ご存知、ブログ開設3年目にして我らがJETSは11年ぶりにチャンピオンシップにたどり着きました。
ディビジョナルプレーオフの他の試合は第4Qまでにはほとんど決着がついていて、途中でチャンネルを変えたりしたのですが、ジェッツの試合は相変わらずジェッツらしく最後まで目が離せぬ展開でした。

G+の解説の安部奈知さんも興奮しすぎて声裏返ってましたね。

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G+の解説といえば後藤完夫さんか安部奈知さんのどちらなのか忘れましたが、愚直にランで突っ込み続けるジェッツに対して「ジェッツはこれでいいんです!」「我慢です、我慢!」といった事を言っていました。そして最後にはそれが見事に結果に反映されたので、解説者はやっぱりプロだなと感心しました。というか解説なのにこれって完全にジェッツの応援ですよねw。

次の相手はマニング兄貴が率いるプレーオフ常連中の常連であるコルツです。しかしそのコルツも近年でスーパーボウルを制覇したのは2006シーズンの1度だけ(トータルでは第5回をあわせて2回)。
しかし2008シーズン、2007シーズンの2年連続でコルツをプレーオフで倒した相手は、この間ジェッツが倒したチャージャーズなのでコルツにとっては天敵チャージャーズが先に沈んだ事は好都合と考えているでしょう。
[2008シーズン:Wild Card2:コルツ vs チャージャーズ]
[2007シーズン:
Divisional Playoffs3:チャージャーズ vs コルツ
]

さてジェッツ近年のプレーオフ出場は2006年にQB”チャド・ペニントン”が復活し、マンジーニがHCに就任1年目してプレーオフに出場するも、運悪く1回戦で怨敵ペイトリオッツとシーズン3度目の対戦となり敗北しました。

JETSが唯一スーパーボウルを制したのは第3回大会。この時のQBが下馬評で圧倒的不利だったにも関わらず「ジェッツが勝つ!俺が保証する」と大胆な勝利宣言をして見事にSBを制覇した”ジョー・ネイマス”。
ネイマスに関しては過去の記事「伝説のQB”ジョー・ネイマス”⇒祝・映画化
」を見てもらえると詳しく分かります。
(マイケル・オアーの”ブラインド・サイド”は公開されたのにネイマスの映画はいつ出来るんだ?)

で、ぷんじんさんからコメントをもらいましたが、第3回大会でジェッツが倒した相手はなんとボルティモア・コルツ。そう現在のインディアナポリス・コルツの源流なのです。
そしてQB”マーク・サンチェス”はネイマスと同じドラフト1巡獲得であることや濃ゆい顔、週刊誌に半裸の写真で登場するなどオープンな所はネイマスとよく比較されたりしてますが、ここまでくると「ネイマスの再来か?」とまで言われています。コルツ相手に勝利宣言をして勝利した日にはもうJETSファンはたまらんでしょう。(マニング兄貴の怒りをかうだけですが)

仮にコルツに勝利してスーパーボウルにJETSが進出したらこれは1968年第3回大会以来の41年ぶりの進出となります。そしてルーキーQBがスーパーボウルで先発するのは長い歴史上初めてのようです。

ワクワクするような話ですが、あくまで最強の敵コルツを倒せたらの話です。ちまたの賭け率も7-1でジェッツが負けとみているようです。

しかし2005年にスーパーボウルを制覇した元スティーラーズの”アラン・ファニカ”は今の状況はNFL
2年目のQB”ロスリスバーガー”第6シードから這い上がりスーパーボウルでシーホークスを倒した時と酷似していると言っています。その時のスティーラーズの戦術もラン攻撃と硬い守備であったのも今のJETSと似ています。

ワタシもこのスーパーボウルを見ていましたが、ロスリスバーガーがそれほど上手くプレーできなくてもRB”ジェローム・ベティス”の引退試合という事をエサにエンドゾーン手前でベティスを出しておいて、実はロスリスバーガーがスニークしてTDを奪うなど、技術や数字以上に作戦と気迫が勝利を呼びました。(トドメを刺した奇策、ダブルリバースからWRがTDパスを投げるという切り札もすごかったなぁ。)

数値や技術や経験ではマニングに歯が立たなくても、ランが支えればサンチェスは十分に勝てるQBになることは確かです。
なんかよくわからぬトピックスとなりましたが、結局言いたいことは・・・・・・・

「日曜はジェッツが勝つ!俺が保証する!!」

おそまつm(_ _)m