勢いか?休息か?
消化試合2試合と2週空いて休息十分のAFC第1シードのコルツが登場。
しかし実戦から遠ざかると試合感が鈍ってプレーオフで負けるとも言われております。
コルツはレイブンズに勝利して消化試合での選択が正しかった事を証明せねばなりません。
そして奇遇にもレイブンズQB”ジョー・フラッコ”は25歳、コルツHC”ジム・コールドウェル”は55歳の誕生日。本日ビッグプレゼントを貰えるのはどっちだ!?
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レイブンズはコルツの1stドライブをFGで抑えて(去年レイブンズにいたマット・ストーバーがコルツ側で登場したのがビックリ)、次の攻撃でFGを決めて両者互角のスタートを見せるもやはりコルツの強さが徐々にレイブンズを圧倒し始める。
コルツは第2Qに8分もかけてドライブし、WR”オースティン・コリー”にTDパスを決めてリードする。
そして第2Qラスト11秒にまたも敵陣3ydに到達。タイムアウトを使い切り普通ならFG狙いかと思いきや、パス失敗してもサイドラインのコーチに「もう1回やらせて」みたいなジャスチャーを取って攻撃続行。残り3秒で見事にWR”レジー・ウェイン”にエンドゾーンギリギリにパスを通してTDを奪い3-17。
折り返し直前にTDを取られたレイブンズの精神的ダメージはかなりデカイ。
後半、レイブンズの反撃を試みるが先週爆発したRB”レイ・ライス”のランはD#にことごとく止められ反撃の糸口がつかめない。
S”エド・リード”がありえないところから飛び出してカラスのようにボールをかっさらう必殺のインターセプトを2回も決めるも、リターンの最中にボールを叩かれてファンブルロストするわ、味方の反則で無効になるわで反撃の流れを切られる。
最後にはRB”レイ・ライス”がロングゲインするもタックルを喰らってファンブルロスト。
QB”ジョー・フラッコ”起死回生のTDパスもINTされて、得点は最初の3点止まり。
最終的には3-20でコルツが危なげない試合運びで勝利しました。
レイブンズは反撃のチャンスは何度もあるものの”エド・リード”がINTからリターンに必死になりすぎて背後の敵に気づかずボールを叩かれたり、RB”レイ・ライス”も死ぬ気で粘って前進しようとするとボールセキュリティが甘くなってファンブルしチャンスを潰す。
奮闘がカラ回りしてチャンスを潰すという部分が目立った気がします。あと落球も多かったですね。
だがチャンスに焦ってしまうのはやはり相手が”ペイトン・マニング”だから仕方ないかもしれません。マニングは存在するだけで相手にプレッシャーをかけ続けます。
そのマニングのスタッツはパス30/44-246yd獲得,2TD,1INTと恐るべしパス回数と成功率。
パスリーグ1位、ランリーグ32位の超偏重型パス攻撃が強さの秘密です。
D#はスピードがあり、プレッシャーをかけまくるだけでなく、RB”レイ・ライス”のランを止めまくる。コルツDE”ラヒーム・ブロック”が一度抜かれたのにライスのロングゲインに追いついてタックルし、ファンブルさせるシーンは圧巻でした。
セインツ、コルツと今シーズンを象徴する2強が順当に勝ちあがりチャンピオンシップに進出。
さてJETSはチャージャーズに勝利して、消化試合リターンマッチ2にこぎつけるか?
2010/01/16 @Lucas Oil Stadium
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | Total | ||
レイブンズ | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | ||
コルツ | 3 | 14 | 0 | 3 | 20 | ||
Game Stats |
:エド・リードの2回のインターセプトが無駄になったのが痛かった。
QB”ジョー・フラッコ”はOCの指示が気に食わなかった、サイドラインで怒りを表にだして、ヘルメットを叩きつけるシーンがありました。
悪い意味で思い出に残る誕生日となりました。
[引用:NFL JAPAN]
現地16日、インディアナポリス・コルツがディビジョナル・プレイオフでボルティモア・レイブンズと激突。終始試合の主導権を握っていたコルツが20対3と危なげない展開で勝利を収め、カンファレンス・チャンピオンシップ進出を決めた。また、これでコルツは1回戦シードで臨んだディビジョナル・プレイオフでの連敗を3で止め、ジンクスの打破にも成功している。
試合は第1QでともにFGを入れ合った後、コルツは第2Qに計8分を費やしたロングドライブで、残り2分にクォーターバック(QB)ペイトン・マニングからワイドレシーバー(WR)オースティン・コリーへのTDパスを成功させて勝ち越し。さらにコルツは残り1分26秒、自陣36ヤード地点からの攻撃でマニングが次々にパスを通すと、残り7秒から今度はWRレジー・ウェインにTDパスを決め、前半で14点リードを奪った。
一方、何とか追い上げを図りたいレイブンズは、第3Q中盤に第4ダウンギャンブルを仕掛けるが失敗。さらに直後の守りでレイブンズはセイフティ(S)エド・リードがINTを奪うが、リターンの最中に痛恨のファンブルロスを喫し試合の流れを変えられず。このように相手のミスにも助けられたコルツは第4Q序盤にキッカー(K)マット・ストーバーが貴重な追加点となる33ヤードFGを決め、そのまま楽々と逃げ切った。
コルツのマニングは、パス44回中30回成功、246ヤード、2TD、1INT。敵陣20ヤード以内に3度侵入し、2度TDとチャンスを確実にものにした。そして守備陣も要所をしっかり締めてわずか3失点と、試合巧者ぶりを存分に見せつけた。
レイブンズは獲得ヤードでは270対275と互角だったが、4ターンオーバーを献上。また、反則7回で計64ヤード罰退など、まさに自滅した格好となった。頼みのランニングバック(RB)レイ・ライスもレシーブ9回60ヤードをあげるが、ラン13回67ヤード、1ファンブルロスと期待に応えることはできなかった。