大物仕入れました!え?おたくも?

ロジャースの右腕とも言えるWR”ダバンテ・アダムズ”を獲得し、連敗脱出に挑むスティーラーズ戦。

しかし、スティーラーズもQB”ラッセル・ウィルソン”を初の先発に据えて注目度が増した試合となりました。

ジェッツが生き残るためにも勝利が欲しい状況、果たして鉄のカーテンを打ちう破る事ができるのか?

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ジェッツ

7

8

0

0

15

スティーラーズ

3

10

10

14

37

オフェンス

RB”ブリース・ホール”が抜けるシーンが何度もあり、ロジャースのパスも悪くは無かったにしても、スティーラーズのパスラッシュにOLが負けて、なかなか波に乗れず。

 

わずかな差でパスが決まるシーンで、2度もドラフト外ルーキーCB”ビーニー・ビショップ.Jr”にインターセプトされたのが致命的でした。

 

1本目のインターセプト。

 

最初、ビショップJrは投げられる方向と逆を向いているので、ロジャースもそこを狙って投じたのか、ターンしてインターセプトされました。

ロジャースが投げる時に右から手が出たので、それをかわすためにリード気味に投げれなかったのも理由でしょう。

 

2本目のインターセプト。

レシーブが上手いWR”ギャレット・ウィルソン”がボールをはじいて浮いたところをインターセプトされ、敵陣1ydまでリターンされTDを与えるきっかけとなりました。

 

レシーブする前にビショップが出した手でボールが目から切れてミスしたのかもしれません。

 

スティーラーズのディフェンスで印象的だったのがとにかく手です。

パスを何度もディフレクトされて、フィールドゴールも一杯に伸ばした手でブロックされました。

 

ロジャースのスタッツは、パス24/39回276yd獲得、1TD、2INT。

 

このTDパスは見事。ディフェンスのみならず、視聴者全員が騙されました。

ボールを抜いて隠した後、並みのQBならパスラッシュがくることも頭にあるので慌ててパスを出そうとするのですが、ロジャースはその気配を消して間をあけます。

くるっと反転するまで目線はRBしか見ていないというのもオツ。やはり大ベテランです。

 

しかし、LB”T.J・ワット”やDT”キャメロン・ヘイワード”のパスラッシュはダブルチームで当たるなど1被サックで逃れるものの、プレッシャーは終始厳しく余裕が無いため基本はショートパスからのゲイン頼み。

 

OLは年行事にように負傷する元ドラ1RG”アライジャ・ベラタッカー”が第2Qでまた負傷退場。

そのバックアップのG”ザビエル・ニューマン”もビショップのインターセプトの時に負傷して弱体化が進みました。

 

RB”ブリース・ホール”がラン12回38yd、レシーブ6回103yd獲得で奮闘。

1列を抜けて加速さえすれば、つかみどころの無いランが強いです。

 

RB”ブレーロン・アレン”のパワーランが全く通用しなかったのは痛いです。

話題の”ダバンテ・アダムス”の成績は、3レシーズン30yd。これはロジャースとアダムスの2017年以来に低い獲得ヤードとのこと。

 

アダムスは急なトレードのため、ロジャースの家に泊まり込んでずっと打合せしたらしいですが、ジェッツのプレーがパッカーズ時代のプレーブックに近いといっても、ブランクがある上に1週間も無い時間内でいきなり呼吸を合わせるのは無理な話でしょう。

 

あとアダムスは先週は所属していたレイダースがスティーラーズと試合しています。

つまり、チームを変えて同じチームと2連戦して2連敗したという、レアな選手です。
(レイダース戦はノンアクティブでしたが)

 

次戦に期待。

ディフェンス

QB”ラッセル・ウィルソン”がスティーラーズ初登板。

序盤はしょーもないパスミスを繰り返してスタンドからブーイングが出るぐらい低調だったものの、エースWR”ジョージ・ピケンズ”へのロングパスを通しまくる展開に発展!

 

こんなん普通は通らんやろ!!
(屮゜Д゜)屮

ショートは通せないクセに山なりのロングばかりドッカンドッカン通る。

 

そう、ピッツバーグの地に”ベン・ロスリスバーガー”の亡霊を見ました。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

本人 生きてますが、またも肝心なところで生霊となってジェッツの邪魔をするとは なんてこったい。昔、お前がいなけりゃスーパーボウルに行けてたのに・・
(´・ω・`)

 

しかしながら、これはもうピケンズだからこそ出来た戦略でしょう。

1vs1ならほぼ競り勝てる能力があり、CB”ソース・ガードナー”もパス・インターフェアランスの反則を与えてロングゲインを許しました。

 

このジェッツのDBが弱体化している背景に、S”チャック・クラーク”がIR入りして、CB”D.J・リード”とCB”マイケル・カーター”が欠場した事もあります。

 

補強に9月に開幕前にジャイアンツをカットされたS”ジェイレン・ミルズ”をPSに加え、前試合よりクラークの代わりにロースタに入れて先発登録し、良い動きを見せています。

 

第4Qまで接戦だったものの、終盤の疲れ切ったところにRB”ナジー・ハリス”のパワーランが効いて最終的に大差をつけられました。

リードしてる展開では、このようなRBの存在は非常に心強いでしょう。

スペシャルチーム

今日も一級戦犯はKグレッグ・ズーライン
ヽ(`Д´)ノ

35ydの超近距離のFGをブロックされます。

 

点差からして試合に影響のない3点と思えますが、この時の状況がジェッツが8点ビハインドで、FGが決まれば5点差。

FGを決めればTD1回で逆転できる状況に持ち込めなかった事で、チームの士気を下げてモメンタムを手放した事は重罪です。

 

ブロックしたスティーラーズのSTの功績のように見えますが、以前から私はズーラインの近距離のFGでも低い弾道で蹴るクセが気になっていて、今回はそれがモロに影響しました。

 

通常、余裕で入る距離のFGはブロックされないよう高い弾道で蹴るのがセオリーです。

この男、そのセオリーを怠ったキックをしているのです。

 

これより前にエクストラポイントもブロックされ、それはスティーラーズ側の反則となりましたが、この時点でブロックされる弾道で蹴っていることを意識しとけという事です。

 

ブロンコス戦で決勝FGを外し敗戦、ビルズ戦でも2本FGを外して3点差で敗北。

今回はターニングポイントとなる重要なFGを外しました。

全て50yd以下です。

もうズーラインはいいでしょ。

 

しかし、プレシーズンでズーラインより良かったのにカットされたK”オースティン・セイバート”は、現在コマンダーズにて球団記録となる1試合7FGを全て決めて勝利に貢献する大活躍中。

 

頼むからジェッツに返してください。
(´・ω・`)

総評

まっ・・負けた・・・

ジェッツはブロンコス時代の”ラッセル・ウィルソン”と対戦したことがあり、その時の下手っぷりを思い出して舐めていました。

ここで勝たねばいつ勝つの? 開幕から強敵との連戦で負け越していますが、やっと下馬評でジェッツが有利と予想されている「デンバー・ブロンコス」と対戦です。 ブロンコスは昨シーズ

 

それにしても、今のジェッツの戦力はリーグTOPクラスの選手が各ポジションにいるのに、未だに2勝しかしていないのが信じられません。

 

オードリー春日の呪いについて、正直これまでネタとし扱ってきましたが、ここまで被害を被るとガチで呪いなのかと非科学的な事を受け止めねばならぬ心情です。

 

来週のWeek08の対戦相手は2度目のペイトリオッツ戦。

1度目の対戦では余裕勝ちしましたが、対戦相手以外の目に見えぬ敵に自信を失います。