20080223-news-320.jpgター候補の品評会
23日から26日にかけて今年のドラフト指名候補生がインディアナポリス・コルツの本拠地RCAドームに集結し、身体測定、基礎能力やスキル別テスト、IQテスト、インタビューなどを行い徹底的にドラフト候補者のデータを公開するイベント”スカウトコンバイン”が開催されます。
注目はナンバー1QBとの声が多い、ボストンカレッジの”マット・ライアン”だそうです。

[SPONSORED LINK]


▼スカウトコンバインはドラフト候補選手の実力を各チームに公平に公開する事を目的としています。
 カレッジ・フットボールの試合は各大学が所属するカンファレンスなどを中心に行われているますが、それ故に活躍したスター選手だと思っても、試合のレベルが一定でないため、シーズン中のスカウト活動だけでは判断しきれない部分が大きい。さらに故障を抱えていた選手がどれぐらい回復しているかも簡単にはわかりにくい。

ドラフトで失敗するということは単純に戦力構想が狂うだけでなく、サラリーキャップ対策でも痛手を負うことになります。
そのため、最初各チームはこれはと思った選手を地元に呼んで、インタビューや医学検査を行っていましたが、そんな中でより効率的にしようと複数のチームが合同で行うようにようなり、ついには全チームが参加するスカウティング・コンバイン(最初に行われた1982年当時は全米招待キャンプと呼ばれていた)に発展しました。

 テストの内容は大まかに以下の事を行います。
・身体測定(身長、体重だけでなく手の長さなども重要なデータとして測定されます)

・基礎体力テスト(40ヤード走や垂直跳び、20ヤード・シャトル、ベンチプレスなど)
・IQテスト
・ポジション別スキルテスト
・チームスタッフからのインタビュー

以前は世間の関心はあまり無かったのですが、最近は注目されるイベントの一つになりました。
昨年の参加選手で2007シーズンで一躍スターとなった代表が新人王とプロボウルMVPの2冠”エイドリアン・ピーターソン(オクラホマ大 ⇒ バイキングス)”です。

[引用:NFL JAPAN]

NFLスカウトコンバインが、いよいよ明日、現地時間2月23に開幕する。23日から26日にかけて実施されるコンバインは、今年のドラフト指名候補生がインディアナポリス・コルツの本拠地RCAドームに集結。40ヤードダッシュ、ベンチプレス、20ヤードと60ヤードシャトル、ジャンプ力の測定、ポジション別のドリル、身体測定、各チームとのインタビューなど、様々な面でテストが行われる。これらの結果をドラフト指名の際に、重要な参考資料として用いるチームも少なくない。ドラフト候補生たちの運命を大きく左右する可能性を持っているコンバインを前に、NFLネットワークのマイク・メイロックによるポジション別ランキング(2月19日時点)を掲載することで、今年のドラフト注目選手は誰なのかを紹介したい。

QB
1:マット・ライアン(ボストンカレッジ)
2:チャド・ヘニー(ミシガン大)
3:ブライアン・ブローム(ルイビル大)
4:ジョー・フラッコ(デラウェア大)
5:アンドリュー・ウッドソン(ケンタッキー大)

WR
1:リマス・スウィード(テキサス大)
2:マリオ・マニングハム(ミシガン大)
3:デショーン・ジャクソン(カリフォルニア大)
4:マルコム・ケリー(オクラホマ大)
5:アーリー・ドーセット(ルイジアナ州立大)

TE
1:ジョン・カールソン(ノートルダム大)
2:フレッド・デイビス(南カリフォルニア大)
3:ダスティン・ケラー(パデュー大)
4:ジャマイケル・フィンリー(テキサス大)
5:ブラッド・コッタム(テネシー大)

RB
1:ラシャード・メンデンホール(イリノイ大)
2:ダレン・マクファデン(アーカンソー大)
3:ジョナサン・スチュワート(オレゴン大)
4:フェリックス・ジョーンズ(アーカンソー大)
5:レイ・ライス(ラドガーズ大)

OT
1:ジェイク・ロング(ミシガン大)
2:ジェフ・オター(ピッツバーグ大)
3:ライアン・クラディ(ボイジー州立大)
4:クリス・ウィリアムス(ヴァンダービルト大)
5:ゴスダー・チェリウス(ボストンカレッジ)

C/G
1:ブランデン・アルバート(ヴァージニア大)
2:チロ・ラシャル(南カリフォルニア大)
3:マイク・ポラック(アリゾナ州立大)
4:ロイ・シューエニング(オレゴン州立大)
5:コーリー・ライテンステイガー(ボーリンググリーン大)

DE
1:クリス・ロング(ヴァージニア大)
2:バーノン・ゴルストン(オハイオ州立大)
3:フィリップ・メーリング(クレムゾン大)
4:デリック・ハーベイ(フロリダ大)
5:カライス・キャンベル(マイアミ大<フロリダ州>)

DT
1:セドリック・エリス(南カリフォルニア大)
2:グレン・ドーシー(ルイジアナ州立大)
3:ケントワン・バルマー(ノースカロライナ大)
4:トレバー・ローズ(ノートルダム大)
5:マーカス・ハリソン(アーカンソー大)

インサイドLB
1:ダン・コナー(ペン州立大)
2:カーティス・ロフトン(オクラホマ大)
3:ボウ・ベル(ネバダ大ラスベガス校)
4:スペンサー・ラーセン(アリゾナ大)
5:ジョーロン・ダンバー(ボストンカレッジ)

アウトサイドLB
1:キース・リバース(南カリフォルニア大)
2:エリン・ヘンダーソン(メリーランド大)
3:ゼイビア・アディビ(ヴァージニア工科大)
4:タバレス・グッデン(マイアミ大<フロリダ州>)
5:アリ・ハイスミス(ルイジアナ州立大)

CB
1:ブランドン・フラワーズ(ヴァージニア工科大)
2:レオディス・マッケルビン(トロイ大)
3:アクィブ・タリブ(カンザス大)
4:マイク・ジェンキンス(南フロリダ大)
5:ドミニク・ロジャース=クロマティ(テネシー州立大)

S
1:ダジャン・モーガン(ノースカロライナ大)
2:ケニー・フィリップス(マイアミ大<フロリダ州>)
3:トーマス・ディコード(カリフォルニア大)
4:ジョシュ・バレット(アリゾナ州立大)
5:タイレル・ジョンソン(アーカンソー州立大)