もはや作者2人は屈指のヒットメーカー
久々に「検証アイシールド21」のコーナーです。
過去のまとめは以下のページで。
2024年1月29日発売の週間少年ジャンプ9号に、アイシールド21の生誕21周年ということで、連載終了から実に14年半ぶりに少年ジャンプで55ページにもおよぶ、完全新作の読み切りが掲載されました。
発売から3日も経過したので、おおまかなストーリーはネタバレしても良いかなと思い、オチは隠して内容をお伝えします。
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アイシールド21・BRAIN×BRAVE(ブレイン×ブレイブ)とは?
本編の最終回(37巻)は、アメリカから帰ってきた小早川セナ(アイシールド21)が炎魔大学のアメフト部「炎魔ファイヤーズ」と合流し、1巻のように恋ヶ浜大学をランでぶち抜いて終了。
そして巻末には以下のように大学に進学した選手らの行き先が掲載されていました。
今回の読み切りは、そのまま続き。
今回セナが倒すべき相手は、セナをアメフトに導いた恩人とも言えるQB蛭魔妖一(ひるまよういち)が率いる「最京大ウィザーズ」。
そう、メインテーマは「セナ vs ヒル魔」
この二人が甲子園ボウルで激突するのです!
ただ、2人が決勝戦を戦うだけでは面白くありません。ここで我らが 「NFL」と、もう1つのテーマである「AI」 が絡んできます。
既にNFL選手となったアメリカ戦のラスボス「Mr.ドン」が、NFLの外国人練習生枠にセナかヒル魔かのどちらかを入れるため、甲子園ボウルで勝利した方をスカウトすると持ちかけます。
つまり、NFL行きの切符を賭けて戦うという、夢のような話なのです。
ほぼありえないストーリーの中にリアルを混ぜ込む、「Drストーン」や「トリリオンゲーム」などの原作も手がけた稲垣理一郎先生 らしい手法です。
なんやかんやあって、いよいよ両雄が甲子園ボウルで激突!
もはやアイシールド21のオールスター戦。(※進清十郎は冒頭の関東予選で登場)
このブログの開始当初から書いていた「検証アイシールド21」のネタとなった超人技を持つキャラクターらが懐かしい!
バック走を40yd4.9秒で走るCB「細川一休」
最初はセナの兄と自称していたロデオドライブの使い手、RB「甲斐谷陸」
読み切りラスボスは当然、ジャンプ史上でもトップクラスの悪役と言われる「金剛阿含」
※真アイシールド21 のヤマトはモブキャラと化しました。
一体、ラストはどうなるのか!
それはここでは語れません。
あと、作中に「AI」というワードも頻繁に登場し、重要になります。
「AI」vs「人間」というサブテーマにも作者の熱いメッセージも込められており、やはりヒットメーカーは違うなぁ、と感心させられました。
次回はNFL編に期待したいところです!