これは痛快

今週から全チームのプレシーズンがスタート。

ジェッツはHOFで先に1試合していますが、この試合から本格的にチームの調整を図る事になります。

 

果たしてジェッツの命運を左右するQB”アーロン・ロジャース”やその他主力の出場はあるのか?

そして、対戦相手パンサーズのドラフト全体1位QB”ブライス・ヤング”の実力はいかに!?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

3

10

0

14

27

パンサーズ

0

0

0

0

0

オフェンス

QB”アーロン・ロジャース”は今回も欠場。

サイドラインでヘッドセットをつけて、HOFと同様に時折プレーコールを行っている模様でした。

加えてWR”ギャレット・ウィルソン”、WR”ランドール・コブ”、 WR”メコール・ハードマン”、RB”ブリース・ホール”など主力はほぼ欠場のオフェンスとなりました。

 

先発QBは”ザック・ウィルソン”が任され前半を担当。後半はQB”ティム・ボイル”が最後まで投げ切りました。

 

両QBともレーティングが100を超えTDドライブを演出しましたが、基本的にランとショートパス、スクリーンで刻むプレーがほとんどで際立ったプレーはありません。

ウィルソンにはもうちょっと元ドラ1らしい、目の覚めるようなパスを見せて欲しい所でした。

 

ボイルはPICK6未遂があったものの、最後のTDパスが冷静に決めれたところは高得点。

 

HOFと比較して今試合で成長した感があります。

 

 

今回オフェンスが好調だった理由はOLの力。

ブリッツを誰も拾わないシーンや、パンサーズLB”アマーレ・バルノ”に対してダブルチームで当たったのにサックされる失態は多少あったものの、基本的にはパンサーズのパスラッシュをよせつけない堅牢さと強力なランブロックを見せました。

 

C”コナー・マガバン”が2シリーズプレーした後、ドラ2C”ジョー・ティップマン”に交代。ランブロックやスクリーンに大きく貢献し、先発の座を掴みにかかっています。

 

元ドラ1”メカイ・ベクトン”は第2  Qから第3Qまでプレーし、先発復帰への足掛かりを得た感じです。

 

 

WRは先発に”アレン・ラザード”と”コーリー・デイビス”が出場するもレシーブなし。

WRよりTEやRBばかりレシーブしていた印象です。

 

 

ランではドラ5RB”イスラエル・アバニカンダ”が終盤に走りまくって12キャリー56yd(平均4.7)を記録。

TDランは惜しくも1yd届きませんでしたが、インパクトを与えました。

 

予想外にもドラフト外RB”トラビス・ダイ”が57ydを走り活躍。

RB”マイケル・カーター”、もしかしたらカットされるやも。。

 

終盤にパンサーズD#が疲れたのか、4Qにランでガンガン進んで2TDを奪い、一気に突き放しまし勝利しました。

ディフェンス

良すぎたのが、まさかの完封をしたD#。

パンサーズの先発QBはドラフト全体1位”ブライス・ヤング”

それに対してジェッツのD#陣の欠場がCB”ソース・ガードナー”、CB”D.J・リード”、LB”C.J・モズリー”、LB”クインシー・ウィリアムズ”。

加えて、DL”クイネン・ウィリアムズ”、DL”ジョン・フランクリン=マイヤーズ”、DL”カール・ローソン”、DL”アル・ウッズ”など、CB、LB、DLの先発全員が欠場。
!∑(゜ Д゜)

 

しかし、予想外にもパンサーズOLをものともしないパスラッシュで圧倒しました。

 

 

DL“ブライス・ハフ”や””クイントン・ジェファーソン”に加えて、昨年の忘れられたドラ1LB”ジャーメイン・ジョンソン”が躍動しています。

 

ヤングは第2途中で下がり、QB”マット・コラル”が後を引き継ぐも、厳しいパスラッシュは終盤まで続きます。

 

ドラ1EDGE”ウィル・マクドナルド”は、プレシャーでコントロールを狂わせ、さらに1サックを記録。

ドラ1としてインパクトを残しました。

 

 

さらに契約したばかりのDT”ブルース・ヘクター”がファンブルフォース&リカバリの大活躍。

 

チームトータル5サックと爆発し、結果パンサーズを無得点におさえて完封勝ちです。
( ゚∀゚)o彡゜

 

主力とFAで昨シーズンまでDLを支えていたベテラン達が抜けたにも関わらず、この展開は予想外過ぎました。

これにさらに強力な先発のDL陣とCB陣が加わった日には、ターンオーバー祭りとなるでしょう!

スペシャルチーム

K”グレッグ・ズーライン”がFG2本を決めて問題なし。

P”トーマス・モーステッド”も問題なし。

リターンはドラフト外WR”ザビエル・ギプソン”(XAVIER GIPSON)が良いリターンを見せて、ロースター争いに爪痕を残しました。

総評

主力抜きで完封勝利。NFLで「完封」という言葉はかなり大きな意味を持ちます。

特に不安材料であったパスラッシュでパンサーズを抑え込むとは、予想外の大収穫です。

 

これが今までのシーズンなら「あとはQBがなぁぁ・・」と考えてしまうのですが、なんせ今シーズンはロジャース様が加わるので一定の安定感は期待できます。

もはや念願のプレーオフは行ってしまいそうな気がします。

 

次戦の相手は憎っくきムッツリHCの”トッド・ボウルズ”が率いるバッカニアーズ。

プレシーズンとはいえ、ボコボコにしてボウルズに少しでも借りを返しておきましょう。