ジョーダンじゃないよ
我らがニューヨーク・ジェッツのトレーニングキャンプが既にスタートしていますが、その最中 驚きのニュースが報じられました。
予想外の所から、またもNFL最高年棒額の契約です。
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パッカーズQBジョーダン・ラブ(Jordan Love)が最高年俸で契約更新!
突如、パッカーズQB”ジョーダン・ラブ”の契約更新のニュースが報じられました。
その額はなんと・・
4年220M!(保証155M)
日本円の現レートで約353億6,408万円です。
ヘ(゜∀゜*)ノ
年俸で換算すると1年55Mであり、これはベンガルズQB”ジョー・バロウ”とジャガーズQB”トレバー・ローレンス”のNFL最高年俸のタイ記録です。
ラブは、ロジャースの後釜として2020年ドラフト1巡(全体26位)で獲得されたものの、パッカーズ方式のQB育成によりずっとロジャースのバックアップであったため、ルーキー契約最後となる4年目の2023年シーズンに5年目のルーキーオプションの資格がありました。
しかし当時は先発経験は1試合のみだったこともあり、オプション契約の代わりに1年13.5M保証を含む契約で契約延長をしていました。
それが2023年シーズンはロジャースのジェッツ移籍により開幕先発となり、シーズン序盤は振るわなかったものの後半からチームをプレーオフに導く活躍を見せて、パッカーズに将来を担う人材であると証明したため、この度の巨額の契約に繋がったわけです。
しかし、巨額の契約のあとにパフォーマンスが堕ちるのがNFLあるある。
カーもガロポロもバロウもハーツもマレーも・・その他大勢、身の丈に合わないバカ契約の後に前シーズンより良い成績を出したQBは稀です。
ラブも1発屋で終わるのか、それとも期待に応えてくれるのか非常に楽しみです。
ドルフィンズQB”トゥア・タゴバイロア”も大きく契約更新!
ラブのニュースに埋もれてしまいましたが、同日にドルフィンズQB”トゥア・タゴバイロア”も契約更新をいたしました。
金額は4年212.4M(保証167M)
年俸換算で1年53.1Mとなり、ラブより下回るも今シーズンに大型契約したライオンズQB”ジャレッド・ゴフ”を上回る年俸2位となる大型契約となりました。
昨シーズンのタゴバイロアはプレーオフに進出するも、ワイルドカードでチーフスに敗れています。
マイアミっ子にマイナス20度の極寒地獄はキツかった・・
( ̄Д ̄;;
ついでに言うと、ゴフに関してはラムズ時代にスーパーボウル進出し、昨シーズンはNFCチャンピオンシップに進出しました。
つまり、ラブもタゴバイロアも上回る活躍をしたのに年棒は下です。
なんか早く契約したら損みたい・・
(´・ω・`)
NFL年棒ランキング(2024/7/27版)
ということで、以下が当ブログ調べの 現役最強QBである”パトリック・マホームズ”の最下位を基準とした「QB貰い過ぎランキング」となります。
同じ年俸の場合、保証額が高い方が上としました。
名前 |
チーム |
年棒 |
|
1 |
ジョーダン・ラブ |
パッカーズ |
$55M |
2 |
ジョー・バロウ |
ベンガルズ |
$55M |
3 |
トレバー・ローレンス |
ジャガーズ |
$55M |
4 |
トゥア・タゴバイロア |
ドルフィンズ |
$53.1M |
5 |
ジャレッド・ゴフ |
ライオンズ |
$53M |
6 |
ジャスティン・ハーバート |
チャージャーズ |
$52.5M |
7 |
ラマー・ジャクソン |
レイブンズ |
$52M |
8 |
ジェイレン・ハーツ |
イーグルス |
$51M |
9 |
カイラー・マレー |
カーディナルス |
$46.1M |
10 |
デショーン・ワトソン |
ブラウンズ |
$46M |
11 |
カーク・カズンズ |
ファルコンズ |
$45M |
12 |
パトリック・マホームズ |
チーフス |
$45M |
→当然、トータルの契約額では10年450Mのマホームズが1位なのですが、年割にするといかにマホームズが安くなるのかが分かります。
これでスーパーボウルを3回制覇して、現時点で前人未到の3連覇にリーチですから、既に元は取れてるでしょう。
ちなみに他のQBは1回もスーパーボウルを制覇しておりません。
さらに特筆すべきは10位のデショーン・ワトソン。
5年契約で計230Mは全保証であり、保証額ではぶっちぎりの1位なのです。(;´Д`)ノ
まだ先発出場が18試合でプレーオフに1回勝利しただけの”ジョーダン・ラブ”が史上最高年俸で契約なんて、前の記事にも書きましたが 現在4年3.7M!(年約0.9M) である49ersのQB”ブロック・パーディー”が契約更新した日には、49ersが崩壊しそうでドキドキしますね。
あ~、パーディー君の将来が楽しみだ~!
参考記事:
https://jets94.com/1994138/
追記:2020年ドラフト組のサラリーがエグイことに
今回の2名の契約により、2020年ドラフトQBの契約金額が過去最高となりました。
The 2020 Draft produced five of the biggest QB contracts in NFL history
No. 1: Joe Burrow: Five years, $275M
No. 5: Tua Tagovailoa: Four years, $212.4M
No. 6: Justin Herbert: Five years, $262.5M
No. 26: Jordan Love: Four years, $220M
No. 53: Jalen Hurts: Five years, $255M pic.twitter.com/hiEN6SakNA— NFL (@NFL) July 27, 2024
・全体1位 ジョー・バロウ(ベンガルズ):275M
・全体5位 トゥア・タゴバイロア(ドルフィンズ):212.4M
・全体6位 ジャスティン・ハーバート(チャージャーズ):262.5M
・全体26位 ジョーダン・ラブ(パッカーズ):220M
・全体53位 ジェイレン・ハーツ(イーグルス):255M
→合計1224.9M
現在のレート1ドル=153.8円で換算すると・・
1883憶2837万5000円!
!∑(゜ Д゜)
まさに華の2020年組。
果たして、この中から期待に応えてスーパーボウルを制覇するQBは現れるのか!?
毎年サラリーキャップは上がっていくから選手の契約も上がるのはわかるけど、いくらなんでもQBばかりに行き過ぎじゃないか。
NBAみたく年俸上限つけた方がいいんじゃないかと思えてくる。
ダイエルジョーンズみたいな1シーズンちょっと活躍したQBが馬鹿みたいに金もらって、毎年活躍してる他のポジションが半分以下では可哀想。
うみさん>
全体的にサラリーキャップの上限がUPしているとはいえ、QBに関しては契約と実績が伴っていないですね。
おっしゃるとおり、特にダニジョン。
完全に確約されていないものとはいえ、保証額も上がる傾向ですし、何か一定のルールは必要になってくるかと私も思います。
年俸→〇
年棒→×