毎度おなじみ、鬼門の1回戦
第3シード
シンナティ・ベンガルズ
(1回戦はスティーラーズと対戦)
HC”マービン・ルイス”の長期政権下で何度もプレーオフに出場するも、なぜか1回戦で確実に敗北するベンガルズ。
またも激戦区AFC北を制し、今度こそ1回戦突破とSB制覇の期待がかかるも、QB”アンディ・ダルトン”がWeek14のスティーラーズ戦で親指を負傷し、バックアップQB”A.J・マキャロン”がチームを支えるのだが、パフォーマンスはダルトンに及ばず、SB制覇には いち早いダルトンの復帰が求められる。
ベンガルズといえば虎のイメージも手伝い、”アンディ・ダルトン”&”A.J・グリーン”のホットラインでO#が強力というイメージのチームだったが、今や13.5サックを誇るDE”カルロス・ダンラップ”やリーグ1位のINT数のS”レジー・ネルソン”(同数1位でKCの”マーカス・ピータース”)といったD#にビッグプレーメーカーを揃えている。
とにもかくにも、1回戦から上り調子のスティーラーズと対戦するハメになるとは、あと1歩のところで鬼門である1回戦の免除を逃してしまった代償は高くつきそうだ。
この地区にコルツ以外に敵は無い
第4シード
ヒューストン・テキサンズ
(1回戦はチーフスと対戦)
テキサンズは2011年と2012年シーズンに、”マット・ショーブ”が率いてAFC南を連覇するものの、2013年にショーブがPICK6を大量生産する大不振に陥り、それ以降はQBが安定しないチームとなる。
さらに今シーズンは、エースRB”アリアン・フォスター”まで離脱する苦しい状況に置かれたのだが、コルツの不振もあり、シーズン終盤に盛り返して再び地区優勝に返り咲く。
やはりリーグ最強のDE”J.J・ワット”の存在感は計り知れず、今シーズンもサック数は現在単独1位の17.5サックを記録し、サイボーグぶりは健在。
O#ではジェッツのリービスを手玉に取ったWR#10″デアンドレ・ホプキンズ”の存在は大きい。
しかし、肝心のQBがホイアー、ウィーデン、イェーツと3人ともどれが出ても一緒のような中堅以下のレベル。勝つにはD#がターンオーバーを稼ぐことが必須である。
嵐を呼ぶ赤ヘル軍団
第5シード
カンザスシティ・チーフス
(1回戦はテキサンズと対戦)
シーズン序盤で5連敗し さらにエースRB”ジャマール・チャールズ”が負傷によりシーズンエンドしたために、誰もが「チーフス終わった」と思った瞬間から 怒涛の10連勝の快進撃でプレーオフに到達。
快進撃の理由は、強力なD#陣。INT数8回でリーグ1位のCB”マーカス・ピータース”を中心にミラクルを起こすDB陣に加え、2010年ドラフト1巡ながらも、ホジキンリンパ腫(血液のガンである悪性リンパ腫の一種)を患い、欠場していたS”エリック・ベリー”の復帰も大きい。
さらに、ILB”デリック・ジョンソン”のランストップと、LB”タンバ・ハリ”&ドラ1”ジャスティン・ヒューストン”のパスラッシュでリーグトップクラスのD#を誇る。
しかしヒューストンはシーズン終盤で負傷し、復帰できるか分からない不透明な状況となった。
O#はQB”アレックス・スミス”の相変わらず正確なショートパス攻撃に、チャールズの後を継いだRB”チャーキャンドリック・ウェスト”のそこそこ稼げるランの安定したO#が武器。
Week7から負け無しの勢いで一気にSB制覇なるか!?
はぁあぁぁぁ・・・
第6シード
ピッツバーグ・スティーラーズ
(1回戦はベンガルズと対戦)
本当はここはジェッツで下書きしてたんですけど、ご存知のとおりギリギリで敗退。原稿を破棄して書き直しですよ。もう最悪・・・。
スティーラーズ??あああ、アレね。神戸製鋼のチームでしょ。ああ、ピッツバーグの方ね。。
スティーラーズは過去にSB制覇6回し、現QBの大便、、いやビッグベンこと”ベン・ロスリスバーガー”が2度制覇している、「過去1回しか制覇してないジェッツにプレーオフ譲ってやれよ」と思うぐらいの古豪。
“トロイ・ポラマル”などチームの顔となるベテランが抜けて衰退するかと思いきや、ベンがいれば大丈夫。 巨漢を生かしてヌルヌルとパスラッシュをかわし、WR”アントニオ・ブラウン”へ強引へ投げ込んだら1発TDときたもんだ。こんなのフットボールじゃねーよ。
地上戦ではRB”ディアンジェロ・ウリィアムス”がブイブイ言わすも、最終戦で足を負傷。現時点で復帰時期は不透明で、プレーオフではランO#の苦戦が予想されます。ヘッ!
それに加え『鉄のカーテン』と呼ばれた鬼のD#もすたれて、パスD#がリーグ30位という弱点もありますが、1回戦の相手がダルトンが欠場する可能性が高く、プレーオフに超弱いベンガルズですから、まぁ勝つんじゃないですかね。ケッ!
なに?「スティーラーズの紹介だけ悪意を感じる」ですって?気のせいじゃないです?それに最後に「1回戦は勝つ」って書いてるんですから、ちょっとぐらいヤサぐれてもいいじゃないですか。
そうだ!ロスリスバーガーが負傷して、マイケル・ヴィックが出れば盛り上がるぞ!それがいい!!
しっかし、本当はジェッツだったのになぁ~。はぁぁぁ。。
(未練がましい)
いつも楽しく拝見しております。
自分はNFCではイーグルス、AFCではパッツを応援しておりますが、このプレイオフではいつもとは違い、AFCではマニング、NFCではカージナルスを応援しようと思っておりますので、今回のスピンオフ企画は嬉しいです。
今回のチーム紹介も楽しく読ませていただきました。どうしてそんなに面白い文章が書けるのか、センスを磨かねばと思っております。
NFC版も楽しみにしてます。今後ともよろしくお願いします。
ガオブルーさん>
カーディナルスは人気がありますね。なんとなくクリーンなチームの雰囲気がそうさせます。
「面白い文章」というのは、最高の褒め言葉です。ありがとうございます。堅いニュースサイトにはできない、NFLネタを笑いにして ふざけて書くのが目的ですので。
NFC版はちょっと時間がかかりそうですが、ワイルドカードが始まるまでにはなんとか書きますので、宜しくお願いします。
マニングが好きで出来ればマニングにでて欲しいけど、寒さに弱い上に順調にこれなかった彼には荷が重いですね
いっそワイルドカードでと思ったけどボストンも寒かったなぁ(白目)
そんな私のAFCの予想はKCです
匿名さん>
パッツやブロンコス、テキサンズなどチーム状態やQBが不安定なチームが多い中において、チーフスは中でも安定している方なので、この勢いでSBまで到達する可能性は高いと私も思います。
しかし、2009年シーズンにチャージャーズが11連勝でプレーオフに出場してSBを取るかと思いきや、ギリギリ第6シードのジェッツに倒されると言う大波乱もあり、プレーオフというのはレギュラーシーズンとは別物であるので、要注意。
それにチーフスは前に出た時は、コルツにありえない大逆転負けしましたしね。
それだけに今回のチーフスの試合は楽しみです。
こんにちは
私もKCが本命に思いますが、蒸し返すようなことを言って恐縮ですが、このメンツならむしろJETSがSBなのではと、ひそかに思っていました。私はそれほどJETSファンではないのですが、それでも今週ずっとあの最終戦のことを思い出して、はあああ。。。となっています。
名無しさん>
単純な戦力ならばJETSって、最強クラスでしたが、全体的に冷静さを欠いたら崩壊しこの結果。これぞ戦争です。
現実をしっかりと受け止めねばならないのですが、今も思い返すたびにため息がでます。ツライ。
お隣の16年間もプレーオフに行ってないチームのファンのタフさにも、改めて感服します。
POとうとう決まりましたね。
個人的にはブロンコスを応援しております。
ところで、泣く泣く削除されたというジェッツの文章を
ぜひとも見てみたいのですが、どこかにこっそりアップされる
予定はありませんでしょうか・・・?
モコさん>
ジェッツの紹介文は、冒頭のあおりに「ミラクルジェッツが帰ってきた!」とか、これまでの経緯など すんごい鼻息荒く書いたので、敗北しちゃった今となっては見るのも痛く、完全にこの世から消しました。
ああ、、、結果が出ていないのに妄想だけでプレーオフに行ってた自分が恥ずかしい。。。
シーズン序盤でプロボウルセンターとエースRBを相次いで失い、ベンさんも度重なる怪我にて2度離脱(今年もか!)。それでも、なんだかんだで辿り着きましたプレイオフ。ホント、良QBを引き当てた幸運は最後までしゃぶり尽くさなきゃならんのだなと実感しております。
ただ、ここに来て大便のキレが悪くなっており、相手DBにお漏らし多発。。ベンガルズ相手に勝てるかどうかは不安でいっぱいです。
おかべさせさん>
大便つながりで下ネタカウンターですか。本当に大便・・・いやビッグベンことベン・ロスリスバーガーは足を負傷しようが、女子大生に手を出そうが、チームを引張る優れたQBです。
繰り返しますが、個人的にはベンガルズには勝つと思っています。
でも、ベンさんがSBを3度制覇するって、何か嫌だなぁ。
第6シードのジェッツにブロンコスを倒して頂いて、ジレットスタジアムでのAFCチャンピオンシップでの再戦を夢に描いておりました。
パッツの勝ち上がりを期待しますが、チーフスの調子が良さそうなので、そのまま勝ちあがる気もします。
ガストンさん>
本当に2010シーズンプレーオフの再戦を臨んでいましたが、今となっては幻となりました。
パッツは本当に厳しい状況に立たされましたが、逆境も何とかするのもパッツの強いところ。
今シーズンはボールの空気を抜けないので、どんな手を使うか楽しみであります。
いつも楽しく拝見させております。
私はベンガルズファンなのですが、今年のような戦力が充実したシーズンにプレーオフで勝てなかったら私が生きている間は無理だろう、と思っていたところにダルトンが負傷してしまい、
代わりに出てきたマキャロンは基礎能力はそこまで低くないものの、プレッシャーが掛かる場面での判断能力の低さが目につき、
ああ、結局また1回もプレーオフで勝てずに今シーズンを終えるのだな、と悲嘆に暮れております。
山猫さん>
別にベンガルズが嫌いなわけでなく、K”マイク・ニュージェント”もいまだにいますし、ダルトンの血の通ってないぐらい白い顔面や、トラ柄に愛着があり好きな方のチームなのですが、プレーオフの弱さは鉄壁なので。
それだけに私は今シーズンは第1,2シードを取って魔のワイルドカードをスルーして欲しかったのですが、ギリギリ捕まるのもベンガルズらしいです。
何にしろプレーオフ慣れしてるベン&トムりん の鉄科団にとって、初の大舞台に立つマキャロンは格好の獲物でしょうね。
しかし、そんな鉄たちもティーボウのブロンコスにプレーオフ1回戦で敗北した事もあるので、信じましょう。
(と、言いつつ記事内ではボコボコに書いちゃいまして、すみません。)