こんなん、もうサックできひんやん!

こんにちいかわ。放談の時間です。

以前に「やりすぎラフィン・ザ・パサー」と記事をお送りしました

これではタッチフットになってしまう こんにチキンジョージ、放談の時間です。 今シーズン、SNSで話題になっているのが過度なラフィン・ザ・パサーの判定。 その問題を取り上げたい

 

この記事の内容を簡単に説明しますと、今シーズンの「ラフィン・ザ・パサー」の判定が厳しいを通り越しておかしいというものです。

そしてWeek14で究極のケースが起こりましたのでお伝えします。

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おさらい、ラフィング・ザ・パサー(Roughing the passer)とは?

前回もお伝えしましたが、もう一度ラフィン・ザ・パサーとは何なのかおさらいしましょう。

「ラフィン・ザ・パサー」の基本的な定義とは、

「明らかにボールを投げた直後のパサーにタックルする反則。

パスを投げた直後はタックルやブロックに対応できないため、パサーを保護する目的でこの反則がある。」

・・ということですが、実態はD#がQBがパスを投げる前にタックルに行った勢いでQBが投げた後にヒットして この反則を取られる不可抗力な事象を何度も見ている、未だ審判の主観にゆだねられる微妙な反則です。

これが反則なのか!?

事件は2022年シーズンWeek14:ドルフィンズvsチャージャーズで起こりました。

まずはドルフィンズの”ジェイレン・フィリップス”がチャージャーズQB”ジャスティン・ハーバート”に対してサックしたシーンをご覧ください。

 

文句の無い素晴らしいサックですが、なんとこれが「ラフィン・ザ・パサー」の反則を取られたのです。

この試合は日テレG+(ジータス)で中継しており、超ベテラン解説者の村田さんが反則を取られた瞬間に「え~~、これはありえない!」と感情を出して何度も言うぐらい、有識者からしてもありえない誤審なのです。

 

現地の記事を確認してみましたが、ペナルティの理由は「サックした後にハーバートに体重をかけた」とのことらしいのですが、むしろフィリップスは両手で体を支えて体重をかけないようにしているように見えます。

NBCのアナリストらも「これはありえない」というコメントを出しています。

 

QBを負傷から保護するためのルールなのですが試合を左右するほどの罰退なので、サッカーW杯のオフサイドのように、明確な定義とAIによるレビューなど判定に進化が必要と思える一件でした。

 

ちなみに、この試合より前に行われたジェッツvsビルズにて、QB”マイク・ホワイト”が強烈なヒットを喰らった時に私は「誤審こい!」とラフィン・ザ・パサーを期待しましたが、これはちゃんと反則を取ってくれませんでした。

世の中、上手くいきません・・
(´д`lll)