まさかの終焉

ワイルドカードの最終戦は、昨シーズン スーパーボウルに進出したイーグルスと、地区3連覇のバッカニアーズの対戦となりました。

 

イーグルスはシーズン前半、11勝1敗と無敵の強さを誇っていたものの、終盤に大失速。

対するバッカニアーズはシーズン終盤から調子を上げてきており、正直どちらが勝ってもおかしくない状況にになりました。

 

果てしてイーグルスは再びスーパーボウルの地にたどりつけるのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

イーグルス

0

9

0

0

9

バッカニアーズ

10

6

9

7

32

総評

バッカニアーズの応援に、プロレス界のレジェンド”リック・フレアー”もかけつけました。

 

Wooooooo!

 

プロレスネタはさておき、結果から言うと予想以上にバッカニアーズが圧勝。

 

イーグルスはWR”A.J・ブラウン”が欠場、QB”ジェイレン・ハーツ”は右手中指を脱臼。

何にせよチーム全体が不調で覇気がありません。

 

その不調はディフェンスにモロに出て精細を欠き、イーグルスはバッカニアーズにリードされます。

 

しかし、第2QにハーツのロングがWR”デボンタ・スミス”にヒット。

 

この後TDを決めて、第2Qは9-16とワンポゼッション差に詰めるも、イーグルスの得点はここまで。

 

イーグルスのエクストラポイントは、エンドゾーン際まで進んで2ポイント狙い。ここで必殺であった「Tush push」を止められました。

 

本来、相手DLを体の下に入れないぐらい先頭のOLが低く当たるのですが、重心が高めになり下に入られています。

このようなところにも、イーグルスの不安定さが出ています。

 

イーグルスは頼みのランは出ない上に毎回フィールドポジションが悪く、さらにバッカニアーズの執拗なパスラッシュ攻勢にハーツのコントロールが乱されて、オフェンスが進まなくなります。

 

 

WR”フリオ・ジョーンズ”まで脳震とうで後半OUT。

 

さらにはハーツがエンドゾーンで、インテンショナル・グラウンディングでセーフティーを取られます。

 

このタックルミスも酷い。

 

バッカニアーズWR”マイク・エバンス”の落球が目立ったものの、バッカニアーズが圧勝。

 

イーグルスはシーズン中にディフェンスが悪すぎてプレーコーラーを”マット・パトリシア”に変更するも、改善はされず。

とにかくタックルが浅い、勢いが無い、味方同士で接触する、そしてコケるなど、悪いディフェンスの見本市のようになりました。

シーズン中盤までに全部出し切っちゃった?

 

 

不遇な時期を経て、バッカニアーズで復活したQB”ベイカー・メイフィールド”のスタッツは、パス22/36回、337yd獲得、3TD。

何にせよイーグルスの絶不調はラッキーでした。

 

それだけにバッカニアーズの実力が分かりにくい試合でもあり、次のライオンズ戦でボコられるんじゃないかと思ってます。

 

 

QB”ジェイレン”・ハーツ”のスタッツは、パス25/35、250yd獲得、1TD。

シーズン中盤まで11勝1敗だったチームとは思えない内容でした。

 

さらに悪い事に不動のセンター”ジェイソン・ケルシー”が引退を発表。

 

果たして、来シーズンはプレーオフに帰ってこれるのか、不安になるほどの内容でした。