生まれて初めて1試合まるごと見た

こんにちワイバーン、放談の時間です。

よく使用するボールの形状が似てるため「アメフト」と「ラグビー」の区別がつかない人を見ます。
私は「全然ちゃうわ!」と言いつつも、そもそもラグビーのルールを把握できていませんでした。

そこでワールドカップで南アフリカを倒して、今熱いラグビー日本代表の試合を1試合見てみました。

[SPONSORED LINK]

これはランのみのフットボールだな

日テレ系列で夜22:10からLIVE放送という、大変見やすい時間のため初めてラグビー1試合をガチで見ました。

この日テレさんの中継が非常に優秀で、反則についての説明が画面端に視聴者の邪魔にならないように、縦書きで出続けます。NHKの中継と違うこの方式が、長い間画面に表示してくれるので、グッドでした。

 

で、試合開始15分ぐらいで解釈したルール。

・1チーム15人ずつでボールを相手のゴールラインより向こうに運ぶ。前にパスをしてはだめ。
→なので、体格いい人らが体当たりして強引に押し込む必要があるので、肉弾戦となる。

・ゴールラインに運ぶと「トライ」で5点。コンバージョンのキックで2点の計7点。
→計7点というのはアメフトと似てますね。

・敵陣で反則等でボールが止まった場合、そこからキックでポールの間にボールを通すと3点。
→これもアメフトのフィールドゴールと同じ点数です。

・試合時間は前後半40分の計80分。

・重罪のパーソナルファールはイエローフラッグ。10分間フィールドに出てはいけない「シンビン」と呼ばれる処分を喰らう。
→これはキツい。

 

スクラムなどは細かいところは無視しても、これだけで十分見れます。
ポジションによって役割が違ったり、複数の反則が一気に発生するアメフトよりは単純でしょう。

NFLファンからすると、ランとラテラルパスだけで試合するという解釈でいいんじゃないでしょうか。

 

ここが違うのよアメフトvsラグビー

 ・防具

一番気になったのはコレですね。ラグビーはガチでタックルしあうのにほぼ防具なし。
ヘッドギアはスパイクで顔や耳を切らないために存在するもので、防御力はありません。NFLを見てる者にとって非常にクレイジーであります。脳震盪がめっちゃ心配。

ただ、アメフトが防具ガチガチにして臆病というワケではないんですよね。アメフトはQBやWRなどスキルポジションが多く、ラグビーのように全員がぶつかり合うの専門してるわけではないので、防具があるのです。

 

・別に体格が良くなくとも参加可能

防具の話と被りますが、これもアメフトの良いところ。全員がゴツくて足が早い必要がないのです。
QBのように作戦を実行しパスを投げる花形もいれば、キックやパント専門の選手が勝負を決める事もあります。

皆が同じスキルを必要としてなく、その個性を磨いてチームに生かせばいい点が、社会の縮図のようで好きです。

 

・フォワードパス(前パス)

ラグビーに存在せずアメフトにある最大の魅力はコレでしょう。ロングパスなんて楕円形のボールがミサイルのように空を引き裂くように飛び、レシーバーがハイジャンプでキャッチするシーンは、シビれます。

 

と、JETS狂の手前いろいろアメフトの味方をしたいわけですが、、、初心者のとっつき易さではラグビーが全然上であったのは、紛れもない事実。
実質の試合時間もサッカーと同じくらいで、NFLみたいに3時間ダラダラ見るのは初心者には厳しいでしょう。
(CM減らせよ)

このアメリカだけ大人気のローカルスポーツが、いつか今のラグビー日本代表のようにアメフト日本代表がブレイクし、地上波でLIVE中継される日が来る事は、無いような気がします。
(´;д;`)