今更のニュースですが気になったので

ロジャースが来たらモックドラフトが一変するので、未だにモックドラフトを見ていないまま、とうとうドラフトまでほぼ1週間となりました。

 

むむむ・・・、モック確認はまだ粘るとして、今回は他のブログなどを見ていて気になっていたイーグルスQB”ジェイレン・ハーツ”の過去最高額の契約に関して記録しておきたいと思った次第です。

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イーグルスQB”ジェイレン・ハーツ”(Jalen Hurts)、5年255Mで契約延長。

現地時間2023年4月17日にイーグルスQB”ジェイレン・ハーツ”が5年255M(179.3M保障[全額保証110M])という、NFL史上最高額の年俸での契約更新を行いました。

イーグルス初のノートレード条項も含み、さらに15Mのインセンティブ(成果報酬)によって、2028年までに274.4MまでUPする可能性もあるとの事です。

 

単純に年棒計算だと1年51M。これはアーロン・ロジャースの年50.3Mを超えてNFL史上最高の年俸額になります。

分かりやすく現在の最高年棒をランキングにすると以下になります。

 

・1. ジェイレン・ハーツ(イーグルス): $51M

・2. アーロン・ロジャース(パッカーズ):$50.2M

・3. ラッセル・ウィルソン(ブロンコス):$49M

・4. カイラー・マレー(カーディナルス):$46.1M

・5. デショーン・ワトソン(ブラウンズ):$46M

・6. パトリック・マホームズ(チーフス):$45M

・7. ジョシュ・アレン(ビルズ):$43M

 

マホームズの10年450Mという超大型契約も年割するとお得に見えます。何より結果を出してます。

パトリック・マホームズ
これは凄いぞ 昨シーズンのスーパーボウルMVP、チーフスのQB”パトリック・マホームズ”の契約延長が報じられました。 この内容が、トンデモナイことになっております。

 

 

それに引き換え、「そんな価値がある?」とツッコミたくなる人がチラホラ見えますね。

ちなみにハーツの51Mを現在の日本円のレート(1ドル134.62円)に換算すると・・

約68億6600万円
Σ(・ω・ノ)ノ!

 

エグイ。税金も相当エグい事になるでしょう。

 

しかし、確実にもらえる「保障額」に関しては1位でなく、最高額は”デショーン・ワトソン”の5年230M全額保証がぶっちぎりで1位です。

狂気のトレード 昨シーズンはプレーしていない”デショーン・ワトソン”。 今オフは獲得先が大きな話題になりましたが、とうとう決まりました! しかし、これでいいのか!?

 

かつ、保障額は179.3Mでワトソンに次いで2位なのですが、サイン時に確約される「全額保証」としては110M。

これは、ラッセル・ウィルソンに抜かれて3位なのです。

 

手抜きですみませんが、画像ではこのようになります。

 

 

ワトソンの契約、改めて見てもなんておバカなのでしょう。

ついでに言うと“カイラー・マレー”も全く実績に伴っておりません。契約なので仕方なし。
!∑(゜ Д゜)

 

「あれ?マホームズがいない」

と思った方も多いでしょう。マホームズはなんと12位!

当時は破格に見えても長期契約しておけば、どんどん高騰する契約額と比較するとお安くなるわけですね。

 

 

ここでさらなる疑問が発生。

ハーツの「保障額」が179Mで「全額保証」が110M。発生する「69M」の差額って何?

 

実は保証にもいろいろ種類がありまして、ハーツの場合は255Mのうち全額保証の110Mはいつカットされようが、最終的には手元に確実に入るお金。

179Mの保証とは「guaranteed for injury」という保証内容で、「ケガを理由でカットになった場合も全額もらえる保証」になります。

 

この保障契約に関して他にGuaranteed for SkillGuaranteed for Capの3種類があり、ハーツはケガでカットされた場合でも179Mはもらえるものの、パフォーマンスの低下やキャップの都合でカットされた場合は残りの「69M」分はもらえない可能性があるわけです。

 

繰り返しになりますが、ワトソンの「230M全額保証」というのは、ワトソンがケガしようがパフォーマンスが低下しようが、チームがキャップに困ろうがカットしても最終的に230Mは確実にもらえるヤバい契約だと、改めに実感できるわけです。

 

 

あと、ハーツが年51Mもかかるならイーグルスのその他の補強が弱体化するかと思ったらそうでもないようです。

おなじみアダム・シェフターさんによると、2026年までの4シーズンのサラリーキャップは以下のようになるとのこと。

 

 

え?

いやいや、これ5年目はどうなるの!?とツッコミたくなるような内容。

とにかくイーグルスは早い段階でスーパーボウルを制覇しないと、どんどん苦しくなっていくので、今シーズンこそ獲らねばなりません。

イーグルスファンは時限爆弾を背負った心境でしょう。

(まぁジェッツファンも不透明かつ来るか来ないか分からない爆弾しょってますけどね)

今回、参考なった日本語サイト:

note:「サラリーキャップは無意味」が現実になる?〜NFLの契約での「フル保証額」 〜【NFLサラリー談義#1】

鷲の巣さん:懸案の解決