敵にまわすと怖いぞ
ドラフトまで約1週間。
目ぼしいニュースも無いので、ロジャースの話を聞いてやってください。
[SPONSORED LINK]
アーロン・ロジャース、ジェッツ新HCアーロン・グレンにモノ申す
現地木曜の「パット・マカフィーショー」に”アーロン・ロジャース”が登場。
ジェッツと袂を分けた時の詳細を語りました。
ジェッツのHCが”アーロン・グレン”に代わり新体制となり約2か月後、ロジャースは国内のありこちに旅行に行ってました。
その最中にグレンに呼ばれたので、遠路はるばる自腹でジェッツの施設に訪れたとのこと。
ロジャース的にはジェッツでの2年間は成績は残せなかったものの、彼の人生にとって興味深い2年間であり、長い話し合いになるだろうと思っていました。
しかし、グレンはロジャースと部屋に会うなり部屋を飛び出して、GMを連れて戻ってきました。ここでロジャースは「何か変だな」と思いました。
ようやく、話し合いがスタートしたらグレンが「フットボールをやりたいか?」と訪ね、それにロジャースが「はい」と答えると「QBを変えることになった」と言われて話し合いが終了。
この間、わずか20秒。
!∑(゜ Д゜)
つまり、ロジャースは電話でも伝えられる話をわざわざジェッツの施設にまで出向かされた事に対して、非常に憤慨した事を語りました。
加えて、QBを変える決定に驚きはなかったものの、チームがロジャースが考える選手や組織の改善点に関して興味が無かった事に驚いたとのことです。
最後にロジャースは
「あのミーティングでは、お互いに十分な敬意が払われていなかったように感じた」
「この2年間で見てきたことを考えると驚くべきことで無かったかもしれない。しかし、ジェッツで過ごした時間には感謝しています。フィールドで良い結果が出せなかったのは残念です。」
と、コメントしています。
新体制かつ、かつてグレンの所属していたライオンズの天敵だったロジャースに対して肩入れできない気持ちが分かる一方、もうちょっとロジャースに対する配慮は無かったのかと思います。
まぁ一方からの意見では何とも判断できない話ですが、こういうエピソードからグレンの人柄を少し垣間見ました。
ロジャースの去就にしては未だ不透明。
ロジャースは6月1日以降の契約解除指定選手としてリリースされ、ジェッツはロジャースのサラリーキャップ(4900万ドル)を2年に分割します。
ロジャースは既にスティーラーズやバイキングスの施設を訪れていることが報じられており、最新のニュースでは、
「私はチームに金は重要ではないと伝えました。年間1,000万ドルでプレーします」
とコメントしており、2年間で多くを学んだロジャースに現時点で引退する気は無さそうなのです。
スティーラーズがロジャースを取るのか?それともヨソが動くのか?その答えはドラフトの後でしょう。
開幕までに獲得するチームが無かったとしてもシーズン中に困ったチームが獲得に乗り出す気はします。
どっちもどっちじゃないでしょうか。電話で伝えたら、直接言われなかった、敬意に欠けるという話になっていたと思います。典型的なプリマドンナ。ブレイディとの違いがこんなところにも。
新体制でロジャースに思い入れが無いし、かける言葉も難しいしどっちもどっちですよね。
私も文内に「一方の意見だけでは判断できない」的に記載してるのは、まさにそういう所です。