アーロン・ロジャース、運命の復帰戦

しつこいようですが、アーロン・ロジャースが昨シーズンの開幕戦マンデーナイトにて4プレーでシーズンエンドしてから、待ちに待った復帰戦はまたもマンデーナイト。

 

その対戦相手はNFCチャンピオンかつ、近年最強戦力を維持する49ersという最悪な事になりました。

 

しかし、ジェッツも昨シーズンの弱点は補強しており、ロジャースがかつてのパフォーマンスを出せれば歯が立たぬ相手はありません。

 

ロジャース復活の時は来た!!コテンパンにやっておしまい!

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

7

0

6

6

19

49ナース

3

13

10

6

32

 

オフェンス

序盤のロジャースは、RB”ブリース・ホール”に頼る負担をかけないオフェンスを展開するも、そのホールがファンブルロストする最悪の立ち上がり。

 

しかし、”ギャレット・ウィルソン”にパスを通すとオフェンスにリズムが出だして、RB”ブリース・ホール”のTDランで予想外のリードする展開となります。

 

このまま得点を重ねれるかと思いましたが、そこからオフェンスはストップ。

 

理由は、パスが”ギャレット・ウィルソン”かRB”ブリース・ホール”へのチェックダウンのほぼ2択であり、ターゲットが他にいないのです。

 

しかし、後半でロジャースらしいプレーが炸裂。

 

ロジャース仲良し枠のWR”アレン・ラザード”へのバックショルダーパス!

 

いまさらと思いますが、どういうパスか知らない人に説明しますと、相手カバーが届かないであろうレシーバーのサイドライン側の肩を狙って投げる高等テクニックで、コントロール+スピード+レシーバーとのタイミングすべてがバッチリでないと決まらないんですねぇ。

これぞロジャ夫のなせる技!

 

 

そして、DE”レナード・フロイド”のオフサイドが発生したと見るや、もしインターセプトされても無効化できる「フリープレー」を利用したロングパスをWR”アレン・ラザード”にヒットし、タッチダウン!

 

これぞパッカーズ時代にも見せた狡猾な必殺プレー!いや、ベテランのなせる技。

しかも、これはロジャース610日ぶりのTDパスとのことです。
マジで?( ̄Д ̄;;

 

しかし、ロジャースの活躍もここまで。

長すぎる49ersのオフェンスに時間を奪われ、第4Q終盤に大差がつくとQB”タイロッド・テイラー”に交代。

テイラーが最後にTDを決めるも敗戦です。

 

ロジャースのスタッツはパス13/21回167yd獲得、1TD、1INT。

インターセプトはWR”ギャレット・ウィルソン”へのパスをD#に弾かれ、それを運悪くLB”デメトリアス・フラニガン=ファウルズ”に取られたもので、ロジャースのミスではありません。

 

多少のパスミスがありましたが、ラザードやホールの落球が成功率を落しており、被サックは1回とOLも予想より良かったです。

 

ただ、どうしてもターゲットがWR”ギャレット・ウィルソン”頼みになるところが、昨シーズンから改善されていません。

ターゲットを増やすために獲得した元チャージャーズののWR”マイク・ウィリアムズ”が0レシーブと大不発。

 

TEは”タイラー・コンクリン”の1レシーブ6ydのみです。

 

スタッツだけ見るとWR”アレン・ラザード”が一番活躍したように見えますが、これは勝負が決まった後のQB”タイロッド・テイラー”からのレシーブ数で稼いでいる効果なのです。

 

このターゲット不足をなんとかしないと、今後も厳しいでしょう。

 

 

あと、残念だったのがプレシーズンで活躍したRB”イスラエル・アバニカンダ”が欠場で、ランは実質RB”ブリース・ホール”1人で行わなければならないところでした。

 

アバニカンダはパワー系RBで、2ポイントコンバージョンや3rdDown-1ydも彼がいれば取れていた可能性が大きいです。

 

今シーズンこそ2人を併用した波状のランアタックをしかけることに期待していただけに、次戦からの復帰を期待します。

ディフェンス

なんと、リーグ最強のRB”クリスチャン・マキャフリー”がふくらはぎを痛めて欠場という大チャンス!!
( ゚∀゚)o彡゜

 

かと思ったら、49ersの選手層はそんなに甘くなかったです。
(´д`lll)

 

ドラフト外で初先発のRB”ジョーダン・メイソン”のパワーランにジェッツのD#は予想外の大苦戦。

序盤は止めはするものの刻んでくるO#としつこいランに体力を削られ、さらにLB”C.J・モズリー”が軽症でサイドラインに下がっている間に、一気にTDまでぶち抜かれました。

 

メイソンのランキャリー28回は49ersでは13年ぶりの多さとのこと。

49ersにタフなカードが1枚増えました。

 

優秀なジェッツDB陣も再三のピンチをFGで抑えていたものの、49ersの多彩な攻撃を長時間喰らい続けると、だんだん弱ってきてパスが通りだします。

 

CB”ソース・ガードナー”が負傷してサイドラインに下がるシーンや、CB”マイケル・カーター”の負傷もパスD#の弱体化を招きました。

 

というか、サミュエル、アイユーク、ジェニングス、キトル、ユースチェック・・

49ersはレシーバー多すぎだろ!
ヽ(`Д´)ノ

 

ここぞという時に順番に現れてファーストダウンを更新するんですよねぇ。。

 

それらを投げ分けるQB”ブロック・パーディー”は地味ながら、やはり凄いやつです。

 

ジェッツのパスラッシュの弱さもパスに勢いをつけさせましたね。

もしも、LB”ハーソン・レディック”が居たら、また違った結果になっていたのかも。

 

結果、今シーズンも タイムポゼッションが17分差もついてしまう、ディフェンスに多大なご迷惑をかける事になりました。

そりゃ、疲れますって。

 

でも、ジェッツのディフェンスは決して弱くはない。

これ、毎年言ってますけど本当ですよ。

スペシャルチーム

49ersの去年のドラ3のK”ジェイク・ムーディー”が、6回のFG(最高53yd)を全て成功させる活躍を見せました。

 

私の記憶だと1試合でのFG成功回数の最高記録が、元タイタンズのK”ロブ・ビロナス”の8回なので、ジェッツのD#が1本もTDさせなきゃ、タイ記録が生まれていたかも。残念。

(そしたらジェッツが勝っていたんですけどね)

 

ジェッツはFGなし。パントも3回中2回が20yd内と、まぁ悪くない感じでした。

総評

予定どおり負けました。
(TωT)

序盤でリードした時は勝利を夢見ましたけど、49ersはやっぱり強かったです。

 

しかしながら、ロジャースが無事な上に、ロングパスでTDを決めたというのは大きな収穫です。

 

この開幕戦は、今シーズンのスケジュールの中で一番強い相手に最初に当たってしまっただけの話で、今後の同地区以外の対戦相手を見ると「何か勝てそう」と思える相手が多いです。

(対戦するチームのファン、ごめんさない)

 

ロジャースに2年分頑張ってもらえれば、今シーズンこそ久しぶりのプレーオフ出場はあるでしょう!

俺が保証する!