3試合持ちこたえた事が評価されたのか?
ニュースを見逃してましたが、5日前にこんなニュースがニューヨークポストに上がってました。
GM”マイク・タネンバウム”がS”エリック・スミス”とWR”ブラッド・スミス”のWスミスにtender offerを出す予定のようです。

ここまでは前の記事、FA勉強会2010
の予想どうり。(当然)
しかし、記事の続きに予想外の事が書いていました。

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▼Wスミス
S”エリック・スミス”はS”ケリー・ローズ”の控えですが、ローズが不振の時に4試合先発をつとめ、安定した活躍を見せました。そしてアナリストの予想ではローズはトレードに出されるかもしれないと読んでいます。
なぜかというと、マンジーニ時代の2008シーズンにローズの契約延長が行われましたが、なんせ5年2,000万ドル(約20億2,000万円)に保証を含む、総額3,350万ドル(約33億8,300万円)は高い。
あのころの卍は湯水のように出費しておりました。

“ブラッド・スミス”は元QBのWR。次世代の俊足WRとして期待していましたが、昨年のワイルドキャットブームにのっかってブラスミの役目はワイルドキャット専門となりました。
そしてそのワイルドキャットは今シーズンあたり、相手D#をひっかきまわしました。特にコルツ戦でロングパスを決めたのは記憶に新しいですね。
さらにリターナーとしてもキック・オフ・リターン・TDを決めて活躍。幅広い活躍にこれからも期待できます。

▼クレメンスは残す方向らしい
そして未確定情報ですが昨年、契約延長に失敗したRB”レオン・ワシントン”、ブラウンズから来た落球男WR”ブレイロン・エドワーズ”、そしててっきり切られると思っていたら悲運のQB”ケレン・クレメンス”も現在のところ残す方向のようです。

クレメンスは4年前にドラフト2巡で獲得され、当時のQB”チャド・ペニントン”にはない強肩がウリでしたが、パス精度に波がありパッとせず。2008シーズンにマンジーニはペニントンを先発からおろすために、キャンプの紅白戦ではペニントンに軍配が上がったにも関わらず、クレメンスを先発に指定しました。
だがしかし”ブレッド・ファーブ”の電撃移籍のあおりを食らって、クレメンスはせっかく掴んだ先発からバックアップに逆戻り。

そして今シーズンはドラフト1巡獲得の””マーク・サンチェス”とプレシーズンに先発争いし、2戦目にて破れ(早っ)、シーズン途中からキックのホルダー役を務めました。
しかし、Week12、Week13にサンチェスが負傷のさいに登場。目だった活躍はないもののターンオーバーを奪われずがんばり勝利に貢献しました。
そしてWeek14ではなんと先発で1試合まるまる投げきりました。しかし相手は不振バッカニアーズだったので、ランと堅守で余裕の勝利。QBが”レックス・グロスマン”で勝ててましたねw。

まぁバックアップとしていてもいいかと思っていたら、ところがドッコイ。
次のWeek15でFGのさいにクレメンスは痛恨のホールドミス!!!。これで3点逃して、次のキックもめったに外さないK”ジェイ・フィーリー”が外す。これも何かホールドが怪しかった。
そしてこの試合3本目のFGは、なんとブロックされてしまいJETSは優勢に試合を進めながらもラスト数秒、ファルコンズ”マット・ライアン”に失敗したらJETS勝利の4thDownにTDパスを決められて、大逆転負け。クレメンスのミスが致命的となった試合でした。

個人的には4年もJETSにいて、ルーキーに先発を奪われるとなるとJETSにいる意味がないと思い、FA権を取得のさいに契約しないと思ってました。

クレメンスが残るとなると、戻ってくる説があった”チャド・ペニントン”はJETSに戻ってこない事になりますね。今後もJETSの人事から目が離せませんな(´・ω・`)