久しぶりのマンガ話

こんにち渡辺謙、放談の時間です。

以前から、梅雨の時期はNFLのニュースが乏しいので「梅雨はマンガだ」という記事を書いていたのですが、久しぶりにやります。今回のオススメは1本のみです。

※過去の「梅雨はマンガだ」は以下のリンクから見てください。

https://jets94.com/?s=%E6%A2%85%E9%9B%A8

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前説

私は小学生高学年から大学卒業ぐらいまで、兄弟で「ジャンプ」「ヤンジャン」「マガジン」「ヤンマガ」「サンデー」を毎週買いそろえていた、今思えばマンガバカでした。

バキやハガレン、BECK、ベルセルクなど他紙の奴は単行本をジャケ買いして気に入ればその後も買っていくというスタイルでしたね。

なので、少し古い少年・青年マンガに関しては、そこらの人より詳しいかと思います。なのでマンガへの選球眼は大谷翔平級であります。

 

さすがに大人になったら買うのは止めて、今は話題のやつをマンガアプリでちょこちょこ見るだけ。最近は「ザ・ファブル」がダントツに面白いです。

しかし、今回紹介するのはコレだ!

ジャンケットバンク(田中一行・ヤングジャンプ連載中)

次に来るマンガ ジャンケットバンク

 

作者の「田中一行」さんは、無料で読めるマンガアプリで「エンバンメイズ」という、ダーツだけを題材に無茶苦茶なデスゲームをするマンガではまり、名前を覚えました。

その田中一行が、かつての愛読書「ヤングジャンプ」に降臨したのだから、黙っちゃいられない。

タイトルは「ジャンケットバンク」!

内容は少々エンバンメイズと被る一見ありがちなデスゲーム系っぽいのだが、トリックや選ぶワード、表現方法が奥深い。

あえてここでは内容を伏せます。買って読むんだ!
Σ(・ω・ノ)ノ!

 

ヤンジャンと言えば「押忍!空手部」をやっていたころから読んでいたものの、「のぞみウィッチズ」「孔雀王」「タフ」~などなど毎週見たいマンガが次々に終わり「GANTZ」や「嘘喰い」もついていけなくなって、初期の「キングダム」にハマらず購読を止めました。

最近は「キングダム」と「ゴールデンカムイ」の2大看板ですが、昔に比べたら戦力不足は否めない。

なので私は「田中一行がヤンジャンをテコいれしてくれるハズ!!」「第2のライアーゲームだ!」「ドラマ化、いや、アニメ化かな?映画化まで行くかな!?」と信じていたが、、、

ヤンジャンでの掲載順は低くなるばかり・・・
!∑(゜ Д゜)

 

え、つまらない?いやいや、私は面白いって!エンバンメイズ時代から毎回トリックを見破るのに必死になっても1回も解けずに、回答編では納得しかない!

なのになぜ「次にくるマンガ大賞」とかにノミネートすらされない!!大きな組織を敵に回しているのか・・・

 

と、モンモンしているとフォローしている作者のツィッターに以下のような内容が・・

読者から作者へのツィート

ヤンジャンアプリでは人気沸騰していますが、雑誌を買ってアンケートを送った方が連載のためになるのでは、という意見も出ていて、その辺はどうですか? ずっと連載が続いてほしいです…!!

これに対する作者の回答

「お心遣いありがとうございます!
アンケートはもちろん嬉しいですが単行本の売上が一番の基準となります!
電子版では好調ですが紙の本の売れ行きがまだまだなのでこれからより頑張っていきたいです」

 

あああ・・私と同じ掲載順を気にしている人がいる!!

 

このツィートで知った事は、雑誌のアンケートよりも単行本の売り上げが人気の一番の基準になるということ。

私は最近、マンガはアプリにて無料で読んでばかりで、単行本を買うのはブックオフのゴルゴ13のみでした。

 

ジェッツは私が応援してもどうにもならなかったが(今シーズンは違うよ!)、田中一行さんの応援はできる余地があると思い、さっそく会社帰りに単行本を既刊まとめて買いました。

(でも1巻だけ売ってなかったのよ・・)

 

ストーリーのトリックやオチは知っているマンガの単行本を買う事は「推しのお布施」と思っていましたが、読み返すとまた面白い。

やはりハマるというのは、ストーリーは当然としてよりワードのセンスや構図などすべてが自分に合う、まさに文字どおり「ハマる」なんですね。

何より久々に新品のマンガの単行本を買うという行為が自分の中では、1週回って新鮮でした。かつて、マンガを買いあさってた頃が蘇ります。

 

ということで、内容を全く知らない人は単行本1巻から頭を使いながらじっくり読んで欲しいジャンケットバンク。解決編の前に逆転勝利するトリックが分かったら、相当のキレものです。

おまけ:エンバンメイズとは?

話の中で出てきたエンバンメイズにも触れておきます。

簡単に言うとダーツのマンガなのですが、そんなにスポーティーなものではありません。

主人公と対戦相手、全員ダーツの矢を100%ど真ん中に刺すことが出来るほどの腕なのです!!
!∑(゜ Д゜)

えええ。。。。、マンガが成り立たないやん!と思いきや、そこで特殊ルールが発動しデスゲームに発展。

毎回、特殊ルールの前に主人公は敗北寸前かと思いきや、ルールどうりなんだけどアホには見抜けないルールの盲点から大逆転勝利する爽快ギャンブルマンガです。

この辺がジャンケットバンクに共通するところですね。

特にケーキカットする回のやつは、もう。。。おっとこれ以上は語れないな。。

 

梅雨の時期は終わりそうですが、まだまだ不安定な天気とコロナ禍は続くので、時間のある方は購入して見てみてくださいな。