こんばんワイキキ、放談の時間です。
連続更新14日目。明日から旅行に行くので、更新とめるか、それとも旅先から意地でも続けるか非常に迷っております。
さて、今日は楽してニュースから拾いネタ。
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「スマホやめるか、大学やめるか」 信州大入学式で学長
ソース:「スマホやめるか、大学やめるか」 信州大入学式で学長
パッと、このニュースのタイトルを見ただけで想像した内容は「スマホを持ってると信州大学に入学を許さない」と思うのですが、別にそうではないようです。
ただ入学式で山沢学長は、現代人というのは、「アニメやゲームなどいくらでも無為に時間を潰せる機会が増えています。スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何物でもありません。スマホの「見慣れた世界」にいると、脳の取り込み情報は低下し、時間が速く過ぎ去ってしまいます」
と語り、スマホをやめて本を読んで、友達と語って、独創性があり自分で考えて行動する大学生を育てたいとの事です。
アニメやゲームファンを敵にまわす発言ですが、100%否定はできません。
その作品に感銘を受けて「自分もこんな人を感動させるものを作りたい!!」と思い立つ人もいるでしょうし、勉強やトレーニングと娯楽の時間をコントロールして、普段はやるべき事をきっちりやって、趣味の時間だけに見る人もいると思います。
しかし、ほとんどが学長の言うとおり、漫然と時間を潰すだけの人でしょう。
さて、私がこのネタを取り上げた理由は、地方の大学の入学式の学長の演説がわざわざ全国規模のニュースに取り上げられた理由は、「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」 という一言があっただけというくだならなさ。
あいさつ全文の流れの中でこのセリフが出てきても、それほど気にも止める内容では無いのですが、会話の流れを無視してこのセリフだけをクローズアップして、いきなりこの言葉を見ただけで誰しも「スマホを持ってると信州大学に入学を許さない」という時代錯誤な過激な内容を想像してしまいます。
まるで、この学長を世間が叩くのを期待して炎上を誘っているような記事に見えます。
新聞がすたれ、ニュースをWebで見るのが当たり前になった時代において、ウソではないがアクセス数を上げるために 釣りのタイトルをつける事が横行し、内容をよく確認しないと間違った認識のままでいる怖い時代となりました。
新聞でも東スポや大スポなんて釣りの見出しをつけますが、初めからそういう新聞だと分かってるから許せるものの、Web版とはいえ朝日新聞が、こんな釣りタイトルをつけちゃいけないと思います!
おかげでこの記事はあちこちに拡散し、「釣り」としては成功してますが、ジャーナリズムとしては誤解を世間に与える間違った事をしていると思いました。
・・・・いやいや、捏造の朝日新聞だから、東スポと同じ認識かそれ以下でええか。。。