大ベテランvs崖っぷち若手のCB

 大注目がCB。昨シーズンは頼りのミリナーやドラフトで獲ったルーキーが次々とケガでシーズンアウトし、日替わりで「あなた誰?」レベルのCBが起用される最悪の状況でした。

 

が、しかし!!今シーズンは驚くべき事にJETS史上最強かつ、昨シーズンは怨敵パッツにてSB制覇を成し遂げた”ダレル・リーヴィス”が帰ってきたぁぁぁぁ!!!

さらに昨シーズンはカーディナルスのプレーオフ出場に貢献した”アントニオ・クロマティ”までもJETSに復帰!

この二人といえば、JETSがチャンピオンシップ出場まで行った2010シーズンの最強CBコンビです。

年齢の問題があるものの、リーグ屈指のCB二人が帰ってくるわけで、期待せずにはいられないでしょう。

リーヴィスは先日、「ジェッツで勝利し、スーパーボウルリングを見せてやる」と、早くも勝利宣言し、心強い限りです。

 

レジェンド級のパイセンに対してロースター争いをしなければならないのが、ドラ1だが、期待外れどころか昨シーズンは早々にケガでシーズンエンドした”ディー・ミリナー”。そして昨年のドラフト3巡なのにキャンプで負傷したので、1試合も出場したことが無いCB”デクスター・マクドゥーグル”。

昨シーズンまではJETSの将来を嘱望された二人でしたが、今や3番手以下。元ドラ1”カイル・ウィルソン”がセインツに移籍したとはいえ、たしかFAでもブラウンズからベテランCBを獲得してるので、若手二人の出番がどれだけあるか気になるところです。

キャンプで頑張って、ベテランよりも大きなインパクトを与えなければダメでしょう。

 

大丈夫かS?

CBと逆に不安の塊であるS。

昨年のドラフト1巡S”カルビン・プライアー”は期待値以下。しかも遅刻の罰としてプライア―を先発から下げたスティーラーズ戦では、代役のS”ジャンクワン・ジャレット”が大活躍して勝利したので、プライア―の存在意義が分からなくなりました。

かといって、ジャレットもパフォーマンスに不安があり、絶対的な先発ではありません。

他のメンツは、裏切り者ラドンの兄貴”ダワン・ランドリー”と、昨シーズンはCB不足のためにCBにまで借り出された”アントニオ・アレン”。アレンの成長力には期待するものの、まだまだです。

 

この昨シーズンまでのメンツに今シーズンから加入したのは、2011年チャージャーズがドラフト2巡で獲得したS”マーカス・ギルクライスト”(Marcus Gilchrist)。

2012年からチャージャーズで全試合出場し、2013年は全試合スターター。近年のチャージャーズは、最後にD#が大崩壊するパターンが少ないので、それを支えたギルクライストの力が頼りです。JETSも期待をこめて4年契約しました。

他に”Rontez Miles”と”Durell Eskridge”というSがいますが、開幕ロースターに残るのは厳しいでしょう。