呪いは続くよ、どこまでも・・・
選手の輝かしいキャリアを一気にどん底に突き落とす恐怖のMaddenの呪い。
未だにその呪いが解けずに業界をさまよう選手がいます。その名も”ショーン・アレキサンダー”。
今シーズンにシーホークスから解雇され、レッドスキンズと契約。そこから再起を図りましたがまたも解雇です(T0T)。
ドラクエならば教会へ行けば済む話ですが、現実はそうは行きません。
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▼”ショーン・アレキサンダー”また解雇。
以前の記事「Maddenの呪い最高潮⇒アレキサンダー解雇!?
」でお伝えしましたが、2005年にNFLのTDラン記録を塗り替え、シーホークスをスーパーボウルに導いた”ショーン・アレキサンダー”はその後、スランプに陥り翌年のシーホークスのランもリーグ20位と激落ち。
シーホークスは今シーズン”ジュリアス・ジョーンズ”、”DJ・ダケット”と2人の即戦力RBを獲得し、キャップを空けるために”アレキサンダー”を解雇しました。
“アレキサンダー”にはベンガルズを初め複数のチームが興味を持ちましたがレッドスキンズと契約。
しかし、レッドスキンズで4試合に出場するもラン11回24yd獲得と並みの選手以下でこの度、守備の補強のため”アレキサンダー”の解雇を決定しました。
皮肉にも解雇直前の対戦相手は過去に栄光を飾ったシアトル・シーホークスで、出場機会なくベンチで見守るだけの最後となりました。
▼Maddenに呪われた者たちの今。
2003はラムズRB”マーシャル・ホーク”。ラムズをスーパーボウル優勝に導いたスーパーRBも呪いによりカバープレイヤーになった直後は負傷により失速し、2007年に引退。ここから呪いの歴史が始まりました。
2004はファルコンズQB”マイケル・ヴィック”。呪い後に負傷しシーズンアウト。2008シーズン直前に闘犬問題により無期限出場停止処分を受ける。現在は収監中で釈放は2009年か2010年初めの予定です。(ヴァージニア州から刑期が追加される可能性あり)
2005はレイブンズのLB”レイ・ルイス”。呪いにかかった直後は負傷しシーズンアウトしましたが、現在は活躍しレイブンズをプレイオフ戦線に引き上げております。呪いは完全に解けたようです。
2006のイーグルスQB”ドノヴァン・マクナブ”も呪い直後はシーズンアウトしましたが、現在はイーグルのQBを努めておりますが、しかし現時点でNFC東最下位とチームは低迷中。
2007はアレキサンダー。
2008はタイタンズQB”ビンス・ヤング”。昨シーズンはチームをプレイオフに導くもシーズン最終戦で足を負傷し、プレイオフ1回戦チャージャーズ戦でパフォーマンスが上がらず敗退。
今シーズンはWeek1で負傷しシーズンアウトし、その後自殺未遂事件を起こす。そして、バックアップだった”ケリー・コリンズ”が先発を努めて開幕10連勝の偉業を達成し、先発を不動のものにしております。
2009はさすがに縁起が悪いので”トムリンソン”など各選手にオファーを断られ続け、引退した”ブレット・ファーブ”なら問題なく話題性があるので、”ブレット・ファーブ”に決定。
しかし、その直後に電撃復帰して我らがJETSのQBとして活躍中。呪いどころか39歳でサックを何回食らってもピンピンしており、まさに鉄人です。
▼ファーブは大丈夫!?
備考としてなぜファーブに呪いがかからず、宿敵ペイトリオッツの”トム・ブレイディ”にかかってしまったかは過去の記事「Madden08″ビンス・ヤング”負傷。実はブレイディも・・・
」をご覧ください。
[引用:NFL JAPAN]
ワシントン・レッドスキンズが現地25日、2005年にリーグMVPに輝いた実績を持つRBショーン・アレキサンダーを解雇した。
アレキサンダーは、今季開幕前にプロ入りから8年間在籍したシアトル・シーホークスを放出されると、シーズンが開幕してからも所属先が決まらず。シーズン中盤に入って2番手RBラデル・ベッツが故障したため控えRBの保険を探していたレッドスキンズに加入し、第7週からチームに合流していた。だが、エー
スRBクリントン・ポーティス、ベッツの2人がともにひざのケガから回復した今、レッドスキンズにアレキサンダーの居場所はなくなった。なおレッドスキンズはアレキサンダーの放出に伴い、守備ラインマンのライアン・ボスチェッティをロースターに加えている。
31歳のアレキサンダーはレッドスキンズ加入後、4試合に出場したが、ラン11回24ヤードと結果を残すことができなかった。自己ベストも、第8週デトロイト・ライオンズ戦のラン6回11ヤードという不本意な内容。また、皮肉にもレッドスキンズのジャージーを着て最後の試合となった第12週の対戦相手は、昨季まで在籍していた古巣シアトル・シーホークスだった。