ロースター当落上の戦い

プレシーズンのラストとなる3試合目は王者イーグルスとの戦い。

 

しかし、両者ともファーストチームは温存しセカンドチーム、つまり2軍試合となりました。

なので、さらっと流したレビューです。

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

イーグルス

3

3

10

3

19

ジェッツ

0

3

0

14

17

総評

熾烈な3rd QB争いだが・・

本日のQBは前半が”ブレイディ・クック”、後半が”エイドリアン・マルチネス”と前後半できっちり2分しました。

 

前半のクックは落ち着きがあり、コントロールが良いのですが味方のホールディングや失点に繋がるインターフェアーの反則や落球、さらにアンラッキーなインターセプトがあり、得点は3点どまり。

 

後半のマルチネスは緊張したのかボールの保持時間が長くなり彼らしくないミスを繰り返して、ターンオーバー2回を記録する最悪のスタートを切りました。

 

しかし、第4Qにランの助けを借りてTDドライブを演出し、2ポイントを自らのランで決めると復活。

 

いつもの動きが戻り、さらにTDドライブを演出して、イーグルスに2点差に迫ります。

 

最後のドライブは味方の反則がなければギャンブルを成功させて、フィールドゴールで逆転勝利していたでしょう。

 

ジェッツの方針としてはバックアップQBは膝の負傷でプレシーズンは1回も出場していないベテランQB”タイロッド・テイラー”が開幕までに回復する予定なのですが、個人的にはタイプの異なるクックとマルチネスを両方残して、むしろテイラーをカットして欲しいですね。

膝の悪いテイラーに何も期待できません。

 

ただ両QBともレギュラーシーズンに出場した事が無いのがネックですが、どちらかを切るのは勿体ないです。

まぁPSでキープはするのでしょうけど。

 

特にマルチネスはカットがDBをかわせるほど上手いので、”テイサム・ヒル”のように奇策要因としてロースターに入れても問題無いと思います。

DBは良いが・・

失点につながるパス・インターフェアランスがあったものの、パスディフェンスは基本的に良かったです。

 

ただ、イーグルスのQBが最初から最後まで2025年ドラ6の”カイル・マッコード”が投げており、このQBが肩が弱いしコントロールが不安定。

 

ジェッツの主な失点は、ランディフェンスの弱さやターンオーバーから得点であり、正直カットされてもおかしくないQBでした。

 

つまり、相手に助けられたDBの良さです。

そもそも両者セカンドチームなので、何の評価にもなりません。

STは昨シーズンと違いかなり期待できる

昨シーズンはプレシーズンでK”グレッグ・ズーライン”がFGを外しまくって、そのままレギュラーシーズンでも外しまくる最悪な起用でしたが、今シーズンはベテランK”ニック・フォーク”が44ydの決めて、パーフェクト継続中。

 

若手K”ハリソン・メビス”は55ydの難しいFGを外すという結果。

一見、フォーク様が有利ですが、負傷率などを考えると若いメビスを残す可能性は十分あります。

 

リターンではWR”ジャマール・プリチェット”が好調でした。

総評

プレシーズンが終了し、いよいよレギュラーシーズンに入りますが、結構弱点が露呈しました。

1)QB”ジャスティン・フィールズ”は1回もロングパスを投げず。

2)頼れるWRが”ギャレット・ウィルソン”しかいない。

3)反則が多い。

 

OLは良くなったもののパスオフェンスに課題が残ります。

 

再建のシーズンと考えてますが、果たしてフィールズで何勝できるのか?

「どさくさに紛れてプレーオフにいけないかなぁ・・」と、毎年のように淡い期待が膨らみます。

 

プレシーズンが終了し、1週挟んで9/5にいよいよ開幕。

果たして今シーズンはどのようなドラマが展開するのか、非常に楽しみです。