いのであしからず。