イメージ 何としても勝たねばイカンのよ
AFC東は首位ビルズがライバルと3戦連続で戦う「AFC東シリーズ(勝手に命名)」に突入で、ジェッツは次週ビルズ戦に向けて確実に勝っておきたい一戦。
わずか1勝のチーフスは今試合RB”ラリー・ジョンソン”欠場、そしてQBに負傷が続き第3QB”タイラー・シグペン”が先発と不幸に不幸が重なります。
しかし、あきらかな戦力差があろうと、なぜか最後まで目が離せない試合にしてくれるのが悪い意味でジェッツらしいです。

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▼第1Q
[JETS]
1stドライブは好調。QB”ブレットファーブ”のショットガンで着実に進み、WR”ジェリコ・コッチェリー”への19ydのパスで一気にレッドゾーン突入。
そしてRB”レオン・ワシントン”へのショートパス、そのままワシントンはエンドゾーンまで走りぬけタッチダウン!やはりチーフスは不振か!?今日は楽に勝たせてもらいましょう。
7 – 0

[JETS]
チーフスはパントで終了し、次の攻撃も敵陣18ydまで進むがK”ジェイ・フィーリー”がFGを外す。まぁまぁこの調子なら得点のチャンスは幾らでも出来るでしょ。

しかし、次の攻撃でコッチェリーへのロングパスをインターセプトされ、敵陣38ydまでリターンを許してしまう。ん~また悪い流れになりそうな予感が・・・

▼第2Q
[チーフス]
インターセプトから引き続いてチーフス好ポジションからの攻撃。
敵陣19ydからQB”T.Thigpen”のパスがWR”T.Gonzalez”へロングパスからちょっことランでタッチダウン。同点です
7 – 7

[JETS]
ファーブ、自陣30ydから敵陣30ydのコールズへ放った山なりロングパスをまたもインターセプトされる。
ファーブの悪いクセが出てきた・・・(=_=;)

[JETS]
しかしチーフスの攻撃を止めて、自陣34ydで2ミニッツ。
2ミニッツ空け一発目の攻撃でRB”レオン・ワシントン”の爆走がキター!!
中央の密集地帯をスルッと抜けると、あとはエンドゾーンまで一直線で走りぬけタッチダウン!!
ホンマにジェッツの救世主です。
14 – 7

[チーフス]
第2Q残り秒でエンドゾーンに放ったパスを走りながらキャッチするが、勢い余って外に出たためノーゴール。
しかし、リプレイによる確認でボールを補給した後に両足がエンドーゾーン内に残っているため判定を覆しタッチダウン成立!チーフスが試合を振り出しに戻して、折り返します。
14 – 14

▼第3Q
[チーフス]
後半1発目の攻撃をFGに結びつけ、とうとうチーフス逆転・・・。
14 – 17

[JETS]
コールズとコッチェリーへショートパスとミドルパスを含めて、進み続け敵陣10ydからまたも”レオン・ワシントン”がラン。しかし残りあと2ydで惜しくも止められる。
「後はまかせとけ」と言わんばかりに人間削岩機”トーマス・ジョーンズ”のゴリ押しランで逆転!。
21 – 17

▼第4Q
[チーフス]>残り8分
大事な時間帯にファーブが中央へ放ったショートパスをまたもインターセプトされ、そのまま逆転のリターンタッチダウンを喰らう!ああ・・悪夢が蘇る・・・(T0T)
21 – 24

[JETS]>残り3:15
このままでは終われないジェッツ、”レオン・ワシントン”がチーフスのパントをビッグリターンで敵陣48ydまで戻す。

[JETS]>残り1:05
敵陣15ydからエンドゾーン際のぴったりカバーされているコールズへ大胆なパス!!
おいおい、またインターセプトじゃねーのか!?と思いきやコールズがしっかりキャッチしつつエンドゾーン内に体を入れてギリギリ逆転のタッチダウン!!(^0^)/!!
28 – 24

チーフスの最後の攻撃を止めて試合終了。またも時間ギリギリまで追いかける展開から見事に勝利しました。

★総評
先週ケガ人が続出して、今週は出場が危ぶまれた主力選手は全員無事に出場し、万全の体制で臨む事ができました。
勝因はやはりタッチダウンのドライブに全て絡んだRB”レオン・ワシントン”の活躍です。
スピードだけの選手だったのですが、昨シーズンよりもパワーが上がっているので強引に中央を突き抜けるプレーが光ります。

チーフスはキャリアで2回目の先発となった第3QB”タイラー・シグペン”は36回中25成功、280yd獲得2TDと意外と好成績。しかしランのキープレイヤーがいない分、攻撃力のダウンは免れず。

攻撃力が弱まっているチーフスに追い込まれた原因は今回もQB”ブレット・ファーブ”のインターセプトです。インターセプトのみで3ターンオーバーを喫し、それを機転に得点され危うく敗戦になる所でした。
もとよりインターセプトの多い事で有名ですが、失点に絡むミスが多いので、今後も安心して見れる試合はなさそうです。

2008年10月26日  @ジャイアンツ・スタジアム

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
チーフス (1-6-0) 0 14 3 7   24
ジェッツ (4-3-0) 7 7 7 7   28
 Game Stats

[引用:NFL JAPAN]

ニューヨーク・ジェッツは、第4Q残りわずかでQBブレッド・ファーブが逆転のTDパスを成功させ、28対24で辛くも勝利を収めた。敗れたカンザスシティ・チーフスは守り切れず、6敗目(1勝)を喫した。

 ジェッツが4つのタッチダウンでチーフスを下したが、ファーブにいつもの切れはなかった。パス40回中28回成功、2TDパスを通したが、3インターセプトを記録。第4Q残り9分29秒には、インターセプトTDを奪われる手痛いミスを犯し、みずから敗戦のピンチを招いた。しかし、そこは百戦錬磨のファーブ。第4Q残り1分5秒に試合を決める15ヤードTDパスをWRラバーニアス・コールズにヒットさせ、自身の失敗を取り返した。また、RBレオンワシントンはTDパス捕球、TDランを決める大活躍。特に第2Qで見せた60ヤードのTDランは圧巻だった。

 一方、チーフスはキャリア2度目の先発出場となった第3QBタイラー・シグペンがパス36回中25回成功、2TDパスと活躍したが、あと一歩届かなかった。エースRBラリー・ジョンソンが出場停止処分で欠場し、ラン攻撃が手薄になったのが痛かった。