妥当な結果
もはや消化試合のジェッツ、次の相手はAFC南の首位ジャクソンビル・ジャガーズです。
先発QBはNFL公式戦初先発となる”ブレイディ・クック”。ジェッツの注目は彼のパフォーマンスのみでしょう。
さて、地区首位のお手並みを拝見しましょう。
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スコア&ダイジェスト
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
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ジェッツ |
7 |
3 |
3 |
7 |
20 |
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ジャガーズ |
14 |
17 |
10 |
7 |
48 |
オフェンス
伸びしろあるで、ブレイディ・クック
NFL初先発となったQB”ブレイディ・クック”、単純なスロー能力は”ジャスティン・フィールズ”や”タイロッド・テイラー”より全然上かと思います。
スローや弾道の速さ、コントロールも完璧なTDパスを見せてくれました。スタンドで抱き合って喜んでいるのは両親のようです。
come for @bradycook‘s first TD, stay for his parents’ reaction
: #NYJvsJAX on CBS | @paramountplus pic.twitter.com/JKALKBNYn5
— New York Jets (@nyjets) December 14, 2025
パスを決めるシーンをまとめて見ると、このようにスパっとクイックスローかつ、キレイな弾道でパスを通す能力があります。
There were some nice flashes for Brady Cook to build upon. Displayed his athleticism and multiple instances of good anticipation pic.twitter.com/PFS9dY17ty
— Michael Nania (@Michael_Nania) December 15, 2025
移動しながら投げるのはイマイチ。ターン気味になったりショートしますが、そこは伸びしろあります。
しかし、前試合でエンドゾーンで2回インターセプトされましたが、この試合でもエンドーゾーンでインターセプトされました。
映像は無いのですが、ターゲットを見極めた瞬間に投げる球離れの良さと引き換えにディフェンスが読めていないと思われます。
加えて、ほとんどのパスを通じてフィールズと同じく投げるターゲットしか見ていない、目線の分かりやすさも経験不足でしょう。
おまけに小柄でフィジカルが弱そうなのも気になりますね。
クックの本日のスタッツはパス22/33回176yd獲得、1TD、3INT。
とにかく、この後の試合も実戦を通じて能力を磨いて欲しいものです。
オフェンス全体が弱いので仕方なし
あと、プレーコールを含めてオフェンス全体の弱さが彼の支えになりませんでした。
最初のシリーズの自陣にて残り1ydとはいえ、これまで散々失敗してきたギャンブルを仕掛けるとは、どういう神経をしているのでしょう。
もちろん失敗してターンオーバー。
返しのオフェンスでタッチダウンを喰らって、モメンタムを早々に献上しました。
RB”ブリース・ホール”のランも12キャリー23ydと不発。QB”ブレイディ・クック”がラン29ydとQBの方が走ってます。
まぁ、このオフェンスでジャガーズ相手に20点も取れたら上出来です。個人的に。
ディフェンス
ディフェンス大崩壊
48点も取られちゃいました。さすがAFC南の首位。
RB”トラビス・イティエンJr”に走られた気がしましたが、実際はキャリー12回32yd獲得と全く走られていません。
それでも抜ける時のインパクトが強いRBです。
彼にはレシーブの方でやられており、レシーブ3回は全てTDパスです。
以下の動画のレシーブなんて、背面で獲ってる驚きのシーンでした。
The gift that keeps on giving
RT to #ProBowlVote for @trevorlawrence & @swaggy_t1!#NYJvsJAX on CBSpic.twitter.com/T0tOY8vOoo
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) December 14, 2025
当然、このパスを投げているスリザリン顔のロン毛QB”トレバー・ローレンス”の成長と実力も認めるしかありません。
330yd獲得の5TDパスを決めて0INT。
Y’all know what time it is.
RT to #ProBowlVote for @trevorlawrence & @BrianThomas_11!#NYJvsJAX on CBSpic.twitter.com/G7Gy7E4D89
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) December 14, 2025
ミドル・ロングパスをガンガン通されて、スクランブルでも51yd獲得と走られています。
以前の見たときよりパス精度がかなり上がっている印象を受けました。ドラフト全体1位が顕著に成長してるのは、なかなか珍しいケースです。
あと、投げ捨てるときはメッチャ早いですね。ほぼスパイクみたいなのが2回ありました。
そんなローレンスをジェッツディフェンスは詰め切らず0サック。
パスラッシュの弱さに加えて、簡単にセパレートされるDBの弱さなど、総じてディフェンス全体が悪すぎです。
そのかいあってDC”スティーブ・ウィルクス”がこの試合直後に解雇されています。
ディフェンスの主力を売り飛ばしておいて、そりゃないぜ!
(;´Д`)ノ
ローレンスに負けっぱなしも悔しいので、ローレンスをディスった投稿を添付しておきます。
ジャガーズのQBのトレバーローレンスって、アメリカ映画のムカつくアメフト部のQBって見た目してるよね pic.twitter.com/WGRo5MaOOy
— とるこ (@turkish_cafe) December 12, 2025
スペシャルチーム
褒めるのは本日もここしかない
いやー、惜しかった。
またもWR”アイザイア・ウィリアムス”がパントリターンTDを決めたのですが、ブロックの反則で無効になりました。
ジェッツはとんでもない飛び道具を手に入れたのかもしれません。
そして、相変わらずフォーク様は51ydのFGを含めて、FG2本を完璧に決めます。
パンターの”オースティン・マクナマス”を含めて、ST全員がプロボウルに選ばれても不思議はありません。
総評
もうジェッツファンはQB”ブレイディ・クック”のパフォーマンスしか見るところが無い試合でした。
まぁ予定通りの負けなので問題なし。
それにしてもタイタンズ、ジャイアンツ、レイダースの2勝チームがある意味で強いですね。全く勝ってくれません。
特にピーキャロのレイダースがイーグルス相手とはいえ、31-0の完封負けなんてありえないでしょ。八百長すぎ。
それはさておき、来週のジェッツの相手は4勝のセインツ。シーズンエンドしたチームどうしの対決になりました。
一体、こんな試合を誰が見るのでしょうか。

















