そこに~JETSは~いません~♪

まだレビュー記事を書く前ですが、ご存知のとおりJETSはイルカさんに負けました。

いや、本当の事をいうとAFC東共通の敵であるパッツを倒す希望をイルカさんにのせて、わざと負けたのです。

あそこまでランばっかりコールしてプレーを絞って、さらにフォーク様が わざと2本もFG外してあげたのに、接戦になるとはイルカさんには先が思いやられますよ。

最後のINTも、八百長に見えないようにINTの名手ジーノにロングを投げさせたのです。
騙されたでしょ?

 

さて、2014シーズンも残すは4試合。つまり最終クォーターに突入です。そこでWeek13終了時点での状況を確認しておきましょう。

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AFC

この時点で10勝チームがいないうえに、あのブロンコスすらチャージャーズに1勝差で背後に迫られる大混戦となっております。

そして、なんとイルカさんがJETSに勝利した事で第6シードに入りました。

ワイルドカードのタイブレークルールのその1に「直接対決の勝敗」があり、イルカさんはチーフスに負けているのですが、3チーム以上で直接対決を比較する場合,比較するすべてのチームに勝ち越しているか,負け越しているチームが1つでも存在する場合のみなので、6チームも7勝で並ぶとこのルールは適応されません。

となると、次の比較は「AFC内での勝率」となるので、AFC内での勝率が高いイルカさんがチーフスを抜いて第6シードに上がったわけです。

とは、言っても今後は同地区での対戦、つまり同カンファレンス(AFC)内の対戦が多くなるので、次の週にはどうなるか分からない、まさに薄氷の第6シードです。
(スティーラーズがAFC6勝なのに下にいる詳細ははっきりしませんが、おそらくドルフィンズを抜いた状態で比較したらこうなった?)

 

しかし、イルカさんにはまだ地区優勝という道もあります。
まずパッツが残り4戦で2敗以上する、かつ、イルカさんがこの後 全勝すればWeek15でパッツと直接対戦するので、パッツをスイープして上に立てるのです。

JETSもイルカさんのお手伝いを再びするためにパッツをWeek16で倒しましょう。

それにしてもビルズが、ここまでプレーオフ争い残るとは、何年ぶりの事なんでしょう。さらにブラウンズも。今シーズンのプレーオフはかなり変わった顔ぶれになるかもしれません。

 

NFC

こちらも10勝オーバーで独走するチームがいない大混戦。

カーディナルスが好調を維持して第1シードをGETするかと思いきや、QB”カーソン・パーマー”など負傷者が相次ぎ、停滞している間にパッカーズとイーグルスに勝率で追いつかれました。

さらに同地区シーホークスがすぐ後ろまで来ており、スーパーボウルのジンクスを破るNFL初のSBホーム開催どころか、このまま停滞すればプレーオフすら落とします。

 

さらに注目すべきが、またも出るか「負け越しプレーオフ」です。

知らない人に説明すると、2010シーズンはNFC西が最弱すぎて、シーホークスは7勝9敗と負け越しているのに、地区優勝してプレーオフに進出するNFL初の珍現象が発生しました。

これには10勝したのにプレーオフに出場できないジャイアンツやバッカニアーズは怒り、リーグの問題となったのですが、その後も改変はありませんでした。

 

そして今シーズンは、NFC南の首位ファルコンズが5勝7敗で負け越しているにも関わらず地区首位なのです。

たしかに8つのディビジョンで地区優勝がプレーオフに進出するシステムなのですが、ヨソの地区が高い勝率でプレーオフ争いをしてるさなか、負け越しでプレーオフに出場するというのは、最強を決める決勝トーナメントにふさわしくないです。

まぁ、運も実力の内ですし、このシステムだから面白いんですけどね。

 

ここから前例がないぐらい、めまぐるしく順位が変化し、毎週ファンが一喜一憂する事になる面白い展開が待っています。

この祭にJETSが参加していないのが残念なのですが、それはそれ。NFLファンとして今後の展開を楽しみに見守っていきたいと思います。