古巣との決別
ルーキーQB”マーク・サンチェス”が先発に上がり、今日の出来次第では開幕先発は決定的となるQBバトル第2戦。
だが、それよりも相手はHC”レックス・ライアン”が昨シーズンDCを務め、鬼守備でAFCチャンピオンシップに進出したレイブンズ。
LB”バート・スコット”、S”ジム・レナード”なども初の古巣との対決となります。
レイブンズはプレ1戦目でレッドスキンズを完封し、ライアンや守備の主力が抜けても鬼守備が健在な事を証明しました。(レッドスキンズが自滅したという見方もありますが)
JETSの真価が試されるプレ第2戦。さぁどうなる?
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※本日は第1Qの途中までしかLIVE見れませんでした。
※※またも海外ロースターを取り込んで、自作の背番号変換ソフトを使って書いてます。なので選手名が英語です。
▼第1Q
[JETS]
予告どうりサンチェスが先発で登場。しかし何か浮かない表情。緊張しているのか?
手始めはRB”Thomas Jones”のランで6ydをゲット。そしてサンチェス先発初のパスは・・・・・
なんとパスラッシュに慌てたのか不用意にもDT”Haloti Ngata”の正面に投げてしまいインターセプト!!
そのままDT”Haloti Ngata”はリターンTD!先発最初の1stドライブが最悪の形で終わってしまいました。
0-7
[JETS]
改めてJETSの攻撃。出た!!RB”Leon Washington”が神速リターンで中央まで戻す!
やっぱりお前は必要だ!!
だがサンチェスは本日不調。またも不用意にLB”Ray Lewis”の正面に投げてしまいあわやインターセプトを喰らうところでした。
試合開始からサンチェスが何かおかしいです。次はまるで自信を無くしてしまったような顔をしています。
しかし、何かふっきれたのかWR”Brad Smith”へ走りながらロングパスを通して一気に敵陣に突入!!
かと思ったらパスインターフェアランスで3rd-19でやり直し。ダメな時は何をやってもダメ。
RB”Leon Washington”にボールを託すも潰されて、パントで終了。
サイドラインではクレメンスがサンチェスの頭をメットごしになでながら、ニンマリ。( ̄∀ ̄)
[レイブンズ]
昨年ブレイクしたQB”Joe Flacco”は堅実にパスを通して前進。しかしLB”Bart Scott”のパスラッシュでプレッシャーをかけてQB”Joe Flacco”のパスを狂わす。
“デビット・ハリス”も負けじとラッシュをかけてパスを封じて、パントで終了。
これがライアンの元祖鬼守備か!?
[JETS]
ダブルリーバスもラン2発も失敗。このドライブのサンチェスはパスを全く投げずに終わり、パント。
[レイブンズ]
CBブリッツをしかけるもレイブンズOLが一枚上手。守りきってフラッコは超ロングパスを放つ!
これがWR”Derrick Mason”にヒットし、一気に敵陣3ydに進む。
トドメはQB”Joe Flacco”のパスと見せかけ、絶妙なドロープレイでRB”Ray Rice”のランで突き放す。
0-14
▼第2Q
[JETS]
サンチェスは戦法を変えてRB”Leon Washington”へショートパス。ブロックと巧みなステップでD#をかわして敵陣35yd。
しかし直後の攻撃でサンチェスがファンブル!自分でカバーするもあやうくターンオーバーでした。
敵陣19yd。ここでRB”Leon Washington”へ鋭いパスを決めてTD!!やっと動きにキレが出てきたようです。
7-14
それよりもRB”Leon Washington”。やっぱりお前が必要だ!!
[JETS]
第2Q残り2:30でクレメンスの登場。サンチェスが不発だったので、ここで取り返せるか!?
と、思ったら自陣12ydからの攻撃で一投目からサンチェスと同じくLB”Jameel McClain”にインターセプトを喰らう!さらにリターンTD!!
まるでデジャブを見ているようだ・・・。超哀れ!クレメンス(T0T)!
7-21
▼第3Q
そうそうにレイブンズにミス!
CB”Lardarius Webb”がリターンの最中にボールをこぼしてJETSがカバー。
敵陣28ydからの絶好の位置からQB”Kellen Clemens”はWR”David Clowney”へTDパスをヒット!!汚名返上なるか!?
14-21
[レイブンズ]
こちらもQB”Troy Smith”に交代。しかしCB”Marquice Cole”にインターセプトを喫してクレメンスまたも絶好の位置から攻撃開始。
[JETS]
だがこのチャンスを生かせずクレメンスの起死回生のドライブはFGで終了。
17-21
▼第4Q
[JETS]
3rdQB”Erik Ainge”に交代。しかしパントで終了。
[レイブンズ]
このドライブをFGで終了し点差が開く
17-24
[JETS]
QB”Erik Ainge”が長~~い時間をかけて前進し、とうとうTD!
しかしあと22秒しかない!!これは2ポイント狙いで同点しかない!
しかし、これはパス失敗で試合終了。プレシーズン2連敗です。
21-24
▼総評
レイブンズの鬼守備は健在で、14点も守備に取られました。
そして今週のQBバトルの結果は・・・
サンチェス:パス4/8 43yd獲得、1TD,1INT
クレメンス:パス 5/10 60yd獲得 1TD,1INT
と、ほぼ一緒の成績。しかし1軍がフル出場する先発と、1軍が下がる後発を比較するならばサンチェスの判定勝ちといったところでしょう。
もしプレの先発がローテーションで次戦のジャイアンツ戦はクレメンスが先発なら、まだクレメンスにもチャンスがあるかと思いますが、またサンチェスが先発なら、クレメンスはまたもバックアップに逆戻り決定かと思います。
何にせよチームの全体のデキ、特に守備に課題を多く残した試合でした。
→
今週の 哀れ!クレメンス(T0T)
「いやいや、全然負けてないっすよ~。俺の方が獲得ヤード多いし」
2009/08/24 M & T Bank Stadium
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | ||
ジェッツ | (0-0-0) | 0 | 7 | 10 | 6 | 23 | |
レイブンズ | (0-0-0) | 14 | 7 | 0 | 3 | 24 | |
Game Stats |
[引用:NFL JAPAN]
ニューヨーク・ジェッツがドラフト全体5位で指名したクォーターバック(QB)のマーク・サンチェスが現地24日、プレシーズン第2週のボルティモア・レイブンズ戦でプロ入り後初の先発出場。しかし最初のパスでいきなりINTリターンTDを喫する連係ミスなどもあった。第2QにTDパスを決めるなど、パス8回中3回成功、43ヤード、1TD、1INTという内容だった。試合は、ジェッツが後半追い上げを見せたが、23対24で敗れた。
サンチェスは最初に試みたパスをディフェンスラインのハロティ・ガータにINTされ、そのままエンドゾーンに運ばれる痛恨のミスを犯した。注目の新人QBはその後パスがなかなか通らなかったものの、第2Qに入り攻撃のリズムを取り戻し、自陣36ヤードからのTDドライブを披露した。
サンチェスと先発QBを争うケレン・クレメンスは、パス10回中5回成功、60ヤード、1TD、1INTだった。特に第2Q終盤でTDパスを通す勝負強
さを見せた。また、ランニングバック(RB)レオン・ワシントンは前半のみの出場だったが、キックオフリターン3回で93ヤードを記録したほか、ラン8回で48ヤード、1TDパスを含むパス捕球2回で35ヤードと存在感を示した。一方、サンチェスに強力ディフェンスで洗礼を与えたレイブンズ。QBのジョー・フラッコは、パス18回中8回成功、120ヤードを記録。TDパスはなかったが、TDにつなげるドライブを見せるなど、攻撃陣をしっかりとけん引した。現役引退を撤回したワイドレシーバー(WR)のデリック・メイソンはパス捕球3回で68ヤードと、まだまだ健在のパフォーマンスだった。
汚名は挽回したら首切られますってば
ツッコミありがとうございます。「名誉挽回」、「汚名返上」ですね。
自分で書いておいて、ツボにハマりました。クレメンスなだけに。
ここは修正いたします。m(_ _)m