さぁNFLに集中しましょ
見事にサッカーワールカップがオフシーズンに被ってくれて、十二分に楽しめました。ご存知、ワタシが応援するドイツは昨シーズンのJETSと同じくBEST4で敗退してしまいましたが、今シーズンのJETSは必ず頂点を取ってくれると信じています。
で、久方のニュースです。ドラフト2巡指名のOT”ヴラド・デュカス”がJETSと正式に契約しました。
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▼OT”ヴラド・デュカス”(Vlad
Ducasse)
マサチューセッツ大出身の”ブラド・デュカス”はドラフト2巡29位(全体61位)で獲得したOT。高額な長期契約であったOT”アラン・ファニカ”をカットするために獲得したと見られています。
デュカスの特徴は見たままの巨体とパワー。しかしフットワークやテクニックに関しては未熟な部分があるらしく、2,3年はサイドライで勉強する必要がある
と、アナリストは述べています。
契約は4年で金額など詳細は現在のところ不明です。
ファニカの抜けたLGの先発を昨年のドラフト6巡で獲得したOT”マット・スローソン”と争います。
これでドラフト組で契約していないのは1巡獲得のCB”カイル・ウィルソン”のみとなります。
▼LT”ドブリカショー・ファーガソン”と6年契約
プロボウルLT”ドブリカショー・ファーガソン”とJETSはこの度、契約を見直し6年6000万ドルの大型契約を結んだと匿名の筋からの情報が流れました。ルーキーシーズンに結んだ5年3750万ドルの契約の5年目でした。
ファーガソンは2006年のドラフト1巡(全体4位)で獲得。QBの背後を守るブラインドサイドとして活躍し、昨シーズンはプロボウルに出場。そして最近ではQB”マーク・サンチェス”とオバマ大統領の会食に出席したことが記憶に新しいですね。
彼はJETSの契約問題四天王の1人でした。残る3人のCB”ダレル・リーヴィス”、C”ニック・マンゴールド”、LB”デヴィット・ハリス”とも早く契約してほしいものです。
DETのOL補強は「全体2位でオクーン(orウィリアムズ)を獲るか?」に話題が集中してましたが、オフに入った時点での評価では、「G(特にこの十年回転ドア状態のLG)が一番の穴」という意見が多かったんです。ただ4月に入ってSEAからロブ・シムズを獲得したので「G渇望論」は一旦収まってはいたのですが、自分的にはアユパティは1巡で消えることが確実視されてたので、実は『デュカス』とKCに3巡(全体68位)で指名されたイリノイの『朝靄』に、密かに懸想しておりました(笑)。
まぁ当然「当たり外れ」はツキモノなんでしょうが、こういった「決して花形LTタイプ」ではない選手に対しても先行投資出来るチームが、強力OLを構築・維持して強豪チームになっていくんでしょうね。
まぁそういう補強戦略が出来る「チーム状態の差」なのか? それとも英断を下せるか否かという「フロントの力量の差」なのか? は判りませんが。
強力なOLは前HCの卍の置き土産なので、そこは卍を評価できますね。
しっかしOLの良し悪しって数字に残らないので難しいです。DLはサックやファンブルフォース等でスタッツに残るのに、OLはパスプロを保ってもQBとWR、DLを押し切ってもRBの数字になりますから。
スローの映像見て初めて「おお!ガボっと道あけたね~~」ってOLの力が分かりますw。
とにもかくにも彼がファニカの抜けた穴を埋めてくれる逸材であることを祈るばかりです。