ラ1を引きずり出せ!
開幕2連勝をかけて近年の相性は悪いジャガーズと対戦です。
2年前は前半にRB”モーリス・ジョーンズ・ドリュー”にガンガン走られて敗北してますので、今回は序盤からランを止める事が課題でしょう。

そしてギャラードをカットして後釜にすえたQB”ルーク・マッカウン”は経験値が少なく、あらゆるブリッツで敵をハメるJETSのD#にとっては格好のエサであるはず。

西海岸への遠征が控えているため、楽勝して少しでも休んでおきたいところだが、勝負はやってみないと分からない。さぁ、どうなる!?

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▼スタジアム入場チェックの強化
先週の試合ではスタンガンを持った客が3人発見されたため、メット・ライフスタジアムは入場ゲートでのチェックを強化。ファンは30分早く会場に到着する必要があるそうですが、安心して観戦するためには仕方ない事ですね。

▼前半
RB”ラデイニアン・トムリンソン”のレシーブ、そしてTE”ダスティン・ケラー”にロングパスを通して一気に敵陣17yd。
トドメはWR”サントニオ・ホームズ”にドンピシャのTDパスを通して軽く先制。初っ端からサンチェス全開か!ヘ(゜∀゜*)ノ
7-0

ジャガーズは自陣9ydからと最悪のポジションからO#開始。
ここでいきなりJETSD#も爆発!!ドラ1のDT”モハメド・ウィルカーソン”がQB”ルーク・マッカウン”をエンドゾーンで捕まえてセーフティ~~!!ジャガーズは何もしないうちに2ポゼッション差をつけられる。
9-0

しかしD#の生み出したチャンスはDB”ウィリアム・ミドルトン”にINTされてパー。ちょっとサンチェスは調子にのったか?

ジャガース反撃も敵陣36ydでストップ。この微妙な距離でFGを選択。
「序盤から55ydFGなんて無理する事ねぇだろ。」と思いきやK”ジョシュ・スコビー”はコレを決める。
やはりあなどれない、ジャガーズ。
9-3

次のJETSのドライブでアクシデント発生!!!
C”ニック・マンゴールド”がOLがもつれて倒れた時に足に乗られて、サイドラインに下がる。
バックアップのターナーがプレシーズンで足に乗られ骨折しているだけに、不安がよぎる!!代役はC”コリン・バクスター”。

JETSはK”ニック・フォーク”のFGで引き離すもQB”マーク・サンチェス”がまたも不用意なパスでINT!!
サンチェスのINT病が再発か!?しかし、この危機はDB”アントニオ・クロマティ”のINTで乗り切る。助かったぜクロちゃん。

次のジャガーズO#もDB”エリク・スミス”がINT!!
敵陣28ydからO#のチャンスをサンチェスは生かせず、またもFG。
押してるにも関わらず、意外と点差をつけれず前半終了。
15-3

▼後半
なんとか突き放したいJETSはパスとランをバランスよく混ぜて前進。
RB”ショーン・グリーン”のランとWR”サントニオ・ホームズ”へのパスで敵陣11ydまで進み、最後はTE”ダスティン・ケラー”へD#の間をぬって見事なTDパスをヒット!!やっと3ポゼッション差。(°∀°)b
22-3
カメラがしばしばドラ1のギャバートを抜くが、彼は必死にノート係。

まだ残り時間はある!反撃ジャガーズだったが、DB”アントニオ・クロマティ”にあっさりINTされ、敵陣1ydまで快速リターン!!敵陣1ydからのJETSのO#はRB”ショーン・グリーン”のランでダメ押しTD!!(°∀°)b
29-3

カメラがギャバートを映す回数が増えるも、、このまま終わるわけには行かぬ”マッコウン”。
しかし次のドライブは1プレイ目でLB”ジョシュ・マウガ”にINTを献上!もうこの人はダメでしょ。

JETSはここはFGで3点追加して大台の30点を突破
32-3

第4Q。さすがにこの点差をひっくり返すのはムリとして、ジャガーズはとうとうQB”ブレイン・ギャバート”をお勉強のために出す!!
1級戦犯のマッカウンには罰として代わりにノート係。これは屈辱だ。

ランをおりまぜて、敵陣24ydまで進むも4th-1ydのギャンブルにJETDのD#はRB”モーリス・ジョーンズ・ドリュー”のランを止めてターンオーバー。JETS D#が この状況でも失点を許すまいと、意地を見せる!

さらにLB”バート・スコット”がQB”ブレイン・ギャバート”にサックを食らわし、冷水より冷たいプロの洗礼を浴びせる。
JETS O#もQB”マーク・ブルネル”に交代し、時間を潰して終了。TDをさせず、願ったとうりの圧勝です。

2011年09月18日 @メットライフ・スタジアム

1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジャガーズジャガーズ (1-1-0) 3 0 0 0 3
ジェッツジェッツ (2-0-0) 9 6 14 3 32

Stats

▼総評
JETSの1stドライブはホームズへのTDパス。ジャガーズの1stドライブはセーフティーという、最初から攻守ともにモメンタムを掴みました。

だがサンチェスの不用意なパスで2INTを献上し、相手に勢いを与えたのはいただけない。投げ捨てずにムリ投げするのは初期型サンチェスの悪いクセで、このためにルーキーイヤーはINTを量産しました。
最初から調子が良かったので、変な自信がついてしまったのは反省点か。

だがしかし、ホームズとケラーへのTDパスはスゴすぎでした。2つともあとわずかズレていたら、カットされるかレシーバが取れないような所に投げ込むコントロールは神でしょう。
サンチェスからホームズ&ケラーへの連携は出来上がっております。

バレスが0レシーブなのは、ジャガーズはバレスに2人カバーをつけるなど徹底的にマークしたからです。しかし、そのためにケラーが空いてしまって、ケラーは101yd獲得1TDの大活躍。ジャガーズはD#の策が裏目に出た結果となりました。
強力なWRはスタッツに残らずとも、存在するだけで脅威となりO#に貢献するのです。

しかし、この試合の序盤でC”ニック・マンゴールド”が足に乗られて負傷。プレシーズンで骨折したターナーを思い出して、かなりビビリましたが右足捻挫ということで、アウトは免れたようです。

D#に関しては、言う事なし。
RB”モーリス・ジョーンズ・ドリュー”に中盤から走られるシーンがあるものの、致命的になるランは出させずに終始抑えることに成功しました。

ドラ1のDE”モハメド・ウィルカーソン”はいきなりOLを抜いてQB”ルーク・マッカウン”を捕まえてセーフティーを生み、好感度UP。

DB陣も「ミドルパスを通してしまった」、と思いきや横から超スピードでDB”エリク・スミス”が飛んできて叩き落すなど、反応の良さが目立ちました。
何よりDB”アントニオ・クロマティ”が2INT。しかも兼リターナーをやってるだけに、リーヴィスがINTするよりもリターンのお釣りが多く、あとわずかでINTリターンTDというシーンもありました。

こう見るとジャガースは走力が落ちたとはいえ、走れるQBのギャラードがいたから、RB”モーリス・ジョーンズ・ドリュー”も生きたのかと思います。今回のジャガーズの敗北はQB”ルーク・マッカウン”の自滅が原因なだけに、開幕直前にギャラードをカットしたフロント陣に暗い影を落とすでしょう。

:サンチェスの本日のスタッツはパス17/24 182yd獲得の2TD、2INT。
2TDを決めるものの、相変わらずムラのあるO#は不安要素の一つ。

今回の勝利はジャガーズQB”ルーク・マッカウン”をパス6/19回59ydの4INTに押さえ込んだD#のおかげですね。
次週は故郷の西海岸なので、爆発に期待です。