2006年放送のアメリカの老舗子供番組「セサミストリート」に当時JETSの主要メンバー4人が出演しました。
最近、この動画がyoutubeにUPされている事を他のブログで知ったのですが、この4人とも現在はJETSにいないことに時の流れを感じます。

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▼セサミストリートとJETSのコラボ

エルモに導かれて、さっそうと登場した4人。まさに1世代前のJETSって感じです。
では一人ずつ検証していきましょう。

・#10QB”チャド・ペニントン” (現在:ドルフィンズ)
→長年JETSの司令塔であったにも関わらずブレット・ファーブの電撃移籍のあおりを食らって2008年シーズン開幕直前に突如の解雇。速攻でライバルのドルフィンズに移籍し、前年に1勝しか上げられなかったドルフィンズをプレーオフ進出に導く活躍を見せます。
2009シーズンはまたもシーズン序盤で負傷しシーズンアウト。今年はドルフィンズと1年契約を結びバックアップとして在籍中。

・#87WR”ラヴァニアス・コールズ” (現在:フリー)
長年ペニントンとホットラインを築いてきたコールズも2009シーズンに契約でもめてJETSからベンガルズに移籍。2009シーズンにベンガルズはプレーオフに進出しましたが、コールズは期待どうりの活躍をしなかったため2010年にベンガルズにカットされ、現在は去就が決まっていません。

一時期、JETSが呼び戻す噂もあったのですが、スティーラーズからホームズを獲得したため、その話も消滅しました。

・#07P”ベン・グレアム”(現在:カーディナルス)
2008シーズンWeek2のペイトリオッツ戦で平均27.3ydの悪パントを蹴り、速攻でマンジーニが解雇。
Week3までに別のパンターを雇いましたが、たった1週でこの代役が負傷したためにWeek4のカーディナルス戦で急遽JETSに呼び戻します。
ここでは平均43ydのパントを蹴りますが、マンジーニは飛距離だけで滞空時間の短いパントを気にいらず、この試合が終わったら、またも解雇しました。ヒドイですなぁ・・・・(´д`lll)

しかし、この時の対戦相手であるカーディナルスはグレアムに対して「いいパンターだなぁ~」とマンジーニと逆の評価をし、当時パンターに問題を持っていたため、グレアムと契約します。
グレアムはその後カーディナルスでピンチを救う好パントを蹴り続け、なんとカーディナルスはスーパーボウル出場。グレアムはオーストラリア人で初めてスーパーボウルに出場した選手となりました。

ここでカーディナルスがSB制覇してれば、グレアムは超強運の持ち主だったのですが、結果は知ってのとおり、あと一歩のところでスティーラーズに逆転を許し敗北します。現在2010シーズンもカーディナルスに在籍しております。

・HC”エリック・マンジーニ”(現在:ブラウンズHC)
2006年といえばマンジーニがJETSに就任した1年目でプレーオフに出場し、「マンジーニアス」という造語までできた年でした。
しかし、その後は低迷し2008シーズンに己のキャリアを賭けた大改革をします。極めつけはパッカーズと決裂したブレット・ファーブを電撃トレードで手に入れて、ペニントンを切りました。

しかし、この改革もファーブの失速によりプレーオフすら出場ができない結果に終わり、責任をとってマンジーニはクビになります。2009シーズンはブラウンズのHCに就任し、JETSとはドラフトやトレードでの絡みが多く、切っても切れない仲となりました。