彼が昨年の勝利者です↑

スーパーボウルも終わりシーズンオフですが、ここからがNFLの第2のお楽しみ。
知略と陰謀が渦巻く、カードゲームのような戦力増強タイムです。

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2017年 FAの目玉TOP10

初心者のために説明しますと、NFLはチーム戦力の均衡を保つために、全チームで選手と契約に使える総額が同じである「サラリーキャップ制度」が敷かれています。

これにより、どこかのサッカーリーグみたいに金持ちチームだけいい選手ばかり集めて、2強以外は雑魚みたいな事にはならないのです。

限られた金額をどのように割り振って戦力を維持、または、増強するかが難しく、水面下で激しい交渉合戦が行われるわけです。
(さらにドラフトもカードゲームみたいな駆け引き重要となるルールで行われます。)

 

FA交渉の解禁は現地3月7日からですが、ここでNJ.comの記事「NFL free agents 2017 rankings: See the complete list, 1-50」より、TOP10を紹介します。

それでは、カウント~~ダウン!

10位:ジェイソン・ピエール・ポール(Jason Pierre-Paul)[ジャイアンツ/DE]

花火で遊んでいる時に事故って指を切断し、契約延長をパーにするというスゴイ試練を乗り越えて、2016年は活躍したJPPが10位にランクイン。

一体、どんな花火で遊んでいたのか気になるところはさておき、お買い得になるかもしれません。

9位:スティーブン・ギルモア(Stephon Gilmore)[ビルズ:CB]

プロボウルでもインターセプトを見せたギルモアが9位。

野性味あふれるプレーは、JETSのS”カルビン・プライア―”とマッチしそう。欲しいっす!

8位:カライス・キャンベル(Calais Campbell)[カーディナルス:DE]

8年連続で5サック以上、うち5シーズンでは7サック以上を計上しているサックリーダーもFAだ!

今シーズンはQB”キャム・ニュートン”のひざ下にタックルして制裁金を払った事もありました。

31歳という年齢を気にしなければ、全然OKっす!

7位:メルビン・イングラム(Melvin Ingram)[チャージャーズ:OLB]

チーム自体は良くなかったものの、その中で活躍は目立った元ドラ1のイングラムが7位。
ついこの間ドラフトでPICKされたと思ったら、もうFAなんですね。時の流れは速いです。

ロスへ行きたくなけば、移籍だぜ!

6位:アルション・ジェフリー(Alshon Jeffery)[ベアーズ:WR]

NFL.comでは「オルション・ジェフリー」とカナ読みをしているが、まぁどっちでもいいです。
正直、あまり知らないです。NFLは多いですからJETS以外の知識は皆無。

2016シーズン開幕前にベアーズとの長期契約交渉が上手く行かず今年はFAとなりました。かつ、不正薬物の使用により4試合出場停止

個人的にいらないですが、JETSは最近、元ベアーズのO#陣を獲得する傾向があるので取っちゃうかも。
新QBコーチとのつながりで、カトラーがJETSに来るという噂もあるくらいなので。

5位:レベオン・ベル(Le’Veon Bell)[スティーラーズ:RB]

出た!2016-2017シーズンを沸かせた異次元RBのベルまでがFA市場に出ます。

スティーラーズは引き留めに入ると思いますが、プレーオフでの足の負傷が気になりますね。

4位:チャンドラー・ジョーンズ(Chandler Jones)[カーディナルス:OLB]

あれ?パッツからトレードで獲得したばかりじゃ無かったのか?
どうやら1年契約だったらしく11サックも上げた実力は健在。

もしも、カーディナルスが長期契約に失敗したら、フランチャイズタグを貼って流出を阻止するでしょうが、FAの目玉です。

3位:カワン・ショート(Kawann Short)[パンサーズ:DE]

近年2シーズンで計17サックを記録したパンサーズのショートもFA。
ここもパンサーズが流出阻止に動くでしょうが、どうなることやら。パンサーズの戦力維持がかかっていることは確かです。

2位:エリック・ベリー(Eric Berry)[チーフス:S]

2016-2017シーズンも凄まじい活躍を見せたエリック・ベリーもFA。JETSもやられました。

昨シーズンはフランチャイズタグを使って流出を阻止しましたが、今シーズンは長期契約に待ったなしです。

彼がチーフスと決裂した日には壮絶な獲得合戦となるでしょう。

1位:カーク・カズンズ(Kirk Cousins)[レッドスキンズ・QB]

やっとのことでレッドスキンズの先発に定着し、活躍してプロボウルに出場したら直ぐにFA。
このタイミングで痛いのはレッドスキンズ!彼との高額契約は避けられないでしょう。

もしも決裂したら、争奪戦となりQB価格の高騰の引き金となるのは間違いなし。どうなるカズンズ?

 

・・・ということで、だいたい5位から上は確実に引き止めに入ると思うので、他のチームの獲得は無いと思います。

しかし、前年はブロンコスが ペイトン・マニングの後釜として育てた “ブロック・オズワイラー”を、テキサンズが大金を積んであっさり引きぬいたので、何が起こるか分かりません。

全てはお金とエージェントしだい。
JETSには誰が来るのか期待して見守りましょう。