同情するならキャップスペースをくれ!
先日の放談でも書いたとおり、JETSのサラリーキャップは上限に近い位置にいます。
以下のサイトを見るとわかりますが、全32チーム中でJETSの総額は5位。
→参考資料のサイト
突出して1位のスティーラーズは既にベテランやティーボウに不覚を取ったCB”アイク・テイラー”等のカットや契約の見直しなど整理が計画されております。
http://www.nfljapan.com/headlines/30866.html
チームの顔であるWR”ハインズ・ウォード”をカットするやもしれないとは、台所事情の厳しさが伝わってきますな。
で、我らがJETSも他人事では無い。今のところWR”パトリック・ターナー”と再契約した以外に動きなし。
そろそろFA選手を確認しときましょ。
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▼JETS:ポジション別無制限FA(UFA)
・QB: Kevin O’Connell、Mark Brunell
QBは1年契約のオコネルとブルネルです。そもそもオコネルはドラフトで取ったバックアップの”グレッグ・マッケルロイ”がプレシーズンで負傷したため、しょーがなく獲得したので再契約は確実にナシ。
大ベテランのブルネルはバックアップではなく、あくまで指南役&ホルダー役で安い価格で雇い続けてますが、昨シーズンのO#やサンチェス、およびロッカールームの荒れ具合を見ていたら「オッサン、仕事してる?」って感じで何かロースターの枠すらもったいない気がしてきます。
マスコミの間ではペニントンが公式に引退発表するのではないかというウワサもありますが、引退するぐらいならJETSにもう1回来てサンチェスを助けてやって欲しいです。
結果、この二人は仕分けてヨシ。
・RB: LaDainian Tomlinson
判断に困る1番のところです。なんせRB”ジョー・マクナイト”が著しく成長したため、必然的に高くなるベテランに払う額を払う必要性が無くなってしまったからです。あと昨シーズンのドラフトで採ったRB”ビラル・パウエル”もいますし、もはやLTに居場所が無いのです。
個人的にはLTにSBの舞台に立たせてやりたかったのですが、JETSの台所事情は厳しいため、残念ながら再契約は無いでしょう。
・WR: Plaxico Burress
ここも困った。たしかに1試合3レシーブと爆発したり、サンチェスのリードボールに合わせてミラクルキャッチをしたり、ブランクがあるにも関わらず素晴らしいパフォーマンスを見せました。だがしかし、足の衰えは隠せない。
昨シーズンのバレスには、彼の引き換えにカットとなったWR”ブレイロン・エドワーズ”のように完全にDBを引き離しすシーンが見られませんでした。
49ersをクビになったエドワーズがまだJETSを許せるなら、彼にJETSに戻ってきてバレスは切って欲しいところです。
ん~しかし、局地戦に強い高さはカットするには惜しい逸材。ここは保留で。
・OL: Robert Turner
彼はOLのバックアップとして確実に必要です。昨シーズンはプレシーズンで骨折してシーズンアウト。
レギュラーシーズンでC”ニック・マンゴールド”が負傷した際に、ターナーがいないことが致命的となりました。
代わりに出たC”コリン・バクスター”は、複雑なパスラッシュにうろたえるわスナップミスするわで、マンゴールドが復活したら即刻カットしました。
OLの層の厚さは命綱です。
・K: Nick Folk
ここも問題。昨シーズンはもう1人Kを採って競争させて結果、フォークが勝利したので起用を続けましたが、やはりシーズン後半の肝心なところで無理でもない距離を外します。
とりあえず1年契約で、また競争させますか。
・DL: Sione Pouha
NT”クリス・ジェンキンス”の2シーズン連続のシーズンアウトでチャンスを得て先発となった”サイオン・パウア”
今では安定したパフォーマンスを見せており、DLのメンツを率いてキャンプを行うまでのリーダー的な存在に成長しました。
私のMADDENでも中央のランを止めるのにかなり活躍しております。
そもそも3-4守備の真ん中のNTというポジションは、成り手があまりいないという事でも彼は貴重な存在でしょう。
引き止めねばなりません。
・LB: Bryan Thomas
ここも悩みどころ。10年JETSに在籍するベテランLB”ブライアン・トーマス”。あまり名前が出ることがないものの、それは安定したパフォーマンスである証拠。彼のランD#は鉄壁です。
だがしかし、年齢と昨シーズンは後半で負傷したこともあり、LBの老朽化の筆頭ともいえます。
ここはドラフトで若いLBを獲得し教育係をしつつ、加えてLB陣の支えとして必要なので、再契約して欲しいところです。
DB: Jim Leonhard,、Brodney Pool、Donald Strickland
JETSのメインともいえるDB陣。S”ジム・レナード”は2シーズン連続でシーズン終盤の肝心なところでシーズンアウトしますが、彼がいるのといないのとでは、551のブタマンがある時とない時の違いに匹敵します。(これはローカルネタか?)
レナードは再契約確実でしょう。まぁ2シーズン連続でOUTした事を考えたら、お値段も下がるのでは?
その他2人も再契約するでしょう。ライアンはDB集めるの好きですから。
しかし、ドラフトではSを獲得するという予想もあるので、レナード以外は鉄板ではありません。
▼制限付FA(RFA)
・WR: Patrick Turner
当初は再契約は無いと見られていたのに、速攻で1年だけ再契約を行いました。
発展途上ですがシーズン後半にも活躍したので、様子を見ようと判断したようです。
・LB: Jamaal Westerman、Aaron Maybin
BUSTの烙印を押されながらも、お試しで1年契約したらシーズン中盤で活躍したメイビンも仕分け対象。
シーズン後半はイマイチでしたが、突出したスピードはQBにプレッシャーをかけるのに必要なので、再契約しておくべきでしょう。
“ウェスターマン”もLBのバックアップとして必要なので残して欲しいところ。
パスラッシュだけでなく、最近流行の厄介なTEを封じるパスカバーも向上する事に期待です。
・DB: Marquice Cole
バックアップのみならずSTとしても必要で、STコーチ”マイク・ウェストホフ”も気に入ってるようです。
彼もおさえておくべきでしょうな。
▼Exclusive Rights FA(EFA)
→NFL在籍3年以下で契約が切れる選手。通常ドラフト外入団選手に適用。
・DL: Martin Tevaseu
通称「MTV」と呼ばれてるらしいですが、ほぼ試合に出ず。まぁ確保ですな。
・DB: Ellis Lankster
STで主に活躍。DBはいっぱい置いておくのがライアンなので、確保でしょう。
▼さて、どうしよう。
と、ずらっと並べてみたものの、欲張りなのでみんな必要に思えます。
FA陣が戦力維持に必要ならば、やはり今契約中の選手との再契約でキャップを捻出するという道がありますな。
しかしホームズが確定したので、道が狭まります。
放談では「サンチェス君を再契約したら?」と言いましたが、クロちゃんもちょっと見直した方がよいかなと思います。
昨年はアソムハに逃げられたため、急いで確保するために足元を見られましたが、2010年ドラフト1巡の”カイル・ウィルソン”が堅実な仕事をしております。
ドラフト時には1つ前のパッツに同ポジションのCB”デビン・マッコーティー”を採られて、”カイル・ウィルソン”を採ったのですが、フタをあけて見ればこっちで正解でした。派手さは無いけど、しっかりスロットをカバーしております。
クロちゃんは別に切っても、彼を先発にあげたら大丈夫な気がしてきました。というところで、強気に脅しをかけてもいいんじゃないかなぁ、って考えます。
サンチェスもクロマティも3月上旬にロースターボーナスが発生します。やるならその前に手を打つべきか。
他でいうならドルフィンズの”ジェイソン・テイラー”の引退試合にあっさり抜かれて、サンチェスをサック&ファンブルロストさせたファーガソンも高く支払いすぎな気がする。。
もうメンドウだ・・みんなまとめて減給しちまえ!!
(屮゜Д゜)屮
(まとまりの無い、こんなオチですみませぬ。)