ロジャース2年目だけどほぼ1年目
プレシーズンが終了し、開幕に向けてロースターを53人に絞りました。
この後も動きはあると思いますが、ひとまず現時点での開幕ロースターを確認です。
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ニューヨーク・ジェッツ、2024年開幕ロースター(暫定)
QB(2)
アーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)
タイロッド・テイラー( Tyrod Taylor)
→昨シーズンの開幕戦にて わずか4プレーでシーズンエンドしたロジャースのやり直しのシーズン。
果たしてジェッツで2度目のスーパーボウル制覇となるのか、注目が集まります。
プレシーズンで活躍したQB”エイドリアン・マルチネス”はなんと非情のカット!
主軸のQBはロジャース&テイラーの2名のみです。
またロジャースが倒れたら その時点でシーズン終了ですね。一体テイラーに何が出来るというのか。
※後日のニュースでマルチネスはPS契約しました。這い上がってこい!
(屮゜Д゜)屮
RB(4)
ブリース・ホール(Breece Hall)
イズレイエル・アバニカンダ(Israel Abanikanda)
ブレーロン・アレン(Braelon Allen)
アイゼイア・デービス(Isaiah Davis)
→エースRB”ブリース・ホール”を中心にドラフト組で構成された若手のみ。
もう”ダルビン・クック”とか干されたベテランはいりません。
アバニカンダはプレシーズンで見せた力強いランに期待。
アレンとデービスは2024年ドラフト下位で獲得された選手であり、同期で切磋琢磨してジェッツのランを盛り上げて欲しい所です。
WR (6)
ギャレット・ウィルソン(Garrett Wilson)
マイク・ウィリアムス(Mike Williams)
アレン・ラザード(Allen Lazard)
シャビエル・ギプソン(Xavier Gipson)
マラキ・コーリー(Malachi Corley)
アーヴィン・チャールズ(Irv Charles)
※ジェイソン・ブラウンリー(Jason Brownlee)→翌日にカット
→突出しすぎたエースWR”ギャレット・ウィルソン”にパスが集中する弱点を、元チャージャーズのベテランWR”マイク・ウィリアムス”の獲得により解消できるかがポイントになります。
使えるWRが2枚になれば、ロジャースとの相乗効果でとてつもないパスオフェンスが展開されるハズです。
昨シーズン、ロジャースとの仲の良さだけで獲得した”アレン・ラザード”も上手く機能するかも見どころです。
2024年ドラフト3巡の”マラキ・コーリー”の活躍にも期待しています。
TE (3)
タイラー・コンクリン(Tyler Conklin)
ジェレミー・ロカート(Jeremy Ruckert)
[NEW]ブレンデン・ベイツ(Brenden Bates) →ベアーズがカットした際にクレームし獲得
→昨シーズンのロースターから期待を裏切った”C.J・ウゾマ”が抜けただけのメンツ。
あきらかな補強不足と見たのか最新のニュースで、元ベアーズのベイツを獲得しました。
今のところ、コンクリンのレシーブ力のみが武器です。
OT (10)
タイロン・スミス(Tyron Smith)
モーガン・モス(Morgan Moses)
オルムイワ・ファシャヌ(Olumuyiwa Fashanu)※名前はオル(Olu)と訳される事が多い
マックス・ミッチェル(Max Mitchell)
カーター・ウォーレン(Carter Warren)
ジョン・シンプソン(John Simpson)
ジョー・ティップマン(Joe Tippmann)
アライジャ・ベラタッカー(Alijah Vera-Tucker)
ウェス・シュヴァイツァー(Wes Schweitzer)
シャビエル・ニューマン=ジョンソン(Xavier Newman-Johnson)
→昨シーズン、開幕からロジャースを負傷させたジェッツ最大の弱点であるOLを今シーズンは大補強。
強いOLでお馴染みのカウボーイズからやってきた”タイロン・スミス”先輩を中心にまとまれば、ロジャースを守る鉄壁の要塞になる事は間違いなし!
ドラ1”オルムイワ・ファシャヌ”はプレシーズンで見たところ期待できる戦力であり、C”ジョー・ティップマン”が開幕先発に昇格したのも大きなプラス。
懸念は、元ドラ1”アライジャ・ベラタッカー”が毎シーズン負傷する上に、昨シーズンは試合毎にOLが変わるぐらい全体的に負傷者が多かったので、負傷者をいかに抑えるかが勝利への鍵になります。
EDGE (6)
ジャーメイン・ジョンソン(Jermaine Johnson)
ウィル・マクドナルド(Will McDonald)
マイケル・クレモンズ(Micheal Clemons)
タック・マッキンリー(Takk McKinley)
ブレイデン・マクレガー(Braiden McGregor)
エリック・ワッツ(Eric Watts)
→元イーグルスの”ハーソン・レディック”は未だに契約がまとまらず。もう居ないものと考えましょ。
昨シーズン大きな成長を見せた元ドラ1の”ジャーメイン・ジョンソン”のサック量産に期待。
昨年のドラ1”ウィル・マクドナルド”もプレシーズンで素晴らしい働きを見せています。
さらにプレシーズンでサックを量産した元ファルコンズのドラ1”タック・マッキンリー”や、ドラフト外ルーキーの”ブレイデン・マクレガー”が開幕ロースターに残り、レギュラーシーズンでの活躍も期待させます。
DT (4)
クイネン・ウィリアムス(Quinnen Williams)
ジェボン・キンロー(Javon Kinlaw)
ソロモン・トーマス(Solomon Thomas)
レオナード・テイラー・III(Leonard Taylor III)
→ジェッツが誇るDL”クイネン・ウィリアムス”と”ソロモン・トーマス”が、昨シーズン リーグ4位の強力ディフェンスを今シーズンもけん引。
さらに2020年ドラフトにて49ersが1巡(全体14位)で獲得した”ジェボン・キンロー”がいつのまにかジェッツに加わってパワーアップ!
これもHC”ロバート・サラー”の人脈ですな。
加えて”レオナード・テイラー・III”は今年のドラフト外選手。
生き残ったからには存分に力を発揮してもらいましょう。
LB (5)
C.J.・モズリー(C.J. Mosley)
クインシー・ウィリアムス(Quincy Williams)
ジェミアン・シャーウッド(Jamien Sherwood)
チャズ・サラット(Chazz Surratt)
ザイール・バーンズ(Zaire Barnes)
→昨年の開幕ロースターと同じメンツ。
つまり、問題なしということで、昨年と変わらぬディフェンスをお願いします。
何といっても、モズリーとウィリアムス兄の2枚看板が強力。
2人とも巨漢のクセに反応速度が速くタックルミスも少ないので、そんじょそこらのRBじゃあ抜けませんよ。
開幕戦でマキャフリーをタックルしまくって、フィールドに土葬してしまいましょ。
CB (6)
ソース・ガードナー(Sauce Gardner)
D.J.・リード(D.J. Reed)
マイケル・カーター・II(Michael Carter II)
ブランディン・エコールズ(Brandin Echols)
クワンテズ・スティガーズ(Qwan’tez Stiggers)
ジャリック・バーナード=コンバース(Jarrick Bernard-Converse)
→ジェッツが誇るリーグ最強クラスのCB陣。
CB”ソース・ガードナー”と”D.J・リード”の2枚看板と、成長著しいカーターとエコールズは、昨シーズンの開幕ロースターと同じで非常に頼もしい。
この4名に2024年ドラフト5巡のスティガーズと2023年ドラフト6巡のバーナード=コンバースの若手2名が加わります。
S (5)
チャック・クラーク(Chuck Clark)
トニー・アダムズ(Tony Adams)
アシュティン・デービス(Ashtyn Davis)
アイゼイア・オリヴァー(Isaiah Oliver)
→昨シーズンはキャンプ中に負傷して1試合も出ていない元レイブンズの”チャック・クラーク”がようやく公式戦に登場。
以下”トニー・アダムス”や”アシュティン・デービス”など成長著しい選手が続きますが、バッカニアーズに帰ってしまったホワイトヘッドの穴はデカい!
そして、元パッカーズで不動のSだった”エイドリアン・エイモス”は1年で消えました。
(;´Д`)ノ
今シーズンの弱点になりそうなSですが、最新のニュースでは2022年ドラフトにてバイキングスが1巡(全体32位)で獲得したS”ルイス・シネ”とPS契約しました。
彼は2022年シーズンの4戦目で右足を複雑骨折する重傷を負って長期療養する事になり、その後STとして出場するも活躍できずに2024年のバイキングスのロースターに残れなかったようです。
2022年ドラフトといえば、ガードナーなどジェッツ大豊作のドラフト年だっただけに、彼の大復活に期待せざる得ません。
ジェッツで不死鳥のような復活劇を見せてくれ!
Special teams (3)
[K]グレッグ・ズーライン(Greg Zuerlein)
[P]トーマス・モーステッド(Thomas Morstead)
[LS]トーマス・ヘネシー(Thomas Hennessy)
→プレシーズン3戦目でヘマをやらかしたズーラインでしたが、大目に見てもらって昨シーズンと同じメンツのSTです。
安定こそ正義。
総評
こう見ると なかなか強そうなのですが、これまでもRB”ダルビン・クック”やTE”C.J・ウゾマ”などヨソからきた凄そうなベテランが全く使えなかったケースが多々あるので、油断はできません。
今シーズンはWR”マイク・ウィリアムス”とOL”タイロン・スミス”のオフェンスの要である2人がそれに当たります。
そして、なんといってもジェッツ2年目なのに ほぼ1年目の”アーロン・ロジャース”に世間の注目が集まります。
1年のブランクがありながらもプレシーズンに出場しておらず、果たして全盛期の何パーセントの力が残っているのか未知数です。
果たしてロジャースは開幕戦のマンデーナイトで我々の度肝を抜いてくれるのか?
はたまた「ああ、今シーズンもガッカリ・オブ・ザ・イヤー確定ですか」となるのか?
まさにビックリ箱を開けるような開幕戦となりました。