これが現実

開幕戦には負けたものの、今シーズンへの手ごたえを感じたジェッツ。

よもやよもやの大接戦 今年の新生ジェッツ(もう飽きた)の開幕戦の相手は、20年近く負け越しシーズンが無い鉄の軍団スティーラーズ。 なんと、昨年のジェッツの開幕先発QBアーロ

 

次の相手は、地区王者かつ毎年優勝候補にあがるビルズです。

近年、ビルズと序盤で対戦する時は接戦になるので、ジェッツの勝利を期待したのですが・・

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スコア&ダイジェスト

ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]

 

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

ビルズ

10

10

3

7

30

ジェッツ

0

3

0

7

10

オフェンス

フィールズ、キャリア最悪の成績

ビルズはジェッツのスティーラーズ戦の研究を徹底したようで、結果から言うとQB”ジャスティン・フィールズ”のスタッツはパス3/11回、27yd獲得、レーティング39.6。

ランで49yd獲得するも、2回のファンブルにロスト1回。

フィールズはキャリア最悪の成績をマークしました。

 

さらに第4Qの開始直後にサックされて脳震とうになり、QB”タイロッド・テイラー”に交代。ジェッツの1TDはテイラーのもので、フィールズは0TDです。

 

ビルズはDT”エド・オリバー”とCB”タロン・ジョンソン”が欠場しているのに、この成績は情けない。

(TωT)

 

 

フィールズのコントロールやターゲットを見る力も問題ですが、やはり開幕前から指摘してるとおり頼れるターゲットがWR”ギャレット・ウィルソン”しかいないのが問題でしょう。

レシーバー陣の2回のドロップも足を引っ張りました。

 

あとWR”アレン・ラザード”が復帰するも、22回のスナップ中で1回もターゲットされず、完全に封じられていました。

ランオフェンスも死亡

ビルズはランディフェンスが弱いと思っていたら、RB”ブリース・ホール”は簡単に封じられて10キャリー29ydと爆死。

1発でファーストダウンを取ったシーンがありましたが、他はかなりロスタックルでやられてます。

 

OLがビルズのDLに負けてホールが抜ける穴を作れないうえに、ビルズのラン封じに突っ込んでくCBブリッツへの対策がジェッツにはありませんでした。

これはOC”タナー・エングストランド”の責任でしょう。

来週、フィールズ欠場か?

第4Qにフィールズが脳震とうを起こしたことによって、来週のバッカニアーズ戦に出場できるかが不透明になっています。

 

ジェッツのバックアップQBはこの試合でも投げたQB”タイロッド・テイラー”ですが、勝利する要素に欠けている事は否めません。

ディフェンス

まんべんなくやられる

ランにパスにスクランブルと、まんべんなくやられちゃいました。

 

RB”ジェームズ・クック”の44yd TDランは、最初に低空タックルをジャンプでかわされてます。これは見事。

 

 

CB”ソース・ガードナー”のミスも致命的。CBブリッツをQB”ジョシュ・アレン”にかわされ、走られます。

 

 

 

アレンとフィールズは俊足と強肩を合わせ持つ非常に似たタイプですが、アレンにはターゲットが空いていれば当たり前にパスを通せるテクニックがあり、加えてチーム全体の練度が ジェッツより各段に上であることを痛感しました。

 

途中、アレンが負傷のために1回フィールドを出て、QBが”ミッチェ・トゥルビスキー”に交代した時にあのガードナーがロングパスを通されるシーンも痛かった。

おそらくガードナーはセオリーから「パスは無いな」と油断したのでしょう。

 

さらに4thDown-shortのギャンブルは確実に通されるという屈辱。ジェッツOLがビルズDLに完全に負けていました。

 

これはもう新体制のジェッツとプレーオフの常連であるビルズの埋められない差でしょう。

反則の裁定が解せない

おまけに試合の序盤で3rdDownを止めたと思ったら、ディフェンス・ホールディングやラフィン・ザ・パサーなど、反則でファーストダウンを更新されるケースがモメンタムを一層ビルズに傾けました。

 

ラフィン・ザ・パサーに関しては不可抗力であり、当たる直前でかばう動作をしたにも関わらず反則を取られたのは解せないですね。

逆にフィールズがスライディングした後に当たられても反則を取らなかったり、裁定に不満を感じました。

 

ジェッツも悪い事ばかりなく、アレンに2度もインテンショナル・グラウンディングを誘発させたり、DT”ジョウォン・ブリグズ”が1サック、1ロスタックル、2QBヒットを記録し活躍しました。

スペシャルチーム

ここは特になし。両キッカーとも蹴れば入るしミスは無しです。

あえて言うなら、ビルズのK”マット・プレーター”が3回のFGを全て決めて安定しているのが、ビルズの底力になっていますね。

 

ビルズのキッカーが不安定というのは、もはや昔話です。

(´・ω・`)

総評

圧倒的な実力の前に「オードリー春日の呪い」なんて意味はなし!

ただ、今回はアレンに試合中ずっと鼻血を出させたことが呪いとします。

(屮゜Д゜)屮

アレンはタックルが鼻に入ったあと、サイドラインではタオルで鼻を抑えるシーンが目立ちました。

 

話を戻して、やはり攻守ともにライン戦で負けたのが根本的な敗因でしょう。やはりアメフトはラインが命ですよね~。

そして、チーム全体の熟練度が天と地ぐらい差がありました。

 

 

HC”アーロン・グレン”に関して、敗戦のあとの記者会見で何を聞かれても「テープを見なければならない」の一点張りで、準備不足である自分の非を認めなかった事が話題になっています。

 

開幕戦は負けたとはいえ今後に期待できるHCでしたが、この試合では過去の負けHCと同類に見えました。

 

 

来週はバッカーニアーズと対戦ですが、フィールズが出場できるかどうか不透明です。

フィールズが出場出来ない場合、先発QB”タイロッド・テイラー”であり2名体制のジェッツはテイラーのバックアップを急いで獲得する必要があります。

 

もう開幕前からの心配事が的中しちゃってます。

 

今シーズンは再建モードだと最初から分かってますが、2戦目でこの状態では断腸の思いでDAZNにクソ高い金額を払っただけにやりきれないです。

(金の問題か!?!∑(゜ Д゜))