真相は謎のまま
連日お伝えしている日大フェニックスによる悪質なラフプレーに関して、急展開です。
これまで公に姿を現さなかった日大アメフト部監督の「内田正人」氏がマスコミの前で監督を辞任することを発表しました。
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内田監督が辞任。しかし、何も解決していない。
日本大学(以下、日大)の内田正人監督は6月19日、大阪の伊丹空港でマスコミの取材に応じ、「一連の問題の責任は全て私にある。監督としての私の責任。真摯(しんし)に受け止めて監督を辞任する」と辞意を表明いたしました。
内田監督はこの日、関西学院大学(以下、関学大)に謝罪するために大阪に訪れていたとの事です。
しかしながら、取材に対応したのはわずか10分程度。かつ、「反則は誰が指示したのか?」「関学大の誰に謝罪したのか?」など、詳細は明らかにされませんでした。
関東学生連盟1部リーグ、日大以外の全大学が第三者の調査委員会の設置を要請
春のオープン戦で日大と対戦する予定であった6大学は日大との対戦中止を決定。
そして、昨日のニュースですが、アメリカンフットボール関東学生連盟1部リーグの日大を除いた15の大学が真相を明らかにすべく、第三者における調査委員の設置を要請しました。
上記の動画にて東大のHC 森清之(もり きよゆき)氏は
「コンタクトの激しいスポーツだからこそ、最高のスポーツマンシップが欠かせない」
「選手の安全より大事な事は無い。きちんとよく分かっていない状況で選手をフィールドに出すことはできない。」
と、ごもっともなコメントしております。
もはや四面楚歌の日大。これ以上の後手後手の対応はマズいと悟って沈静化をはかるべく、 まず内田監督が辞任を表明したのですが、それでこの事件が終わるはずがありません。
誰が見ても不可解なラフプレーの「原因は監督の指示だったのか?」「それともDL宮川が本当に暴走したのか?」「だとしたら、なぜチームは彼を下げたり注意しなかったのか?」
これらの謎を「うやむや」にして闇に葬ろうとする日大&内田監督との戦いはこれからでしょう。
ネクタイや言い間違えは置いといて、結局大事な事には何も答えてませんね
24日に出すという報告書次第ですがまだまだ続くでしょう
個人的に今日の会見で一番ムカついたのが、
~アメフトのイメージダウンを挽回していくのも我々の使命うんぬん
なにが我々だと
なんでお前が入ってんだと
森さんのような方が関東学生連盟所属の大学(東大)のHCをやっていたのは不幸中の幸いかもしれない。
それにしても小野さん、かなりやつれたご様子、ご本人もQB経験者ですからこの問題には大変な怒りを感じておられる事でしょう、そんな中であの記者会見の対応は流石です。
関東学生連盟が全ての人を納得させる事はできないでしょうが“正しい”判断をする事を望みます。
追伸:日大には危機管理学部ってのがあるそうですねぇ、ブラック・ジョークなのか・・・。
アメフトというスポーツが最悪の形で世間で話題になる一方で関学の小野ディレクターや鳥内監督のような素晴らしい方の存在も知れ渡って助かりますね。
選手に責任を負わせて自分は逃げようとする監督と自らの選手のために戦いつつ相手の選手に対する配慮も忘れない監督の対比がただただ残酷。
ピート・キャロルみたいに騒ぎが発覚する前にXリーグに逃げて堂々とコーチをしていたらある意味尊敬しましたが、まあ日本人にそんな事が出来るはずもなく、予想通り責任逃れの辞任をしましたね。
関学が謝罪を受け入れて終わるとも思えませんが、いくつかシナリオが考えられます。
一番恐いのが「父兄及び選手からの強い要望」によって翌年何事もなかったかのように復帰する
もしくは自分の腹心をコーチに据えてチームを裏から操る
最悪総監督とか相談役という謎のポストを作って居座る
そう、仮に監督復帰は無理でもサイドラインからいなくなっただけで日大にいる限り内田正人はフェニックスの天皇のままチームに居座るシナリオはいくらでも作れるし、世間の反発を避けて役職はなくても練習視察と称してフィールドに顔を出せばこれまでと同じだから、結局何も変わらないんですよね。
今年一杯は対戦相手がボイコットではないでしょうか?
さすがにうやむやにするのは無理でしょう。
関東学生連盟が日大を除名、追放処分が本来の形だとは思います
文部科学省も賢明な指導をすべき事案でしょう
えぇ、ピート・キャロルってXリーグでコーチングしていたんですか?、USCから現在はSEAでHCをしているピート・キャロルですよねぇ。
どのチームでいつ頃ですか?、教えてください。
今回は初期対応の悪さが全てだと思います。
指示したとは言い辛いにせよ、せめて選手がやり過ぎてしまったがグラウンド内で起こったことの全責任は私にあるという姿勢で速やかに謝罪と再発防止対策を打ち出せば、もしかしたら辞任しなくても済んだかもしれません。
それが本人の意向か誰の入れ知恵か忖度による対応かは定かではありませんが、結果的にアメフト部の存続すら危ぶまれる最悪の結果を招いてしまいました。
今回の一件は兎に角初期対応の杜撰さが最初から出ていますね。最初に自分達の非を認めていれば、ここまで拡大しなかったような気がします。管理者のさじ加減次第で選手の将来が決まってしまうのも残念ですね