NFLイメージ 飛行爆撃vs超対空防御
とうとうきましたAFCチャンピオンシップ、かつリターンマッチ2のコルツ戦。
もといパス攻撃1位vsパス防御1位、新HCvs新HC、殿堂入り確実QBvsルーキQBといろいろな代名詞付きの決戦となりました。

勝てばスーパーボウルに進出するこの一戦に国歌斉唱(巨大星条旗の上を鷹が舞う)から緊張が走ります。

ジェッツはマニングのパスを攻略し、41年振りのスーパーボウルにたどりつけるのか?決戦のゴングです。

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▼第1Q
[コルツ]
ファーストドライブからQB”ペイトン・マニング”をILB”デイヴィッド・ハリス”のサックが炸裂し、攻撃を止める。
滑り出しは好調!

[JETS]
ジェッツのファーストドライブはQB”マーク・サンチェス”は捕まりかけながらも得意のサイドラインギリギリにWR”ジェリコ・コッチェリー”へパスを通して1stDown更新。RB”ショーン・グリーン”のランで敵陣突入。
更にスラントするWR”ブレイロン・エドワーズ”へクイックパスを通して敵陣20yd。しかしランを止められてFGで終了。とりあえずFGで先制・・・・。かと思ったらフィーリーが外す!。
やはりこの舞台は緊張するのか?

[コルツ]
強烈なブリッツでまたもQB”ペイトン・マニング”を捕まえ大きくロスさせる。前回は苦戦したD#陣が今回はOLを突破してマニングに届く。激戦でもまれて強くなったか?

[コルツ]
早いパスでD#を崩しにかかるマニング。WR”ピエール・ガーソン”へパスを通して敵陣突入。
次もWR”ピエール・ガーコン”にロングパスを通して敵陣9yd。もうD#を見切られたか!?
なんとか止めて第1Qは両者無得点で終了。

▼第2Q:0-0
[コルツ]
K”マット・ストーバー”のFGで先制される。TDを許さなかっただけでも儲けもの。
0-3

[JETS]
自陣20ydから攻撃。1stDownからWR”ブレイロン・エドワーズ”へのロングパスを通して一気にエンドゾーンへ一直線!!!タッチダウ~~~ン!!!!奇襲攻撃で見事に逆転。
エドワーズは絶対落球すると思ったぞ!!サンチェスは今日も好調。ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
7-3

[コルツ]
WR” レジー・ウェイン”へパスを通しCB”ダレル・リーヴィス”をかわしてゲインし敵陣突入。アダイのラン。WR”オースティン・コリー”へパスで敵陣 4yd。WR”ピエール・ガーソン”へのパスをCB”ドワイト・ロウリー”がブロック。WR”オースティン・コリー”のTDをギリギリ阻止して3rdDownで残り1yd。
スニークをなんと阻止!!!FGで抑えるが、やはりマニングは強い。
7-6

[JETS]
RB”ショーン・グリーン”のランで突き進み。WR”ブラッド・スミス”のワイルドキャット!!思わずD#が前進するがここはなんとWR”ジェリコ・コッチェリー”へのロングパスで一気に敵陣12yd!元QBって事を皆忘れてたな。(°∀°)b
今日のショッテンハイマーのプレーコールも絶妙。

そしてサンチェス!!ハイプレッシャーを受けながらもまたもTE”ダスティン・ケラー”へTDパスをヒット!!!ブルー一色のスタンド内のわずかなグリーンのファン達が盛り上がる!!!
ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
14-6

[コルツ]
来た!!!RB”ジョセフ・アッダイ”のハンドオフの瞬間をOLB”カルヴィン・ペイス”が強烈なタックル!!このファンブルをカバーしてターンオーバー!!!!!敵陣から再攻撃!

[JETS]
しかし反則と守備に阻まれ、敵陣35ydからFG。48ydのFGを今度は決めて2ポゼッション差。
17-6

[コルツ]
2ミニッツはマニングの真骨頂!WR”オースティン・コリー”へロングパスで一気に敵陣16yd。そしてまたもWR”オースティン・コリー”へエンドゾーンへのTDパスを通される!。
これが怖いんだよマニングは。(;´Д`)ノ
レイブンズと同様に前半終了間際にTDを決めて精神的ダメージを与え、流れを決して渡さないマニング。
17-13

▼第3Q:17-13
[JETS]
WR”ジェリコ・コッチェリー”へサイドラインギリギリのパス(最近これ多いなぁ)
敵陣に入るも52ydのFGチャレンジ。
しかしこれは難しく今日2本目のFG失敗。

[コルツ]
マニングの反撃が続く。WR”オースティン・コリー”とWR”ピエール・ガーソン”の若手レシーバーを巧みに使い分けて1stDwonを更新しまくる。アダイへのスクリーンパスも抜けて敵陣16yd付近。
最後はWR”ピエール・ガーコン”へTDパスをヒットさせて逆転を許す。
これは止めようがないぞ!(;´Д`)ノ
17-20

[JETS]
ホールディングで下げるもTE”ダスティン・ケラー”へのパスで1stDown更新。
しかしWR”ブレイロン・エドワーズ”の落球でパントで終了。この辺がレシーバーの差。

[JETS]
マニングの攻撃を止めて、攻撃が回ってくるがどうやらRB”ショーン・グリーン”はわき腹を痛めて出場できない模様。ラン攻撃が出なくなってくるがWR”ジェリコ・コッチェリー”へのパスで1stDownをかせぐ。

▼第4Q:17-20
[JETS]
この状況下でもサンチェスは落ち着いている。3rdDownにパスを通して1stDownするが、ランが出ないと厳しい。WR”ブレイロン・エドワーズ”へのロングパスも通らずパントで終了。

[コルツ]
ルーキーWR”オースティン・コリー”がやっかい。確実にレシーブして1stDwonを更新する。
さらに痛恨のフェイスマスクで敵陣19yd。
そしてTE”ダラス・クラーク”にTDパスをヒット。これで10点差。ヤバイ。
17-27

[コルツ]
パスを止めるもイリーガールコンタクト。反則自滅パターンもあいまって悪い流れ。
早いパスと硬いOLでブリッツも届かずWR”ピエール・ガーコン”へのパスで1stDownを更新されまくり敵陣12yd。
打つ手はないのか??
敵陣3yd。4th-1ydギャンブル。と思ったらFG。残り2:30で2TDはもう無理か。
17-30

[JETS]
ここでWR”デイヴィッド・クラウニー”がはじいたボールを痛恨のINT!!2ミニッツ。
これはサンチェスは悪くねぇーな。

[コルツ]
JETS最後のタイムアウトを使用。残り1分で攻撃が回ってくるも2ポゼッション差でも最後まで攻撃を続けるが時間切れで試合終了。
善戦するもやはりマニングの壁は大きくここで夢が潰えました。
17-30

2010/01/24 @Lucas Oil Stadium

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
ジェッツ   0 17 0 0   17
コルツ   0 13 7 10   30
Game Stats

▼総評
序盤は先制されるも奇襲攻撃で圧倒。前回苦戦したOLも攻略できたつもりでしが、後半から完璧に修正しあとは押されっぱなし。
CB”ダレル・リーヴィス”がいようと4人のレシーバー全員が主力WRで、パスを散らしまくって止めようがない。
特に若手のWR”オースティン・コリー”とWR”ピエール・ガーソン”はどんなパスにもほとんど対応し、若手とは思えぬパフォーマンス。WR”ブレイロン・エドワーズ”に爪のアカを飲ませたい。
特に前半最後にWR”オースティン・コリー”へのわずか2本のパスでTD取られた事が大きくモメンタムを変えました。

マニングも背中に目がついているかの如く、背後からのブリッツが届く寸前にパスを投げる。早すぎるパスにブリッツも消極的になるしかなく、こうなると完全にマニングの世界が出来上がる。スタッツはパス26/39-377yd獲得,3TD,0INT。これは勝てんわ。

しかし対するサンチェスもパス17/30-257yd獲得,2TD,1INT,と健闘。1INTはレシーバーがはじいたボールなので、シーズン中にINTされまくった事からここ4試合で大きく成長しました。今日もパスは素晴らしかった。

ただ攻撃で残念だったのがRB”ショーン・グリーン”が途中でわき腹を負傷し後半はほとんど出場せず。負傷をかかえるRB”トーマス・ジョーンズ”が出るもランがなかなか出すことが出来なかったので、必勝パターンにハメる事ができませんでした。

ミラクルチームの快進撃もここで終了ですが、前半のリードっぷりはコルツのファンを黙らせて、快進撃はただの運では無く十分に強いチームだということを見せてくれました。

いつもより長いシーズンはこれにて終了。レックス・ライアンは本物であり、途中BUSTかと思ったサンチェスも今後はJETSの中心として長く活躍を期待できそうで、来シーズンは必ずやってくれるでしょう。・・・と言いつつもやっぱり無念(T0T)

NFLイメージ :やはり強いデコ兄貴。
実力差は分かっていたが、ああ憎い。
最初のサックで骨の1本でも折ってやりゃよかった。(`ヘ´#)

NFLイメージ :サンチェスは負けるも序盤でINTしまくった時は情けない表情をしていたのに、プレーオフに入ってからはルーキーとは思えぬ落ち着きぶりを見せていました。
サックから逃げる技術もあり、無理せず投げ捨てる判断力も身につきました。大物のニオイがするので、来シーズンが楽しみです。

[引用:NFL JAPAN]

現地24日、AFCカンファレンス・チャンピオンシップのインディアナポリス・コルツ対ニューヨーク・ジェッツ戦が行われ、コルツが30対17で快勝。 2006年シーズン以来となるスーパーボウル出場を決めた。コルツは前半途中に最大で11点差をつけられたが、後半に入ると攻守でジェッツを圧倒し逆転勝 利を収めた。

コルツのクォーターバック(QB)ペイトン・マニングは、パス39回中26回成功、377ヤード、3TDをマーク。司令塔の大活躍によりコルツは計 461ヤード獲得と、リーグ1位の平均失点、喪失ヤードを誇ったジェッツ守備陣を完全に攻略した。また、2年目のピエール・ガーコンがレシーブ11回 151ヤード、1TD、新人オースティン・コリーがレシーブ7回123ヤード、1TDと、レギュラーシーズンで予想外の活躍を見せた若手ワイドレシー バー(WR)コンビがこの大一番でも見事なプレイを披露。そしてジム・コールドウェルHCは、史上5人目となる新人HCでのスーパーボウル出場となった。

コルツは第2Q最初のプレイでキッカー(K)マット・ストーバーのFGによって先制するが、すぐに相手WRブレイロン・エドワーズに80ヤードTDレ シーブを決められて逆転された。さらにコルツは45ヤードのロングパスで再びビッグプレイを許し、ジェッツにTDを奪われるなど第2Q残り約2分で6対 17と突き放される。しかし、マニングがコリーにTDパスを通し、4点差に追い上げて前半を折り返した。

第3Qコルツは、残り約8分にマニングからガーコンへのTDパスが決まって逆転。そして第4Qに入ってもコルツの勢いは止まらない。残り約9分にタイト エンド(TE)ダラス・クラークのTDレシーブ、残り約2分半にストーバーのFGでリードを13点にまで広げた。そして最後は残り約2分にコーナーバック (CB)ケルビン・ヘイデンがINTを奪い、試合を決めた。

ジェッツは、第2Qに攻守でビッグプレイを成功させ、このQだけで17点を奪取。しかし、後半は0対17と力の差を見せつけられた。新人QBマーク・サ ンチェスは、パス30回中17回成功、257ヤード、2TD、1INTと奮闘したが及ばず。また、守備陣の崩壊に加え、過去2試合で計ラン263ヤードを あげていた新人ランニングバック(RB)ション・グリーンが、試合途中の負傷でラン10回41ヤードに終わるなど、リーグ1位のラン攻撃がわずか86ヤー ドにとどまったのも痛かった。