本当にSB制覇しました?

いよいよ、ジェッツの開幕戦。相手は苦手のボルティモア・レイブンズです。

ジェッツのQBは、プレシーズンに負傷した”ザック・ウィルソン”は大事をとって、元レイブンズでスーパーボウルを制した”ジョー・フラッコ”が先発します。

フラッコは果たして大事な開幕戦を古巣相手に健闘できるのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

レイブンズ

3

7

14

0

24

ジェッツ

0

3

0

6

9

オフェンス

QB”ジョー・フラッコ”のスタッツは、パス37/59回307yd、1TD、1INT。

300yd以上も獲得しているのですが59回も投げており、それが得点に結びつかず。
3rdDownコンバージョンがわずか14%。20yd 以上のパスは1本のみ。つまり決定力がありません。

プレッシャーがかかると弱く、逃げながら投げると 力が入っていない手投げみたいになり、パスがショートするシーンが目立ちました。

 

以下のINTのシーンは酷すぎます。

パスはそこそこ通るのですが精度が悪く、2ポゼッション差をキャッチアップできる雰囲気は全く無かったです。

 

OL陣はLT”メカイ・ベクトン”がプレシーズンで負傷し、その穴を埋めるためにとったLT”ドゥエイン・ブラウン”が欠場のため、先発は構想と異なる以下のユニットになりました。

 

LT”ジョージ・ファイト”
LG”ランケン・トムリンソン”
C”コナー・マクガバン”
RG”アライジャ・ベラタッカー”
RT”マックス・ミッチェル”(ドラ4ルーキー)

 

先発の構想になかったRT”マックス・ミッチェル”は左右どちらもこなせるTなのですが、今回はここが穴になりました。押され気味の中でも右が弱かった印象です。

レイブンズのDE“カライス・キャンベル”とLB”ジャスティン・ヒューストン”に1サックずつもらってます。

 

しかし、フラッコのパスの悪かろうが300ydを稼いだのはレシーバー陣のおかげでしょう。
エースWR”コーリー・デービス”は最初ドロップしたものの、6レシーブ77yd獲得。

ドラ1WR”ギャレット・ウィルソン”は4レシーブ52yd獲得でしたが、ラン・アフター・キャッチからD#を3人かわし、さらにファンブルをカバーするなどドラ1の頭角を見せました。

 

TE陣は”C.J・ウゾマ”が先発しましたが、レシーブなし。
むしろ”タイラー・コンクリン”が7回ターゲットとなりTDレシーブを決めています。
どうしたウゾマ!?

 

RB陣は”マイケル・カーター”がラン10回60yd、平均6ydと健闘。1発目のランが抜けた時は勝利を感じたんですけどねぇ。
ドラ2RB”ブリース・ホール”はラン6回23ydと映えず。

 

一方、レイブンズはセインツから大型契約で獲得したS”マーカス・ウィリアムス”が10タックル2アシスト、1INTと期待通りの活躍でした。
こういう補強がうらやましいです。

ディフェンス

点差よりも健闘したD#陣。
レイブンズ得意のランオフェンスをほぼ無力化し、予想以上に動きは良かったです。

ただQB”ラマー・ジャクソン”にやられた3本のTDパスすべては、最低でも17yd超のロング。   
以下のTDパスのシーンは、DE”カール・ローソン”がサックできていたと思うんですけどねぇ。

 

トドメの55ydのロングパスTDは圧巻。ジェッツのカバーが乱れているスキを突かれた感じです。

S”ラマーカス・ジョイナー”とS”ジョーダン・ホワイトヘッド”の対応力の悪さが出ています。
これがもしS”マーカス・メイ”ならば1本は止めていたでしょう。

 

しかしながら24点取られたものの、今日のジェッツはD#は評価できます。
LB陣はランに対応。新加入のCB” D.J・リード”はインターセプトを記録。

ドラ1に関しては、CB”ソース・ガードナー”のパスカットに加えて、LB”ジャーメイン・ジョンソンⅡ”は0.5サックを記録。

正直、援護射撃しないオフェンスが敗因でしょう。ディフェンスは次につながるプレーを見せてくれたと思います。

スペシャルチーム

K”グレッグ・ズーライン”が酷いのなんのって。FGミスに加えてエクストラポイントも外すクソ具合。
だから私はK”エディ・ピネイロ”を推したのです。
それが特に理由がないままにピネイロをカットしてズーラインを正キッカーにした理由が分かりません。
今から交代しても遅くない!取り替えて欲しい!!

P”ブランデン・マン”もサイドラインに切れるクソパントを見せて、どいつもこいつも気合がたりません。

総評

レイブンズのラマー・ジャクソンは勝利したものの試合中はご機嫌ナナメ。
今年が5年目で開幕前に契約延長の交渉をしていたのですが、契約延長は無かった影響でしょう。

 

最新のニュースでは、レイブンズの先発CB”カイル・フラー”とLT”ジャウエン・ジェームス”がこの試合の負傷によりシーズンエンドしたと報じられております。
勝利の代償はかなり大きなものとなりました。

 

ジェッツに関しては、敗因と言えるQB”ジョー・フラッコ”を2戦目も先発させるかが気になるところです。このオフェンスなら3rdQBの”マイク・ホワイト”を先発させた方が勝機があるかもしれません。

負けはしたものの、ドラ1の3人のパフォーマンスが良く、攻守ともに悪くはない内容だと思います。
(今まで最悪なものを見過ぎてるせいかもしれませんが)

それだけに、今回の点がとれない負け方は はがゆいですね。

 

まだ2022年シーズンは始まったばかり、次戦こそ勝つ!勝たねばならんのです!!