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パスがヘタなら投げねばいい

ドルフィンズとの今シーズン初対戦は注目のマンデーナイト。JETSは既にシーズンエンドですが、ドルフィンズはここで勝たなくてば熾烈なプレーオフ戦線に生き残れません。

しかし、JETSとて何もせずにやられるワケにはいきません。JETSの先発に”ジーノ・スミス”が復帰した因縁のライバル対決の行方はいかに?

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スコア&ダイジェスト

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ドルフィンズドルフィンズ (7-5-0) 0 3 3 10   16
ジェッツジェッツ (2-10-0) 7 3 3 0   13

 

オフェンス

JETSは徹底したグラウンドアタックを敢行!というより、もうパスが下手なQB#07″ジーノ・スミス”に投げさせるなという感じで、とにかく走りまくる。

RB#33″クリス・アイヴォリー”で中央突破を図り、WR#16″パーシー・ハービン”やWR#11″ジェレミー・カーリー”のリバースを織り交ぜて外側を突破。

RB#21″クリス・ジョンソン”の変態ランがようやく爆発。すさまじいチェンジ・オブ・ペースで47ydのビッグゲインを見せて、トータル105ydを稼ぐ。

シーズン序盤では毎試合でビッグプレーを見せていたWR#17″グレッグ・サラス”も久々に活躍し、キャリア4年で初のTDを記録。

WR#87″エリック・デッカー”は、、またも痛い落球2本。。サラスのTDの時にナイスブロックを見せるも、またもエースとしては物足りない成績でした。

 

ひたすらランO#を敢行するも、ドルフィンズは前半は対応できず。
前試合のブロンコス戦のトラウマなのか、カバー2で後方の警戒を怠らないし、前に出るのも遅い。おかげでJETSは前半だけでラン210ydを稼ぎました。

しかし、さすがに後半にはドルフィンズも対応。カバー1で前方にD#を詰め寄らせラン封じに出ます。それもあり後半のランは67ydと減退。

 

こういう展開こそ、パスを織り交ぜれば効果があるのですが、なんせQBは”ジーノ・スミス”。オーバースローするし、スクリーンパスすらまともに投げれない。

ジーノでは3rd-longを更新できずに攻めきれないシーンも目立ち、こちらが主導権を握っているのに、結局TDは1本だけでした。

試合終盤にFGで逆転され、3点差を追う最後は2ミニッツのドライブに、ジーノはロングパスをムリ投げしてINTを献上し試合終了。やはりジーノはジーノでした。

 

サンチェス全盛期の頃は、ランで相手を釘付けにしておいたところで、必殺のブーツレッグからのロングパスで一気にTDを奪う戦法が効果がありました。矛盾しているようですが結局、グラウンドアタックをウリにするなら、QBは体力温存しておき、ここぞで通せるポケットパサーが必要なのです。

 

イーグルスでのサンチェスのパフォーマンスを見ましたが、JETS全盛期の時を超えており、やはり優秀なレシーバーとシステムを揃えると結果を出せるQBであるということを証明しております。

 彼はやはり出来る子です。