この暴力、規格外
ワイルドカード2試合目は、因縁の同地区対決 かつ NFL史に名を残す名将が激突です。
その他、スーパーボウルウィナーであるQB”ラッセル・ウィルソン”がプレーオフに帰ってきたことや、タイタンズからレイブンズに移籍したキングヘンリーことRB”デリック・ヘンリー”のプレーオフ初戦など見どころは満載でしょう。
まさにNFC北の決勝戦!勝ち上がるのはどっちだ!
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スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
スティーラーズ |
0 |
0 |
14 |
0 |
14 |
レイブンズ |
7 |
14 |
7 |
0 |
28 |
総評
レイブンズはエースWR”ゼイ・フラワーズ”が欠場で不利に思われましたが、それはハンデにならないぐらいレイブンズは強すぎました。
とにかくQB”ラマー・ジャクソン”が右に左に走る走る!そこにRB”デリック・ヘンリー”のパワーランを混ぜれば、もう誰にも止められない。
見よ!ディフェンスなんぞ張り手一発で倒せる この暴力!
Derrick Henry stiff arms are a work of art 😮💨
(via @Ravens)pic.twitter.com/pVEz0jZRqK
— B/R Gridiron (@brgridiron) January 12, 2025
これを見て進撃の巨人の名シーンを思い出した人も少なくないでしょう。
(え、私だけ?)
さらにランだけで無く、QB”ラマー・ジャクソン”はパスも冴え渡ります。
RASHOD BATEMAN GETS THE RAVENS ON THE BOARD EARLY 🔥
(via @Ravens)pic.twitter.com/iB6pKRyg1p
— B/R Gridiron (@brgridiron) January 12, 2025
こんなキレイなスパイラルのTDパスは滅多にお目にかかれない!
さらにこの後もヘンリーのTDランでリードを広げます。
対するスティーラーズのディフェンスは、DE”キャメロン・ヘイワード”やLB”T.J・ワット”が痛めて途中サイドライン下がる始末。
オフェンスも噛み合わず、途中でQBを”ラッセル・ウィルソン”から”ジャスティン・フィールズ”に交代して相手の目先を変えようとするも上手くいかず。
しかし、徐々にウィルソンのパスの精度があがり、第3QにロングパスTDで反撃を開始します!
report:russele wilson tdpass pit pic.twitter.com/NG7fUizfpd
— JETS狂のつぶやき (@jetskyou) January 13, 2025
追い上げムードになるも、そこはキングヘンリーの無情にもねじ伏せる44ydのTDランが炸裂。
HENRY GETS LOOSE FOR 44 YARDS FOR THE TD 👑
(via @Ravens)pic.twitter.com/ZuI4eJeQ1e
— B/R Gridiron (@brgridiron) January 12, 2025
スティーラーズも負けじと追いすがるも、第4Qはギャンブル失敗で無得点。
スコア以上の実力差を見せたレイブンズ 14-28 で勝利しました。
勝利したレイブンズQB”ラマー・ジャクソン”のスタッツは、パス16/21回175yd獲得、2TD。ランで15回84yd。
RB”デリック・ヘンリー”は、ラン16/21回175yd獲得、2TDの活躍。
ラマーとヘンリーのランアタックでペースを掴みタイムポゼッションを約20分差でつけて、たくみに試合をコントロールしました。
しかしながら、第3Qのウィルソンのロングパス攻勢には焦ったでしょう。
G+有馬さんが言っていたのが、「レイブンズの戦略はスティーラーズに先制され追う展開となったら使いにくくなるので、最初にレイブンズSTがパントをマフったシーンで、もしもスティーラーズにカバーされていたら違った結果になっていた可能性がある」とのこと。
昨シーズンのプレーオフ、レイブンズが敗戦したチーフス戦がまさにレイブンズの戦略がハマらなかった感があったので、次の試合でも同様にペースを上手く掴めるか注目です。
一方、スティーラーズQB”ラッセル・ウィルソン”のスタッツは、パス20/29回270yd、2TDの活躍。
第3Qの追い上げに逆転の可能性を見ましたが敗北。
主力となるRB”ナジー・ハリス”は、わずかラン6回17ydと封じられました。
ウィルソンはたしか1年契約だったので、来シーズンの去就が気になるところです。