ベンガルズ・クォリティ

テキサンズがホーム完封負けという、ワンサイドでなんとも冷め切ったプレーオフ開幕戦。こりゃ、2試合目に期待するしかありません。

ワイルドカード2戦目は、近年はプレーオフ常連の強さを誇るも、確実にワイルドカードで敗北するベンガルズが登場。前にプレーオフで勝利したのは1990年なのだから、もはや呪いのレベル。

それに対するは、Week17にてジェッツの敗北にてプレーオフ出場となった強豪スティーラーズの同地区対決です。

ベンガルズはQB”アンディ・ダルトン”が親指負傷で、バックアップQB”A.J・マキャロン”が先発というO#力低下は免れない状況。果たして今度こそ鬼門の1回戦を突破できるのか?

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簡単な内容

[引用:NFL JAPAN]※個人的な感想は「総評」で。

現地9日、AFCワイルドカードのピッツバーグ・スティーラーズ対シンシナティ・ベンガルズの試合が行われ、相手の反則に助けられたスティーラーズが終了 間際の逆転FGにより18対16で激戦を制した。これでスティーラーズは次週のディビジョナル・プレイオフでデンバー・ブロンコスと対戦。一方、ベンガル ズは5シーズン連続でワイルドカード敗退となった。

 第1Qは共に無得点の後、第2Qにスティーラーズは連続FGで6点を先制。そして後半に入ってもスティーラーズの流れは続き、第3Q早々にFGを追加す ると、クォーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーからワイドレシーバー(WR)マータビス・ブライアントへの10ヤードTDパスが通り、15対0と リードを広げる。

 だが、第3Q最後のプレイでロスリスバーガーが負傷退場すると、第4Qに入りベンガルズの猛反撃をくらう。そして残り約2分にTDパスを許し、15対16と逆転されてしまうと、直後の攻撃シリーズでインターセプト献上と絶体絶命のピンチとなってしまう。

 しかし、スティーラーズは、すぐにファンブルリカバーと守備陣のビッグプレイでターンオーバーを奪い返す。そしてここからロスリスバーガーが復帰する と、ショートパスを通し確実にヤードを稼ぐ。さらに残り約20秒、敵陣47ヤード地点からのプレイで相手が2つの15ヤード罰退となる反則を喫したこと で、大きく前進。35ヤードの勝ち越しFGを決め、劇的勝利を収めた。

 スティーラーズはQBロスリスバーガーがパス31回中18回成功、229ヤード、1TD、INTなし。また、RBジョーダン・トドマンのラン11回65 ヤードなど、ランで計167ヤードを稼ぎ、エースWRアントニオ・ブラウンもレシーブ7回119ヤードをマーク。敗戦濃厚の場面から、驚異の勝負強さを発 揮した。

 ベンガルズは、QBのA.J.・マキャロンがパス41回中23回成功、212ヤード、1TDをマーク。第4Qに一時は15点差をひっくり返す見事な反撃を披露しながら試合終盤にターンオーバー、2つの反則と痛恨のミスを連発。ほぼ手中に収めていた勝利を逃してしまった。

スコア&ダイジェスト

2016年01月10日 @ポール・ブラウン・スタジアム

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
スティーラーズスティーラーズ (10-6-0) 0 6 9 3   18
ベンガルズベンガルズ (12-4-0) 0 0 0 16   16

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