今から始めればオリンピック代表?
以前から噂はありましたが、2028年開催のロス五輪の正式種目に、我らが愛するアメリカンフットボールから派生した「フラッグフットボール」が追加されました。
フラッグフットボールの2028年ロス五輪採用を祝うアメリカンフットボール界
プロボウルでも披露されましたが、ルールを予習しておきましょう。
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プロボウルでも行われたフラッグフットボール
まず、前シーズンのプロボウルの記事を振り返りましょう。
上記の記事のとおり前回のNFLオールスター戦である「プロボウル」は、これまでと全く異なるミニゲーム&フラッグフットボールで戦う内容であったことは記憶に新しいです。
フラッグフットボール名シーンの数々をもう一度。
Minkah showing off that athleticism on the flag grab at the Pro Bowl #Steelers #NFL pic.twitter.com/AM9zRdo11l
— Steelers Depot 7⃣ (@Steelersdepot) February 5, 2023
It’s a @vikings show in Las Vegas 😤@kirkcousins8 | @jjettas2
📺: #ProBowlGames on ESPN/ABC
📱: Stream on NFL+ pic.twitter.com/20d7wffmbd— NFL (@NFL) February 5, 2023
Derek Carr to Ja’Marr Chase for six!
: #ProBowlGames on ESPN/ABC
: Stream on NFL+ pic.twitter.com/aIQBC3tbYS— NFL (@NFL) February 5, 2023
このようにフラッグフットボールとはいえNFLトップクラスの超人がやるとエグい事になります。
フラッグフットボールのルールとは?
アメフトからの派生なので基本的なルールは同じで、タックルする代わりに腰につけたフラッグを獲るとプレーが止まる。
・・ということは、だいたいのNFLファンは知っています。
しかし、それ以上のルールに関して調べると記載しているサイトによって詳細が無かったり微妙に異なっていたりします。
そこで国際ルールのPDFを発見したので、これの気になる所をだけを説明したいと思います。
https://japanflag.org/match/japan/wp-content/themes/flagfootball/file/japan_01.pdf
人数
各チームのロースターには15名が登録され、うち5名がフィールドに出ます。
つまりフィールド上では 5vs5で、残り10名が交代選手です。
試合時間
前半20分、後半20分の計40分です。
間に2分のハーフタイムを挟みます。
フィールド
プレーするフィールドは縦50yd、横25ydになります。
NFLと比較すると縦が丁度半分。横はNFLが53 1/3ヤード(48.8m)なので、半分以下となります。
かつ、エンドゾーン手前5ydは「ノーランニングゾーン」なるものがあり、文字通りオフェンス側はランプレーができません。
エンドゾーンへゴリ押しのTDができないわけです。これも危険を避けるためのルールです。
そしてフィールドゴールはありません!ゴールポストも当然ありません。
ちなみにボールを意図的に蹴ると、5yd罰退の反則です。
得点
タッチダウンは6点。これは同じです。
しかし、タッチダウン後のトライフォーポイントのルールが違います。
トライフォーポイントは2ポイントコンバージョン同様に通常のオフェンスを行いますが、5ydから開始だと1点。10ydから開始だと2点になります。
セーフティー(自殺点)も存在し、これもNFLと同じ2点です。
攻守交替
これはNFLとほぼ同じで4回の攻撃で10yd進めばファーストダウンなのですが、パントという概念がありません。
攻守交替すると自陣5ydからのオフェンスになります。
ただインターセプトは別で、リターンからフラッグを取られた地点から攻守交替になります。
当然エンドゾーンに走りこめばリターンTD、いわゆるPICK6もあります。
ちなみにファンブルロストもありません。ボールを落とした時点でフラッグを取られた時と同じ扱いです。
総評
・・まぁ、これだけ分かっていればNFLファンは十分では無いでしょうか。
先ほど紹介したPDF資料を基に説明しましたが、実際と違っていたらすみません。
その他、細かい点はPDFを見てもらうという事で。
オリンピックの競技としてフットボールが扱われることで、本家アメフトやNFLの認知度が進むことに大きな期待があります。
そして我々の悲願である、ラグビーボールとアメフトボールが間違われない未来が来ることも楽しみにしています。
それに、日本の競技人口は少ないスポーツなので今から始めたら日本代表になれるかもしれません!