ラフィン・ザ・パサー被害者の会

ジェッツは絶好調の4連勝。そして、怨敵ペイトリオッツとの試合を迎えました。

ペイトリオッツは前試合のベアーズ戦でQB”マック・ジョーンズ”が復帰するも、低パフォーマンスにより早々に降板させて結果は敗北。

この試合もQB”マック・ジョーンズ”が先発であり、パフォーマンスが気になるところです。

勝機は大いにあった試合でしたが、思わぬ罠がジェッツを待ち受けていました。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ペイトリオッツ

3

3

13

3

22

ジェッツ

3

7

0

7

17

オフェンス

火の付きの悪いオフェンスが珍しく、序盤からロングパスを成功。

ロールアウトWR”ギャレット・ウィルソン”へのロングを成功し、FGで先制。

 

さらにWR”ギャレット・ウィルソン”のジェットモーションでロングゲインし、TE”タイラー・コンクリン”へのTDパスでペイトリオッツを引き離します。

4連勝中でしたがQB”ザック・ウィルソン”のTDパスは3試合ぶりになります。

 

最近はターンオーバーしない事で定評があった”ザック・ウィルソン”でしたが、後半はペイトリオッツにリードされると弱点が露呈します。

ウィルソンは昨シーズン終盤から投げれない時は無理投げをせず、投げ捨てていたおかげでターンオーバーが減りましたが、終盤にリードされてキャッチアップしなければならない状況、つまりに安易にオフェンスを捨てられない状況になると弱いです。

 

このパスは酷い。捨てたいけど捨てれない中途半端な気持ちがパスに出てる気がします。

 

さらに酷いのが第3Qに投げ捨てるハズのパスをインターセプトされるミス。
きっちり投げ捨てないと、このような事もあります。

 

 

第2QにはLB”マット・ジュドン”のパスラッシュに慌て投げて、インターセプト。

 

S”デビン・マッコーティー”に2INTを献上するという失態。
一体、いつまでやるんだよ~、早く引退しろよ~。

 

ウィルソンは久々にインターセプトを連発してスタッツは、パス20/41回355yd獲得、2TD、3INTと爆死。

しかし、この試合の敗因は別にあります。それはディフェンスコーナーにて解説。

 

しかし、なぜランをコールせず、ウィルソンにパスを多く投げさせたのかが謎です。

ランで大きなゲインは無かったですがロスする事も無かったので、ランを多くコールしてウィルソンへのプレッシャーをけん制すればいいと思ったのですが、一辺倒なパスばかりだった印象です。

加えて、後半のコールに工夫が見られず雑だった感がありました。

 

WR陣はWR”ギャレット・ウィルソン”とTE”タイラー・コンクリン”に加えて、なんとWR”デンゼル・ミムズ”が63ydのロングゲインを見せて2レシーブ76yd獲得の活躍。

逆にWR”イライジャ・ムーア”はターゲット1回の0レシーブと、トレード要請問題から吹っ切れていない状況です。

 

OLは弱体化が進み、さらにLB”マット・ジュドン”の脅威にさらされながらも良く頑張ったと思います。

ディフェンス

パッカーズ戦のように初っ端からDLがペイトリオッツOLを圧倒したので、勝利の可能性を見ました。

結果、QB”マック・ジョーンズ” (以下、マクジョ)に33回プレッシャーを与え6サックと爆発です。

 

しかし、何度止めても3rdDownでファーストダウンを更新される昨シーズンと同じ弱さを見せます。

 

意外に苦戦を強いられたのが2021年ドラ4のRB”ラモンドレ・スティーブンソン”の存在。

ここぞというところでパワーランで強行突破され、ファーストダウンを奪われました。ペイトリオッツって、毎度のことながらRBの新陳代謝が上手いです。

 

それでもマクジョは決定力を欠いてTDは1回のみ。残りの得点は5回もFGを蹴っており、勝利したものの多くの課題を残しています。

 

それよりもジェッツ最大の敗因はクソ審判!!!

以下の動画をご覧ください。(クリックするとJETS狂のYoutubeに移動)

 

前半終了まで30秒切ったところ、CB”マイケル・カーターⅡ”のPICK6で一気に点差を広げました。

しかし、DE” ジョン・フランクリン-マイヤーズ”がラフィン・ザ・パサーの反則を取られてPICK6が無くなり、さらに15ydの罰退でペイトリオッツはFGで3点を追加して、前半を終えました。

 

これのどこが反則よ!!?
ヽ(`Д´)ノ

そもそもマイヤーズが内に入ってきたからマクジョはパスを急いで投げて、インターセプトが発生したワケでしょ!?

 

もしPICK6が成立していれば7点追加に加えて、ペイトリオッツは残り時間が無い上に後半はオフェンスからなので、この後は攻めずにニーダウンしてFGも無かったと考えると、実質ジェッツは10点も損したわけです。

 

さらにムカつくのが、後半のオフェンスでペイトリオッツに謎のホールディングの反則が発生します。

これは誤審の罪滅ぼしにしか見えませんでした。

そんなしょーもない反則でチャラにされるなら、10点を返せバカ野郎!!
(TωT)

 

私ですらこの誤審に第4Qの終盤まで気持ちが引っ張られ「アレが無かったら今頃リードしてる・・」と常に考えてしまう状況になったので、当人である選手たちの精神状態はもっと酷かったでしょう。

試合後にPICK6を無効にされたCB”マイケル・カーターⅡ”も動画で不満を訴えていました。

 

以前にこのブログで「やりすぎ ラフィン・ザ・パサー」と称して、最近のラフィン・ザ・パサーによる酷い判定をお伝えしました。

これではタッチフットになってしまう こんにチキンジョージ、放談の時間です。 今シーズン、SNSで話題になっているのが過度なラフィン・ザ・パサーの判定。 その問題を取り上げたい

 

この度は私も「ラフィン・ザ・パサー被害者の会」に入りました。もう大口の会員です。

我らはNFLという巨大政府を相手に「ラフィン・ザ・パサー教団」と戦わねばなりません!

ノー、モアー、誤審!!
ヽ(`Д´)ノ

スペシャルチーム

ジェッツのK”グレッグ・ズーライン”が1本外したのに対して、元ジェッツで現ペイトリオッツのフォーク様は5本のFGを全て決めて勝利に貢献する、相変わらずの神ぶりです。

フォーク様がジェッツを出てかなりの年月が経ちますが、未だにフォーク様には足を向けて寝れません。

すばらしいFG、眼福でございます!
(おい、敵だぞ)

総評

肝心の試合で敗北し連勝は4でストップ。

ザック・ウィルソンの未熟さが出たものの、やはりラフィン・ザ・パサーが試合を決めた感があります。

繰り返しになりますが、未だに「アレが無ければ~」となるぐらいのトラウマなのです。

 

久しぶりにキャプテン翼の名言「審判をふくろだたきにしてやるタイ」を思い出しましたよ。

 

さて、次の相手は不幸な事に首位ビルズ。

今週は古豪パッカーズに快勝。それなのにビルズファンは「攻守がグダグダ」とか試合内容にダメ出しするレベルですから、対戦相手はたまったもんじゃない。

今のジェッツですら勝てる要素がありません。

 

しかし、このような状況で勝利してこそプレーオフが見えるというものです。

たのむから、この試合のトラウマを払拭するぐらいの勝利を見せてくれ!

追記

最初の投稿で書き忘れてましたが、この試合でペイトリオッツHC”ビル・ベリチック”の勝利数が325となり、ジョージ・ハラスを抜いて歴代2位となりました。

 

ジェッツ戦で記録達成されるとは、屈辱。だから、この試合は何としても勝ちたかったのに・・

ベリチックは審判に何かしたのかな?

 

それはさておき、1位はドルフィンズでNFL唯一のパーフェクトシーズン(全勝優勝)を達成した”ドン・シュラ”の347勝。

ベリチックは前人未到の記録に手が届くところまで来てしまいました。

ちなみにベリチックはパーフェクトシーズン達成まであと1勝のスーパーボウルで、ジャイアンツに敗北して達成できませんでした。
(ざまぁw)