イメージャドが進化?
ドルフィンズはプレシーズン3戦目の対チーフス戦でチャドが2戦目に続いて先発登場。1タッチダウンを決め、またもや13ヤードのスクランブルを成功させるなど好調。ディフェンス陣もチーフスをエンドラインに寄せ付けず 24 – 0 で完封勝利しました。
 チャドはJETSを最も知る最凶の敵である事もさながら、それに加えやっかいなのは高い学習能力です。

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チャドは元々QBとしての才能に恵まれてないにも関わらず、マジメな性格と勤勉と努力と知性で競争が厳しいNFLを8年間も生き残り続けている選手です。
2005年もケガでシーズンアウトしましたが、オフの間にカラテを学んでボディバランスを鍛え(この辺は噂ですが)、2006年にはチームをプレイオフに導きカムバック賞を受賞しました。

そして昨シーズンのチャドはJETSの弱体化したオフェンスライン(OL)のためサックを喰らったり、慌てて投げてインターセプトを喰らったり、逃げながら投球するシーンも多々ありました。
恐らくですが、OLが守ってくれない悪環境でどのように対応するのか学んでオフの間に練習したのでしょうか、プレシーズンの試合では即効で状況判断してスクランブルを成功させたり、またスクランブルかと思いきや走りながら正確にミドルパスを決めるシーンがあり、それに迷いがなく慣れているように見えました。

どんな環境だろうが突然カットされる理不尽な目に合おうが、腐らず常に紳士で本当に前向きな選手です。
これまでの能力に加えてモバイルQBの要素を加え進化した”チャド・ペニントン”との対決が楽しみです。