ドラ2を1回も使用せず放出

突如、ジェッツを揺るがすニュースが報じられました。

なんと、2016年ドラフト2巡で獲得したQB”クリスチャン・ハッケンバーグ”をレイダースにトレードです。

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元ドラ2、QB”クリスチャン・ハッケンバーグ(Christian Hackenberg)をレイダースにトレード”

QB”クリスチャン・ハッケンバーグ”は2016年ドラフト2巡にてジェッツが獲得。

当時の記事:

リンチのスルーは一体何だったのか? ドラフト2日目は2巡目と3巡目のPICK。まだまだ可能性に充ちた選手はわんさかとおります。 注目のJETSの2巡目のPICKを読み上げたのは

 

2016年のプレシーズンでは豪快なパスを連発しTDパスを決めましたが、公式戦での出番はありませんでした。

2017年のプレシーズンでは精彩を欠いたプレーを見せます。そして、レギュラーシーズンではQB”ジョシュ・マッカウン”が負傷した後、ジェッツはQB”ブライス・ペティ”を起用し続け、ペティがどれだけダメでもハッケンバーグを公式戦で使う事はありませんでした。

 

そして2018年、ジェッツはFAのQB”ジョシュ・マッカウン”と元バイキングスのドラ1QB”テディ・ブリッジウォーター”を獲得し、さらにドラフト1巡で全体3位にトレードUPし、QB”サム・ダーノルド”を獲得。

 

そしてこの度、ハッケンバーグはレイダースにトレードされるニュースが報じられました。

トレード条件はレイダースの2019年ドラフト7巡との交換になります。

 

ハッケンバーグは

「ジェッツでの2年間で良い結果を出していたこともあったので、私は不満を抱えていた。起用されない理由を誰からも情報を得れないので修正のしようが無かった」

とコメントし、レイダースへの移籍が良い転機になる事を望んでいます。

 

ハッケンバーグがジェッツで干されたきた理由は、コーチ陣と確執があったと昔、報じられましたが詳細は不明です。

レイダースがハッケンバーグを獲得した理由は、新QB”ジョン・グルーデン”がアナリスト時代に2016年ドラフトでハッケンバーグを推していた事に加えて、同年の「グルーデンQBキャンプ」にて面識があるからです。

 

レイダースのQB陣は先発”デレク・カー”ですがバックアップは”E.J・マニュエル”と”コナー・クック”と頼りない布陣。ハッケンバーグの能力は未知数なので、レイダースファンはそこに期待したいところでしょう。

 

一方、ジェッツのQBは3人となり、2018シーズンのQBはこれで固まったと思います。

2人の先発経験者に加えて、今年の全体3位(モックでは全体1位予想)のダーノルドですから、なかなか心強い布陣となりました。

 

ジェッツでは全く出番は無かったとはいえ、ティーボウを超える不遇な扱いを受けてきたハッケンバーグの成功を私は祈っています。