対決!赤いきつね と 緑のたぬき?

いよいよ元JETSのHC”レックス・ライアン”が率いるビルズと対戦です。

この試合、NFLの新キャンペーン「カラーラッシュ」の皮切りとして、ジャージがJETSがオールグリーン、そしてビルズがオールレッドという両者初の試みとなりました。

 よくわからん試みですが、とにかくこの試合は絶対に負けられん!!

[SPONSORED LINK]

スコア&ダイジェスト

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ビルズビルズ (5-4-0) 0 12 10 0   22
ジェッツジェッツ (5-4-0) 3 0 7 7   17

 

オフェンス

久々にRB#33″クリス・アイヴォリー”のランが復活。スクリーンパスの成功を皮切りに突進ランも復活し、ラン18回99yd、レシーブ2回36ydを記録。
しかしファンブルロストも記録し、完全復活とまでは行きませんでした。

 

QB#14″ライアン・フィッツパトリック”もWR#87″エリック・デッカー”にD#の間をぬう難しいパスや、TDパスをヒットさせるなど奮闘するも、パス 15/34回193yd2TD2INT と精彩を欠いた内容。

ビルズD#のプレッシャーの厳しさに加え、ビタビタにレシーバーをカバーされショートパスを数回カットされました。正直、あんな短いパスを反射能力だけで何度もカットするのはムリです。
ライアンの戦略はロングパス対応を捨てて、フィッツパトリックのショートのパターンを研究し尽くしたのでしょう。まさにそれが当たったという感じでした。

2INTに関しては彼のミスでなく、WR#15″ブランドン・マーシャル”が取り損ねたものをINTされたパスと、ラスト24秒タイムアウトなしからTDを狙うシーンだったので仕方は無いでしょう。

 

WR#15″ブランドン・マーシャル”はTDレシーブを決める活躍(ブロックしたWR#10″ケンブレル・トンプキンズ”がナイス)をするが、やはり弾いたボールをINTされたのはマズかった。高いパスのレシーブミスが目立ちます。

 

この試合、勝負を決めたのは何と言っても第4Qのギャンブル。
まず4Q早々の敵陣20ydのギャンブルは、WR#15″ブランドン・マーシャル”へのスイングパスを潰され失敗。ここで選んだプレーがマーシャルへのスイングというのもマズいし、JETSが追う展開とはいえまだ12点差だったので、堅実にFGで良かったと思います。

2回目が残り10分。まず3rd-10ydでQB#14″ライアン・フィッツパトリック”が自ら突進という予想外のプレーで4th-4yd。ギャンブルありきで3rd-longでQBが突進するシーンは初めて見ました。

そしてギャンブルでWR#87″エリック・デッカー”へパスを決めて1stDownを更新し、最後にまたもWR#87″エリック・デッカー”にTDパスを決めて5点差に詰めますが、危険すぎる賭けでした。

 

そして3回目が敵陣7ydにて4th4ydのギャンブル。エンドゾーン奥へTE#47″ケレン・デービス”を狙ったパスは、TE#47″ケレン・デービス”と連携が合わず、彼が振り返った時に頭の上をボールが通過してギャンブル失敗。
全くレシーブしていないTE#47″ケレン・デービス”がノーマークである事を狙ったのだと思いますが、この重要なシーンを彼に任せるべきではありませんでした。

第4QはD#が踏ん張って無失点に抑えただけに、2度のギャンブル失敗が痛すぎました。