今年は割り込みせず
ドラフト初日終了!ラムズのQB”サム・ブラッドフォード”獲得など、序盤はベタな展開ながらもやはり中盤からイロイロ荒れました。
特にブロンコスがトレードダウンしたと見せかけて、レイブンズに指名権を大量に出して急にトレードアップし、神の子ティーボウを採ったのは意外でした。このままクインは消えるのか、気になるところです。
さて我らがJETSは29位から動かず。しかし前に27位パッツ、28位ドルフィンズとAFC東3連続の最後尾に位置するという最悪のポジションに追い込まれました。そしてその結果は・・・・
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▼CB”カイル・ウィルソン”(Kyle Wilson)
パスラッシャーでもSでもなく、クロマティで埋まったと思っていたCBの”カイル・ウィルソン”を獲得しました。
CB”カイル・ウィルソン”はボイジー州立大学出身。カレッジでは4年先発をつとめAll-WACに2007年から2009年まで1stチーム選出。ALL-Americanの2rdチームにも選出されております。
特徴はとにかく爆発的な加速力。そしてテクニックと視野の広さ、ゲームを読む部分に関して評価されています。加えてリーダーシップにも優れているようです。
弱点は約178cmとドラフト上位のCBの中で身長が最も低い事。フィジカル面で弱いことが指摘されています。
余談ですが、守備の鬼”レックス・ライアン”なのですが守備を指名したのはこれが初。昨年は守備はFA、攻撃はドラフトで補強ときっちり分かれてました。
そしてCBは7位ブラウンズが”ジョー・ヘイデン”を獲得し、パッツ、JETSに続いて最後のセインツもCBを獲得。なんと1巡で4名もCBが出ました。パスが強いチームが猛威を振るう昨今、CBのニーズは思ったより高いようです。
さて、AFC東のライバルの結果は
・9位-ビルズ:RB”C.J.スピラー”
なんとちゅるさんのモックの予想どうり。完全にリンチ放出に向かっているようです。
JETSとしちゃリンチには痛い目にあい続けてるので好都合。
・27位-ペイトリオッツ:CB”デビン・マッコーティ”
これが意外でした。RBやLBなど他にニーズはありそうなのにCB。
ドルフィンズにマーシャル、JETSにホームズが入ったため、その対策としてCBを採りにいったのでしょうか。ベリチックは相変わらず読めん・・・・
・28位-ドルフィンズ:DT”ジャレッド・オドリック”
トレードダウンでJETSの前というポジションに狙ったように降りてきたドルフィンズ。
そして某モックでもJETSが指名すると言われていたDT”ジャレッド・オドリック”を目の前でかっさらいました。JETSは狙いの図星を突かれたのか、JETSの番は長考し、結果CB”カイル・ウィルソン”の指名となりました。ドラフトから既に戦いは始まってるのです。
正直デンバーのティーボウ指名の意図が全く読めません笑
オートンは地味ですが、決して悪いQBでは無いですし、控えにはマクダニエルズがこれから育成するであろうクインとブランドステーターがいます。
ユニットとしてはそれほどQBに困っているわけではないと思うのですが…。
もしかしてデンバーはティーボウをWRかTEあたりにコンバートさせる気なのでしょうか。
同感ですねー。堅実オートンに加えて、HC”マクダニエルス”の弟弟子のクインも引き入れといて、ティーボーとはQBを持てあましています。勢いで取っちゃったものの使い道がないのでコンバートもあると思いますね。
アナリストの予想どうり、ティーボーの獲得はNFLドラフトの歴史におけるひとつの論争となるようです。